舞阪港の小さな深海魚 大きな口大きな目のソコマトウダイ

カテゴリー │遠州灘のお魚さん舞阪港の深海魚



南浜名湖は海の産地、陸(おか)から見れば水辺線辺りの300mもの深海に網を曳くのが舞阪港の一艘曳き底曳き漁の共榮丸の漁師さんです。

共榮丸は舞阪名物メヒカリや舞阪の甘エビことアカスエビ、アカムツやチョウカなど深海の美魚を穫っていますが、その網に小さな深海の魚たちが混じります。

「ソコマトウダイ」です。

小さな体に大きな目、仲間のマトウダイはお惣菜魚として楽しむ魚ですが、ソコマトウダイは深海に棲む仲間です。



300mもの深海は光も届かぬ深い海、大きな目はエサを見つけられるように、その口はこんなに大きく開いてエサを獲ることができます。

深海の魚の常、エサにならない工夫としてはヒレをトゲのようにしているようです。
ソコマトウダイはこのトゲ状のヒレでこうして手の上に立たせることができます。

舞阪港の小さな宝石、深海のソコマトウダイ、こんな仲間が遠州灘の深みに棲んでいます。

※取材協力:浜名漁協 共榮丸
舞阪港の深海魚
共榮丸一艘曳き底曳き漁
遠州灘のお魚さん
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うまいさかおでん試食会 おいしい笑顔の応援

カテゴリー │☆うまいさかプロジェクト



南浜名湖の元気を発信しよう!全国からやってきて浜松に学ぶ静岡文化芸術大学(食文化研究会)の学生たちが、産地とつながり新しい魅力を創り出す、うまいさかプロジェクトが協力する第一弾として「うまいさかおでん」のプレゼン・試食会が2月22日(日)に開催されました。

13:00からのプレゼンに続き、舞阪協働センターの調理室で開催された試食会がはじまります。

朝から煮込み、支度したうまいさかおでんのデビューです。



大きな鍋に煮込んだうまいさかおでんは、舞阪の海の幸・地産の野菜などを包み・練り込んで舞阪唯一の練り物店「魚秀」が製造を担当しています。

プレゼンで大いに期待していただいたおでんは学生たち、学生たちをサポートした地元浜名っ娘クラブ、うまいさかプロジェクト(米屋武文静岡文化芸術大学教授・魚秀・フードコーティねーター小杉惠、広報として南浜名湖.comが作り上げたものです。
このデビューを応援いただいた満場のお客さまから食後のアンケートでさらに応援いただいています。



うまいさかおでんの開発は第一回目の試食会(静岡文化芸術大学内)・市内田町ハートランドでのプレ試食会を経てこの日を迎えています。
第一回の試食会から市内消費者団体のみなさんも加わっていただき、喜んでいただけるおでんに仕上がっています。



試食会を取材いただき、大きく紙面に取上げていただいたのは地元中日新聞の広中康晴記者さん、開催の翌々日には「うまいさかおでん開発 具材にアサリ天敵や浜名湖産物 大学生ら食で地域盛り上げ第一弾」として掲載いただきました。
感謝いたします。

盛り上がる試食会の様子を次記事でまとめさせていただきます。

※取材協力:静岡文化芸術大学Tmetter 米屋武文先生 浜名っ娘クラブ
うまいさかプロジェクト
静岡文化芸術大学Tmetter
魚秀ホームページ
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おはよう!南浜名湖 明日より春漁の海広がる

カテゴリー │☆おはよう!南浜名湖



遠州灘の幸・浜名湖の幸を水揚げ舞阪港の漁は季節替わり、賑わった冬のトラフグの漁期が終わり、いよいよ明日3月からは活マダイを水揚げするタイ網漁がはじまります。弁天島前を行く浜名湖牡蠣の水揚げも盛り、今月には終了します。
牡蠣にかわりアサリのおいしくなるのもこの時期です。

舞阪から沖に向う漁は土曜の休漁日です。

弁天島のシンボル赤鳥居の脚は瀬の上に立っています。
今日の干潮は8:52分、満潮は13:45分の長潮の海です。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅200mの海道、ここが今切です。
全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

この時期の浜名湖の幸を揃えるのが舞阪しらす干しの「舞阪しらす親分一家」こと丸昌河合商店のみなさんです。
JR弁天島駅から渚園へと向う道の左側の直売店で、しらす干し・浜名湖新海苔・生海苔・浜名湖牡蠣を販売しています。

浜名湖から浜名湖生海苔摘みをおしえてくれるのが、「海その幸」こと氷川丸・白柳水産のみなさんです。



育てながら水揚げする浜名湖の牡蠣はこの時期最大の大きさとなり、旨さが凝縮しています。
奥浜名湖から山のように摘んだ牡蠣を舞阪へ運ぶ漁師さんがいきます。

浜名湖の幸のお買い物お食事に、釣りに春の海の散策へとお出掛けください。

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舞阪港の深海魚 ちょっと怖い姿のシャチブリ

カテゴリー │遠州灘のお魚さん舞阪港の深海魚



南浜名湖は海の産地、陸(おか)から見れば水辺線辺りの300mもの深海に網を曳くのは舞阪港の一艘曳き底曳き漁の共榮丸の漁師さんです。

共榮丸は舞阪名物メヒカリや舞阪の甘エビことアカスエビ、テナガエビことアカザエビなど深海の美魚・美エビを獲っています。
その網には深海の不思議な生き物が混獲されています。

シャチブリです。

面白い名を持つシャチブリはちょっと不気味な姿をしています。全身がゼラチン質という深海の特色を持つ魚です。



深海の魚は全身が鎧に覆われたような魚、目玉が大きい魚、アンコウに代表されるよう大きな口に歯がズラリと並ぶなど産地市場でのみみられる不思議な魚を見つけることができます。

ゼラチン質のシャチブリは鍋にするとおいしいといわれますが、ちょっと手が出ない姿をしています。

舞阪の沖には駿河湾と同様の深みがあり、シャチブリのような姿の魚も棲んでいるのです。

※取材協力:浜名漁協 共榮丸
舞阪港の深海魚
共榮丸一艘曳き底曳き漁
遠州灘のお魚さん
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うまいさかおでん 満場のプレゼンテーション

カテゴリー │☆うまいさかプロジェクト



南浜名湖の元気を発信しよう!全国から集まった学生が4年間浜松に学ぶ静岡文化芸術大学は昨年の「浜名湖のアサリの天敵ツメタガイを食べよう!」の研究・試食会を経て、今年はうまいさかおでんの開発を舞阪地元と共に行っています。

2月22日舞阪協働センターで開催されたプレゼンテーションは昨年に続き担当教授の米屋武文教授の挨拶からはじまります。
4年間学ぶ学生たちが学びの地浜松に何かを残そうと活動をサポートする先生です。



静岡文化芸術大学食文化研究会(米屋ゼミ)はうまいさかおでん開発にあたり「おでんの歴史」から考証します。
おでんは煮込み田楽がおでんに発展し、焼き田楽は今も田楽として楽しまれています。

全国各地の地元おでんを研究し、その中でツブ貝の串に注目し、昨年研究されたツメタガイを串にしてうまいさかおでんに加えています。



定員50人の講座室は埋まりに埋まり、プレゼンがはじまる頃には席を増やすほどのご期待は学生のプレゼンへの期待にあります。

地域に新しいものを生む力は「若者・よそ者・バカ者」だといいますが、全国から浜松に学ぶ若者たちが企画し地域を巻き込む活動には多くのご支援とご期待をいただいています。



開催にあたり、食文化研究会をサポートするチーム「うまいさかプロジェクト」に参加した舞阪唯一の練り物店「魚秀」の岡安社長が語ります。

浜名湖の自慢の練り物種、地産野菜のすばらしさを包みこみ、新しい組み合わせで作ったまいさかおでんの製造物語でした。

学生たちのフレキシブルな発想、浜名湖のすばらしいものの再発見、サポートする私たち大人のプロがよきものにまとめてゆく。
ここに南浜名湖のすばらしさが盛り込まれています。

この後、いよいよ楽しみな試食会へと続きます。厨房では朝から煮込んだ「うまいさかおでん」が湯気を立てています。

※取材協力:静岡文化芸術大学Tmetter 米屋武文先生 浜名っ娘クラブ
うまいさかプロジェクト
静岡文化芸術大学Tmetter
魚秀ホームページ
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おはよう!南浜名湖 2月27日 春漁待つ海

カテゴリー │☆おはよう!南浜名湖



2月末で漁期を終えた舞阪港のトラフグ漁、今日の風波の海は来週からの春漁タイ網漁への期待が膨らんでいます。
今日は底曳き漁も休漁となりました。3月からは多くの船が遠州灘に出漁します。

弁天島のシンボル赤鳥居の脚は瀬の角に立っています。
今日の満潮は11:48分、干潮は19:59分の小潮の海です。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤すわずか200mの海道、ここが今切です。
全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

舞阪港の出漁情報は「舞阪港のお魚屋さん」こと中一水産がおしえてくれます。休漁です。

この時期の浜名湖の幸を揃えるのが、舞阪しらす干しの「舞阪しらす親分一家」こと丸昌河合商店のみなさんです。
JR弁天島駅から渚園へと向う道の左側の直売店で、しらす干し・浜名湖新海苔・生海苔・浜名湖牡蠣を販売しています。

浜名湖から浜名湖生海苔摘みをおしえてくれるのが「海その幸」こと氷川丸こと白柳水産のみなさんです。



弁天島から西側の新居方面を臨みます。広がる海に立つのは浜名湖生海苔の棚、大潮に向って萌えていきます。
週末の楽しみは浜名湖牡蠣を楽しむ三箇所、弁天島浜小屋、新居海湖館、新居関所隣で浜名湖牡蠣を楽しむことができます。
弁天島浜小屋のメニューは3月から牡蠣にかわりアサリにかわります。

浜名湖の幸のお買い物にお食事に、釣りに海辺の散策にお出掛けください。

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舞阪港の深海ガニ トゲが痛いよ イガグリガニ

カテゴリー │遠州灘のお魚さん舞阪港の深海魚



南浜名湖は海の産地、陸(おか)から見れば水平線辺りの300mもの深海に網曳く舞阪港の共榮丸は、舞阪名物メヒカリ、舞阪港の甘エビことアカスエビ、アカザエビにアカムツ・クロムツなどを獲っています。

深海に曳く網にはさまざまな深海の不思議が混獲されています。

イガグリガニです。

舞阪の沖には駿河湾と同様の深みがありタカアシガニなども水揚げされますが、イガグリガニの水揚げは珍しいものです。



落札した丸小水産のご協力で手に乗せてもらえば、びっしりと生えたトゲが痛いほどの硬さ、さらに活きていますからハサミで挟もうとします。

裏返してもビッシリとトゲがみられます。
調べれば小型のタラバガニの仲間だといいますから味はよいと聞きました。

全身ビッシリのトゲを持つその名もイガグリガニが遠州灘の深海に棲んでいます。

※取材協力:浜名漁協 共榮丸 丸小水産
舞阪港の深海魚
共榮丸一艘曳き底曳き漁
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舞阪名物メヒカリ 丸小水産ばあばのオススメ

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん☆丸小水産ばあばのオススメ



南浜名湖は海の産地、春近づく舞阪港は底曳き漁が再開、いよいよ3月からは活マダイ・コウイカなどが揚るタイ網漁がはじまります。

雨の中出漁した底曳き漁の水揚げで賑わった舞阪港で、「丸小水産ばあばのオススメスペシャル舞阪・浜名湖の魚の一年」で協力いただきました丸小水産のばあばにオススメをおしえていただきました。

舞阪名物メヒカリです。

陸(おか)から見れば水辺線辺り、300mもの深海に網を曳く舞阪港共榮丸が水揚げするメヒカリは舞阪名物、大きなものは開いて一夜干しに、小さなものは丸干しにし、軽く炙って楽しむ肴、お惣菜となる魚です。



水揚げされた舞阪港のメヒカリを見れば目が緑色に光っています。
種の名前もアオメエソ、光る目が特徴となっているメヒカリは市場名です。

小さな魚ではありますが深海の魚はうまい脂を持ち、深海の仲間キンメダイやアカムツなどと同様においしい魚です。



水揚げした共榮丸の漁師さんは舞阪港に備えた選別台に魚をあけ、魚種・大きさ別に分けてセリにかけていきます。
丸小水産のばあばは、市場で落札した魚を港に近い直売店で販売しています。

丸小水産(火曜定休)はこんなお店マップはこちらです。

「三月から賑やかくなるよ!」ばあばも期待する春漁が近づいています。

※取材協力:浜名漁協 丸小水産のばあば
舞阪港のお魚さん
丸小水産ばあばのオススメ
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うまいさかおでん試食会 まかないも舞阪づくし

カテゴリー │☆うまいさかプロジェクト



南浜名湖の元気を発信しよう!静岡文化芸術大学食文化研究会(米屋武文教授ゼミ)とうまいさかプロジェクト、浜名っ娘クラブが開発した「うまいさいかおでん」は、2月22日(日)舞阪協働センターで開催したプレゼン・試食会でデビューを果たしました。

13:00からのプレゼン・試食会を前にスタッフは朝9時から準備をはじめました。
うれしいことに、まるで娘や息子のようだとお昼ご飯を心配していただいたのが、浜名っ娘クラブのみなさんです。

家康楽市や舞阪漁港えんばい朝市でお馴染みの舞阪しらすコロッケなどを製造販売する「浜名っ娘クラブ」のみなさんは、舞阪しらす漁の船を持つ親方衆の奥さんたちが、広く舞阪の魅力を知ってもらおうと結成された会、産地の幸・漁師料理を作るお母さんたちです。



子供みたいな学生たちに、腹いっぱい食べさせようというお母さん、うまいさかおでんの煮込みも順調の厨房では学生たちも手伝い、まかない昼ご飯が作られていきます。

旬を迎えた浜名湖の牡蠣フライ・舞阪しらすコロッケ・生海苔の酢・海苔のお吸い物にツメタガイの佃煮「ぎゅっとつめたがい」が並びます。



うまいさかおでんに採用した「さくらめしボール」と同様、ご飯は浜松でハレの日につくるさくらめしに、舞阪しらす干しをトッピング、まさに舞阪づくしのご馳走昼ご飯となりました。



静岡文化芸術大学の学生は近隣・全国から浜松にやってきて4年を学びます。

昨年は浜名湖のアサリの天敵ツメタガイを食べてしまおうとレシピを発表、今年は浜名湖の幸・地産の野菜を使った「うまいさかおでん」を地元と協力して作りあげた学生たち。

「4年学ぶ浜松に私たちがお手伝い・貢献して何かを残したいんです」と言う学生たちの腹をつくろうと、やさしい舞阪おかさんの心尽くしのまかないをいただきました。ごちそうさまでした。

※取材協力:静岡文化芸術大学Tmetter 米屋武文先生 浜名っ娘クラブ
うまいさかプロジェクト
静岡文化芸術大学Tmetter
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おはよう!南浜名湖 2月26日 トラフグ最終漁の朝

カテゴリー │☆おはよう!南浜名湖



春3月はもう目の前、春の雨が降る南浜名湖は広い海面がまぶしい鏡となっています。二月末までの舞阪港のトラフグ漁は、いよいよ漁期の最終日となる模様と「舞阪港のお魚屋さん」が伝えています。

弁天島のシンボル赤鳥居の脚は瀬の角に立っています。
今日の満潮は10:27分、干潮は18:21分の小潮の海です。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅200mの海道、ここが今切です。
全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

舞阪港の出漁情報は「舞阪港のお魚屋さん」こと中一水産がおしえてくれます。
今日はトラフグ最終漁(予想)・底曳き漁が出漁中です。

この時期の浜名湖の幸を揃えているのは「舞阪しらす親分一家」こと丸昌河合商店のみなさんです。
JR弁天島駅から渚園へと向う道の左側の直売店で、しらす干し・浜名湖新海苔・生海苔・浜名湖牡蠣を販売しています。

浜名湖から浜名湖生海苔摘みをおしえてくれるのが「海その幸」こと氷川丸・白柳水産のみなさんです。



来週から三月、舞阪港は活マダイやコウイカなどを揚げるタイ網漁が解禁となります。
好評の弁天島浜小屋は春メニューとして牡蠣にかわり春アサリが登場します。

春雨明るい浜名湖へ浜名湖の幸のお買い物・お食事にお出掛けください。

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