美しい糸を引くイトヒキアジ 鷲津市場生け簀

カテゴリー │鷲津港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の満ち干を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

遠州灘の潮が最も強く出入りする三番筋にあたる鷲津市場は活魚の港、市場横付けの船から市場前の生け簀に多くの活魚が入ります。
その中に美しく長い糸を引くイトヒキアジを見ることができました。

育てば1メートルを超える大魚となるイトヒキアジの幼魚は浜名湖でも育っています。
ちょっとブレていますが短い動画で紹介いたします。



※取材協力:浜名漁協鷲津支所 鷲津市場の漁師さん
鷲津市場のお魚さん

浜名湖の市場・舞阪漁港の水揚げ状況は「毎日更新!海老仙の浜名湖遠州灘の地魚・うなぎの販売」で紹介しています。ご覧ください。

舞阪・浜名湖の自然を毎日紹介する「舞阪の自然を守る会」のブログはこちら。



 

今日は蒸しガニ食べに来て!浜松葵東いそ善大将のオススメ

カテゴリー │鷲津港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

浜名湖の地魚・地エビ・地ガニが集まる浜名湖の市場は雄踏市場が日曜休、鷲津市場が土曜休、それ以外は毎朝開市しています。
市場には仲買さんのほかに、直接目利きして仕入れる料理人さんもやってきます。

今朝の鷲津市場で浜松市葵東にある浜名湖・舞阪の魚を楽しめる「いそ善」の大将が目利きしたカニを見せていただきました。



いそ善の大将は毎朝雄踏市場や鷲津市場にやってきて、その日のオススメ膳の魚やカニ、エビを仕入れています。
今朝の逸品はタイワンガザミのメス、これからの季節内子(うちこ:甲羅の中にある状態の卵)を持つことが期待できます。

持ち重りのするようなカニを選んだ大将、「今日は蒸しガニで楽しんでもらうヨ!」と教えてくれました。

舞阪や浜名湖の幸を盛り込んだいそ膳大将のオススメ、毎朝浜名湖に通う大将の目利きと料理の腕をお楽しみください。

※取材協力:濱名漁協鷲津支所 いそ膳大将

※いそ膳:http://www.at-s.com/gourmet/article/washoku/all/123548.html



 

海に繋がる浜名湖はアジ・カマス・イワシの海

カテゴリー │鷲津港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

遠州灘の潮が最も強く出入りする浜名湖の三番筋(三番鉄橋・西浜名橋)の下を流れる潮に乗ってやってくる魚を浜名湖伝統の小型定置網「角立て網(かくだてあみ)」で獲るのが鷲津市場に水揚げする鷲津・入出・新居の漁師さんです。

今朝の市場に揚がったのはマアジ、初夏から育ちながら水揚げされるマアジは潮に乗って浜名湖を回遊し、やがて遠州灘へと旅だちます。



同じ網にはカマスも入ります。アジと共に育てば開き干しされておいしいアカカマスは黄色いヒレが特徴です。

カマスもアジ同様に大きなものは水揚げされないことからやがて海へと流れ出ていきます。



こちらは同じく回遊魚のマイワシ、育てば体に七つの星が表れる海の魚の代表です。
群れて泳ぐ海の魚がやってくる浜名湖は海の幼魚の育つ海でもあります。

浜名湖は海とわずか200m幅の今切でつながることで豊かな自然に恵まれています。

浜名湖の市場・舞阪漁港の水揚げ状況は「海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」をご覧ください。

※取材協力:浜名漁協鷲津支所 鷲津市場の漁師さん 海老仙
鷲津市場のお魚さん




 

浜名湖鷲津市場にキス、タチウオ・新イカ揚がる

カテゴリー │鷲津港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

遠州灘は台風の残した波や風の治まり待ち、それでも浜名湖の漁は豊か、今朝は鷲津市場が開市しました。

遠州灘の潮が最も強く出入りする鷲津海域の幸をあげる鷲津市場は出漁船も少なかったものの、豊かな潮に乗ったキス(シロギス)が揚がっています。



釣りで狙われるキスは専門漁がないため、浜名湖伝統の小型定置網「角立て網(かくだてあみ)」漁にかかるもののみ、浜名湖は海の魚たちが回遊し育ち、網に混獲されています。



浜名湖の網にはタチウオもかかります。60センチほどの小型ですが、漁師さんに聞けば網に入るタチウオは多いとか。
浅い浜名湖には遠州灘の深みに済むタチウオもやってきています。

同じカゴにはヒラメや浜名湖で孵化して育つモンコウイカの新イカも登場しはじめています。

明日は鷲津市場は定休漁日、雄踏市場が開市します。

浜名湖の市場・舞阪漁港の水揚げ状況は「海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」をご覧ください。

※取材協力:浜名漁協鷲津支所 海老仙
鷲津市場のお魚さん




 

浜名湖鷲津市場 いそ膳大将のシロギス

カテゴリー │鷲津港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

遠州灘の地魚を揚げる舞阪漁港は明後日16日(木)まで夏休みが続きますが浜名湖の市場は昨日が雄踏、今日と明日15日が鷲津市場が開市しています。

今朝の鷲津市場でお会いしたのは浜名湖料理の”いそ膳”の大将です。

毎朝葵東のお店から浜名湖の市場へ、舞阪漁港でと直接目利きした魚でランチ・食事をさせてくれる地魚専門の店です。
大将の今朝のオススメはシロギスです。



遠州灘の潮が最も強く出入りする鷲津市場の海域に揚がるシロギスは透きとおる鮮度を持つ浜名湖の逸品です。

「限定数だけどフライにしても塩焼きでもおいしいよ」、今日のいそ膳で楽しめそうです。

いそ膳:浜松市中区葵東3-4-5 電話:053-437-2223

※取材協力:浜名漁協鷲津支所 いそ膳大将
鷲津市場のお魚さん




 

浜名湖鷲津市場 浜名湖の幸はカンコウの中

カテゴリー │鷲津港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

漁師さんの船は小さい船も大きな船もデッキ下にカンコウ(カンコ)と呼ぶ生け簀が備えられています。

日曜開市の浜名湖の鷲津市場には、カンコウに活魚を満たした漁師さんが水揚げにやってきます。



鷲津市場は鷲津・新居・入出の漁師さんが水揚げする産地市場、遠州灘の潮が最も出入りする潮通しのよい海域から多くの活魚を水揚げしています。

飛沫(しぶき)を揚げる活魚たちは市場の華、タモですくいあげた活魚が市場を賑わします。



漁師さんのボウラ(水揚げ用のカゴ)を覗いてみましょう。

今朝の水揚げはヒラメ、ボラ、セイゴ(スズキの幼魚)、マンタイ(ヘダイ)にカンパチなど、今日は人気の浜名湖のマダコも豊漁、マダコは浜名湖に多いエビやカニを食べて育つことから味が濃いといわれ人気があります。

市場に通えばこうして漁師さんの船のカンコウから飛沫をあげて水揚げされるこの季節の幸を見ることができるのです。

浜名湖の市場・舞阪漁港の水揚げ状況は「海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」をご覧ください。

※取材協力:浜名漁協鷲津支所 鷲津市場の漁師さん
鷲津市場のお魚さん




 

浜名湖鷲津市場は海の小魚の水族館

カテゴリー │鷲津港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

遠州灘の潮が広い浜名湖を潤す潮の道は三本、浜松方面から西へ一番・二番・三番と呼ばれる鉄橋の下を流れ入り、海へと流れ出しています。

その最も強く出入りするのは三番、新弁天から新居につながる西浜名湖橋の下の三番筋です。

深さがあり潮の出入りが強いこの海域は海の魚の通り道、鷲津市場には多くの活魚が水揚げされています。

市場の外に設備された海水掛け流しの仮生け簀は競りまでの時間、魚を活かすもの、覗けばこの季節に三番筋を泳ぐ魚たちを見ることができます。

この写真にはキビレ、カンパチ、アブ(ブリの幼魚)にマンタイ(ヘダイ)、先日紹介したホウボウなどを見ることができます。



浜名湖の魚は主に伝統の小型定置網「角立て網(かくだてあみ)」に入り、混獲されています。

二番目の籠の中を泳ぐのはご存知緑色の背に縞模様を持つサバです。遠州灘に網曳く船が水揚げするサバ、その幼魚は浜名湖に泳ぎ入り、ここではその泳ぐ姿を見ることができるのです。



三番目の籠の中は浜名湖に産卵にやってくたモンコウイカ、既に春遅くから産卵がはじまり今はその終盤となっています。
魚はもちろん、イカの泳ぐ姿も見ることができます。

浜名湖は海の産地、その幼魚たちはエサが豊富で静かな浜名湖をゆりかごに育ち、その活きて泳ぐ姿を鷲津市場で見せてくれています。

※取材協力:浜名漁協鷲津支所 鷲津市場の漁師さん
鷲津市場のお魚さん




 

浜名湖鷲津市場は活魚の水族館

カテゴリー │鷲津港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

遠州灘の潮が最も大きく出入りする三番筋にあたる鷲津市場は活魚の港、市場の外の仮生け簀に競りを待つ活魚を見ることができます。

このカゴに入っているのは青緑の背をした魚、市場では「アブ」、「アブコ」と呼ばれるブリの幼魚です。エサが豊富な浜名湖に泳ぎ入り、育ってまた遠州灘へ旅だち、イナダ、ブリと育っていきます。



こちらは手前のアブコ以外はサバコ、サバの幼魚です。浜名湖伝統の小型定置網にはさまざまな魚が混獲され、こうして市場までやってきます。サバが泳ぐ様子を見られる鷲津市場です。

遠州灘でこの季節獲れるサバ、その子は浜名湖でも育っています。



こちらは浜名湖の五目釣りでも楽しむヘダイです。マンタイとも呼ばれる小型のタイはちょうど皿サイズが多く水揚げされています。

臭みもなく淡泊な白身はさまざまな料理で楽しめます。



遠州灘から産卵のためにやってくるモンコウイカもこの時期活イカで見ることができます。
活コウイカやモンコウイカの泳ぎを見ることができるのも鷲津市場の魅力です。

鷲津市場は活魚の港、海の魚が泳ぐ姿を見ることができる浜名湖内の市場です。

浜名湖の市場・舞阪漁港の水揚げ状況は「海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」をご覧ください。

※取材協力:浜名漁協鷲津支所 海老仙
鷲津市場のお魚さん




 

浜名湖鷲津市場は活イカの港、生け簀を泳ぐモンコウイカ

カテゴリー │鷲津港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

春四月からはじまった遠州灘から浜名湖へのモンコウイカ・コウイカの泳ぎ入りは産卵のためにあります。

浜名湖に多い藻場(アマモなどの林)に卵を産み付けにやってくるイカたちが浜名湖の定置網などにかかり、市場にやっています。



浜名湖の鷲津市場(浜名漁協鷲津支所)は遠州灘の潮が最も強く出入りする三番筋(浜名湖の最も西の西浜名橋下を出入りする)にあたり、活魚が多く水揚げされています。

市場の外の大きな仮生け簀は競り時間まで魚を活かしておく施設、掛け流しの海水の中にカゴに入った活魚たちが泳ぐのを見ることができます。

今朝の生け簀は豊漁だったモンコウイカのまるで水族館、泳ぐモンコウイカを動画で撮影してきました。



イカの泳ぎは面白いもの、大きな胴の中に水をため、一気に吹き出して泳ぎ、またモンコウイカは胴の周りのヒレを上手に使って前進などができます。

早朝の市場はイカの水族館を楽しめるところでもあります。

浜名湖の市場の水揚げ状況は「海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」でご覧ください。

※取材協力:浜名漁協鷲津支所 鷲津市場の漁師さん
鷲津市場のお魚さん




 

活かしコウイカの鷲津市場はコウイカ・モンコウイカの水族館

カテゴリー │鷲津港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

浜名湖の幸が集まる浜名湖の鷲津市場(湖西)は遠州灘の潮が最も強く出入りする三番筋にあたる市場、月曜から日曜(土曜定休)まで早朝に競りを行っています。
鷲津・雄踏市場の様子はこちらです。



この季節遠州灘から浜名湖の藻場(アマモなど海草の林)に産卵にやってくるモンコウイカ・コウイカを活かしたまま水揚げする鷲津市場は活魚の港。

市場の外に大きな生け簀を持ち、競りがはじまる・途中で生け簀のカゴの中を泳ぐイカを見ることができます。



この生け簀で活かしたイカがカゴに入れられて競りにかけられます。

コウイカ・モンコウイカは別名スミイカと呼ばれるほど大量のスミを持ち吐きます。刺激すると驚くほど遠くまで届くほどのスミを吐きます。

活かして並ぶイカは「フカッフカッ」と音を立て、胴を膨らめて今にもスミを吐きそうで注意が必要です。

時に大漁のスミが飛び、真っ黒になることもしばしばあります。※市場に見学に来るならばこれを注意し、覚悟しなくてはいけませんぞ。

浜名湖を泳ぎ産卵場所を探すコウイカたち、その泳ぎを鷲津市場の生け簀で見ることができます。

※取材協力:浜名漁協鷲津支所 鷲津市場の漁師さん
鷲津市場のお魚さん