舞阪漁港漁新丸のコウイカ水族館はじまる

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港の春タイ網漁は真っ赤な桜ダイと共にコウイカを水揚げしています。

春と共に遠州灘に寄せてくるコウイカ類は浅瀬や浜名湖に泳ぎ入り産卵します。

そのコウイカを水揚げするタイ網漁(シラス漁兼業)の漁新丸のみなさんが美しいコウイカ水族館を見せてくれます。



コウイカは別名スミイカとも呼ばれ大量のスミを吐くために真っ黒になって水揚げされるものですが、大きな樽に活かしたまま水揚げする漁新丸の漁師さんは海水を掛け流して活コウイカの生態を見せてくれます。

これが漁新丸コウイカ水族館です。



遠州灘から小さな樽の海へ、浮いたり沈んだりのコウイカは色を変え体の周りをネオンのように光らせます。

コウイカには釣り人伝説があり、浜名湖に産卵のために泳ぎ入るときっと番い(つがい)で泳ぐといわれます。
1パイをルアーで釣りあげると必ず近くにもう1パイいて、2ハイを狙うことができるそうです。



漁新丸のデッキにはもうひとつの掛け流しの樽には大きなタカアシガニが浸かっています。

洋上で水揚げしたカニやイカを丁寧に扱い水族館を見せてくれます。春のタイ網漁水揚げの楽しみです。

※取材協力:浜名漁協 漁新丸のみなさん
舞阪港のお魚さん




 

舞阪漁港サワラ これで切り身が何人分?丸小水産のばあば

カテゴリー │☆丸小水産ばあばのオススメ



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港から春漁にフル出漁した昨日、豊漁の海から大きなサワラが獲れています。

魚屋人生54年、舞阪漁港の誰もが「ばあば!」と呼び慕う丸小水産のばあばが持つのが春の遠州灘を高速で泳ぎまわるサワラです。

春と共に遠州灘に寄せてくるシラスやイワシ、群れる魚を追ってエサにするのがマダイやサワラが春漁の網にかかります。



細長い魚だから狭(さ)腹(はら)でサワラ、幕の内弁当に入っているあのおいしい小さな切り身魚の正体がこの魚です。

刺身になるほか、このサワラでどれだけとれるでしょう、お弁当のおかずのひとつになるのです。



昨日の漁はマダイやクロダイが豊漁のほか、遠州灘の深海に網を曳く底曳き漁が豊漁、舞阪の甘エビとも呼ばれるきれいなアカスエビが獲れています。

食卓に山と盛って手でパリンパリンと殻を剥いて楽しむアカスエビをばあばはキロ単位で売っています。
甘いその味がまた春を感じる、春がやってきた舞阪漁港でした。

丸小水産(火曜定休)はこんなお店マップはこちらです。

※取材協力:浜名漁協 丸小水産のばあば
丸小水産ばあばのオススメ
舞阪港のお魚さん




 

舞阪漁港 アンコウ鍋作るよ!葵東のいそ善の大将

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港の午後、春漁揃って出漁した船が次々と水揚げに戻ってきます。

そこで大きなアンコウを手に入れたのが、浜松市中区葵東の浜名湖の幸・地魚が味わえる評判店「いそ善」の大将です。

とびっきり食堂で紹介されたいそ善

じつは4月からはじまる浜名湖の雄踏漁港市場でいつもお世話になっている大将は、市場で直接目利きして魚を仕入れています。
どう料理するんだよ、こんな味だよと教えてくれる師匠のひとりです。



いそ善の大将が目利きしたのは大きなアンコウ、じつは明日のご予約のお客様のおまかせ料理で鍋にして楽しんでもらうのだそうです。

浜名湖の市場や舞阪漁港市場に出向いてよいものを選ぶ大将はファンを多く持っています。



さあ!急いで戻ってひと仕事するよ!という大将、これほど大きなアンコウに腕が鳴るといいます。

春のマダイの桜ダイ、ヒラメなどと共にどっこいしょ!と大アンコウを積んだ大将の店をお訪ねください。

※取材協力:浜名漁協 いそ善の大将
舞阪港のお魚さん




 

おはよう!南浜名湖 3月29日 春漁全漁出漁の海

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん



春の風波に阻まれ休漁が続いていた舞阪漁港から久しぶりに出漁の海、活マダイのタイ網漁・サヨリ漁、深海の幸を揚げる底曳き漁にアカムツ釣り漁が揃って出漁の朝です。

弁天島のシンボル赤鳥居の脚はたっぷりの潮に洗われています。
今日の満潮は6:34分、干潮は12:59分の大潮の海です。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅200mの海道、ここが今切です。
全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

舞阪港の出漁情報は「舞阪港のお魚屋さん」こと中一水産がおしえてくれます。出漁しています。

新たに遠州灘・舞阪・浜名湖の幸を紹介してくれるのが「海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎ」こと海老仙のみなさんです。
舞阪・浜名湖の市場の情報、通販まで広く紹介してくれています。

舞阪しらす漁を出漁情報・競り場・しらす加工場からおしえてくれるのが「舞阪しらす親分一家」こと丸昌河合商店のみなさんです。
出来たてのしらす干しはJR弁天島駅から渚園へ向かう道の左側の直売店で販売しています。

洋上からしらす漁を、浜名湖から浜名湖海苔摘みを、をおしえてくれるのが「海その幸」こと氷川丸のみなさんです。

舞阪自慢のひものを作るのが干物のキモチ 『カネサン竹中水産の日常』のみなさんです。

舞阪港にあがるトレトレの魚を舞阪中学校隣の加工場で加工・販売しています。
月2回のカネサン朝市は地元のお母さんも集まる人気朝市となっています。



赤鳥居を臨む弁天島海浜公園前を行く舞阪牡蠣漁師さんの船が今年最終期の牡蠣を運んでいきます。

最も太り大きくなった浜名湖牡蠣の食べ納めをお楽しみください。

舞阪漁港の幸、浜名湖牡蠣・浜名湖海苔のお買い物・お食事に釣りに海辺の散策にお出かけください。

おはよう!南浜名湖




 

舞阪漁港えんばい朝市2017 今年は4月から!4月15日開催

カテゴリー │舞阪漁港えんばい朝市2017



南浜名湖は海の産地、舞阪漁港を解放して毎年5月から8月の4回開催していました「舞阪漁港えんばい朝市」が今年から日程変更、来月4月から7月の4回開催となりました。

今年度のパンフレットでご覧のとおり、初回は4月15日(土)、以降5月20日(土)、6月17日(土)、7月15日(土)のそれぞれ午前7時販売開始、10時販売終了となりましたのでご予定ください。



舞阪漁港えんばい朝市といえばご期待の生しらす販売、今年のシラス漁も3月21日に解禁となり、1年で最も美しいといわれる春シラスが今後獲れることを期待されています。



えんばい朝市の開催日程や直前情報などは事務局である浜名商工会舞阪支所が運営する「舞阪漁港えんばい朝市公式ホームページ」に掲載されていきます。今後チェックをお願いします。

舞阪漁港えんばい朝市公式ホームページ:http://enbaiasaichi.webcrow.jp/



今年も生シラスをはじめ舞阪の海産物・加工品、近隣の自慢の産物などを集めて賑やかに開催いたします。

4月の舞阪漁港はマダイやクロダイなど遠州灘の幸が水揚げされ、浜名湖の市場も開場され多く海の幸が揃います。



えんばい朝市の魅力は販売だけではありません。朝ご飯抜きで来場されるみなさんに揚げたて焼きたての料理で楽しんでもらおうと舞阪お母さんたちが迎えてくれます。

今年は4月からはじまる舞阪漁港えんばい朝市、お知らせが遅れています。口コミください。

舞阪漁港えんばい朝市公式ホームページ
えんばい朝市2016(静岡文芸大参加)の様子
えんばい朝市2015年の様子
えんばい朝市2014年の様子
えんばい朝市2013年の様子
えんばい朝市2012年の様子
えんばい朝市の出店者たち




 

春は魚の産卵の季節 金色の卵はだれの卵

カテゴリー │雄踏港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

浜名湖の幸が集まる鷲津市場は4月2日(日)から、雄踏市場は3日から新年度の水揚げがはじまります。

浜名湖の主な漁は伝統の小型定置網「角立て(かくだて)」で行われます。
角立ての漁期は4月1日から翌年の1月15日まで、初日は設置日、最終日は撤去日のため、2日からが実質的な水揚げとなります。

春は魚たちの産卵の季節、水揚げした魚が漁師さんの網で船の上で美しい卵を見せてくれることがあります。



浜名湖にはアマモなどの海草や海藻が茂る藻場が広くあり、多くの魚やイカや海の生き物の産卵場となります。
そして稚魚のゆりかごとなって育みます。



この金色の卵は浜名湖に泳ぎ入るサヨリの卵です。

浜名湖の市場開きまで1週間、今年も多くの海の不思議を見ることができる市場からお伝えいたします。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所
雄踏港市場のお魚さん




 

おはよう!南浜名湖 浜名湖の漁はじまりまで1週間

カテゴリー │☆おはよう!南浜名湖



3月の最終週のはじまり、桜を待つこの週は4月解禁の浜名湖の漁のはじまりを期待を持って待つ週となります。

舞阪漁港はシラス漁が解禁となり春漁揃い、やがて来る黒潮のカツオ漁への期待をあげています。

弁天島のシンボル赤鳥居の脚は潮に洗われています。
今日の干潮は11:16分、満潮は16:54分の大潮の海です。



空の雲が散らす光で海を鏡のようになる南浜名湖は曇りでも雨でも明るいところ、最終期となった牡蠣船が行きます。

浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅200mの海道、ここが今切です。
全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

舞阪港の出漁情報は「舞阪港のお魚屋さん」こと中一水産がおしえてくれます。休漁です。

新たに遠州灘・舞阪・浜名湖の幸を紹介してくれるのが「海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎ」こと海老仙のみなさんです。
舞阪・浜名湖の市場の情報、通販まで広く紹介してくれています。

解禁となった舞阪しらす漁を出漁情報・競り場・しらす加工場からおしえてくれるのが「舞阪しらす親分一家」こと丸昌河合商店のみなさんです。
出来たてのしらす干しはJR弁天島駅から渚園へ向かう道の左側の直売店で販売しています。

洋上からしらす漁を、浜名湖から浜名湖海苔摘みを、をおしえてくれるのが「海その幸」こと氷川丸のみなさんです。

舞阪自慢のひものを作るのが干物のキモチ 『カネサン竹中水産の日常』のみなさんです。

舞阪港にあがるトレトレの魚を舞阪中学校隣の加工場で加工・販売しています。
月2回のカネサン朝市は地元のお母さんも集まる人気朝市となっています。



この時間雨はまだない弁天島海浜公園です。赤鳥居を臨む公園は海覗きやビーチで春を楽しむところです。

舞阪しらす干し・浜名湖牡蠣・浜名湖生海苔のお買い物・お食事に釣りに海辺の散策にお出かけください。

おはよう!南浜名湖




 

舞阪漁港 春シラスを待つ港 

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪と新居は、遠州灘のシラスを獲り全国に誇るしらす干しに加工する地域です。

どの漁にも漁期がありますがシラス漁は毎年3月21日に解禁され、翌年1月14日で終了します。
新年度のシラス漁が解禁された舞阪・新居のシラス漁師さんはこれからの季節遠州灘に寄せてくるシラスを追います。

両港合わせれば100艘を超える大船団が遠州灘に網を曳きます。



舞阪・新居漁港のシラス競り場に横付けして水揚げする船から降ろされるのはボウラと呼ばれる籠容器いっぱいに入ったシラス、水揚げ漁はボウラの数で表され、「1000ボウラ超えた」、「500ボウラ揚がった」などと漁模様を伝えます。



洋上で揚げたシラスを漁師さんはボウラに氷を混ぜてつめています。
港で水揚げする頃には氷もほぼ溶け、余計な水が流れだして正味シラスだけとなります。

競りはひと網ごとのボウラの数で行われます。水揚げした海域ごとでシラスの大きさや色などが変わります。
このボウラの重さは30kg以上あります。



春シラス漁がはじまれば待ち望まれるのが「大獲れ」と呼ばれる豊漁、舞阪漁港の広い競り場に青いボウラが見渡す限りに並べば大獲れ、午後までかけて競りが行われ、舞阪の活気が多いにあがります。



ボウラを覗けば透きとおるようなシラス、海域により大きさや色が変わります。

競り場でシラスを落札するのは舞阪のしらす干し販売の名店のみなさん、競り落としたシラスは待っているトラックにのせられて加工場で加工がはじまります。新鮮をリレーする漁師さんと加工業者の連携が全国に誇るしらす干しができる所以です。

春シラス漁本格となるこれから、舞阪漁港を埋める青いボウラの数が増えれば舞阪の景気が上がっていきます。

※取材協力:浜名漁協
舞阪港のお魚さん




 

舞阪漁港タイ網漁の少量魚たち イナダ・サワラ・シラカワ・アンコウ

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪の春、シラス漁の解禁で春漁が揃い、活気が上がっています。

この時期の漁は活マダイ・クロダイ・マダカ(スズキ)などを揚げるタイ網漁、サヨリ漁・高級魚アカムツ(ノドグロ)漁・底曳き漁にサヨリ漁、そしてシラス漁が出漁しています。

その水揚げの中には巨魚が見られます。イナダです。

イナダとはブリの子、ブリは出世魚でワラサやイナダ、ハマチなどの魚は全てブリの子を呼ぶ名前、丸々とした体に緑に黄色のラインを持つ美しい魚です。ブリは日本海側で獲れるものだと思われがちですが、イナダ級のものが舞阪にも揚がります。



舞阪に揚がる巨魚といえばサワラ、さかなへんに春と書いて「鰆」を表しますが、舞阪ではむしろ冬の魚、春のタイ網漁にもかかり育てば1メートルを超えるほどの大きさとなります。

幼魚をサゴシと呼んでいます。



先日行われた近代縄と呼ぶはえ縄漁にかかったのが珍しい「シラカワ」です。

夏の舞阪を賑わすアマダイはほとんどがアカアマダイですが、シラカワはシロアマダイのこと、アカアマダイより大きく育ち独特な白い色を持つ高級魚です。



冬には200mもの深海に網を曳く底曳き漁にかかるアンコウは春のタイ網漁の網にかかります。

深海魚の代表とも思われるアンコウは春に産卵期を迎えて浅い海にあがってきます。
そして春漁の網にかかります。

春漁揃った舞阪漁港は次なる漁へと期待を膨らませていきます。この時期から待つカツオ漁です。

舞阪漁師さんが最も好きだというカツオ漁で舞阪モチガツオが上がる春が近づいてきます。

※取材協力:浜名漁協 
舞阪港のお魚さん




 

遠州灘の珍味ノレソレ・オビウオ・アオリイカ 丸小水産ばあばのオススメ

カテゴリー │☆丸小水産ばあばのオススメ



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港から新年度のシラス漁が出漁、初漁となりました。

シラス漁は初日の水揚げは少なかったものの、その網に珍しい遠州灘の珍味が混ざりました。

魚屋人生54年、舞阪漁港の誰もが「ばあば!」と呼び慕う丸小水産(まるこすいさん)のばあばにまずはアオリイカを見せていただきました。



春と共に遠州灘にやってくるイカはコウイカ類とアオリイカ、どちらも長い胴を持つ身厚で刺身でおいしいイカです。

特に大きく育つアオリイカは目の周りに青いシャドウをつけた美しいイカです。



シラス漁の網にかかったのが珍しい「ノレソレ」、透きとおっているためにはっきりと写せませんが、ノレソレとはアナゴの幼生レプトケファルスのことです。

舞阪ではオビウオとも呼ばれています。

関西方面では酢醤油やポン酢で楽しむというノレソレが舞阪に登場です。

ばあばの店や舞阪ものを扱う魚屋さんでお求めください。

丸小水産(火曜定休)はこんなお店マップはこちらです。

※取材協力:浜名漁協 丸小水産のばあば
丸小水産ばあばのオススメ