「月とスッポン」は満月の日 山本亭

カテゴリー │浜名湖料理 山本亭



浜名湖の食の楽しみは浜名湖産の幸にあります。

弁天島の「山本亭」と「魚河岸太助」は兄弟店、それもそのはず山本
亭の山本幸介さんと、太助の秀二さんはご兄弟、斜め向かい合わせ
の店で浜名湖の幸を提供するお店を運営されています。

魚河岸太助に続いてお兄さん山本幸介さんを「山本亭」に訪ねました。

「この店山本亭は、舞阪駅前にある山本亭(うなぎの名店 山本会長
のご実家)から暖簾を分けたお店なんですよ」
にこやかな笑顔で幸介さんがお話されるお店は、JR弁天島駅から車
で数分のところにあります。

「この季節は舞阪でよい鯛が獲れはじめ、サヨリもおいしい、三月末
からいよいよ雄踏・鷲津の漁がはじまります。腕が鳴りますよ」



山本亭はもちろん活魚料理が自慢、雄踏・鷲津の浜名湖の幸を一番
に手にいれるという幸介さん、三月からは稚アユ、ヒラメ、車海老と次
々に提供しますよと春待ちの心を話していただきました。

「基本的に料理の品書きは兄弟店の「魚河岸太助」と同じですが、太
助は午後に休憩時間をとりますが、連携して山本亭は休憩なしで浜名
湖をお訪ねのお客さんの期待をうらぎりません」

じつは弁天島周辺の食事ではお昼が遅くなったお客様が迷うことが多
いのです。山本亭ならばどの時間でも食事を楽しめます。



季節を問わずスッポン料理が楽しめるのが山本亭の魅力、スッポンは
鍋のイメージがあり冬のものと思われがちですが、山本亭ではどの季
節でも楽しめる。夏のスタミナのためにもスッポンをと提供しています。

「じつはスッポン料理の割引日があるんです。名づけて月とスッポン!」

冗談かと思いましたら、割引日は旧暦の15日(満月)の日としています。
満月の日の弁天島山本亭でスッポンをいただく。
企画も名前も面白い企画を持つ山本亭です。

「こんな大きなスッポンですから、二人から四人までがオススメです」

子供の頃から親父について市場に行っていたという山本幸介さんの
浜名湖の幸の魅力のお話は次回に続きます。

山本亭のマップはこちら



 

弁天島 浜名湖の海の香り 山本亭

カテゴリー │浜名湖料理 山本亭



「JR弁天島駅に降り立つと空気の匂いが違うんですよ」

弁天島で浜名湖料理の「山本亭」を経営する山本幸介さんは、六年
の修行時代(京都吉兆)から戻る度に、浜名湖はいいなあと深呼吸を
して降り立ったと話します。

「子供の頃から親父(山本会長)について市場に行っていましたよ」
と市場が開く日は毎日鷲津・雄踏市場に通う幸介さんは言う。

「弟の秀二(斜め向かいの魚河岸太助)と鷲津・雄踏へ、弟は休憩時
間を使って舞阪港市場(午後)にも行きます。二店でよい魚を見逃しま
せん。」



「テレビなどの取材ですっぽん・ふぐなどが紹介されますから高級店
のように思われますが、ファミリーでお子さん連れも歓迎のお店です。
得意のうなぎ料理のほかに、活魚を足していただいたりと、うなぎ屋
さんでは組み合わせられない浜名湖の幸を召し上がっていただけます」

浜名湖と言えば「うなぎ」となりますが、一緒に車海老や、季節の魚
を選べば、旬がひとつのテーブルに並びます。

浜名湖で遊べば、昼時間外の食事となることが多くありますが、休憩
時間のない山本亭ならば家族で浜名湖の幸を満喫できそうです。



「海の幸も豊かですが、浜名湖ものと呼ぶ鷲津・雄踏の幸は豊富な
湖内のプランクトンからの食物連鎖で味がよいものが多いんです」
と幸介さんは、市場で一番のものをお品書きに並べている。

「浜名湖をお訪ねの人が、山本亭で浜名湖の食物連鎖の一番上に
なっていただきたい」

三月末からの舞阪・鷲津・雄踏そろい踏みで幸をあげる季節を待つ
山本亭の主人、幸介さん。
次回は、漁師料理の山本亭についてお話を伺います。


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山本亭:静岡県浜松市西区舞阪町弁天島3221−10 053-592-2485



 

浜名湖料理を楽しむ 山本亭

カテゴリー │浜名湖料理 山本亭



4月から弁天島の潮干狩りもはじまる南浜名湖弁天島、浜名湖
の楽しみはやはり食にあります。

「浜名湖料理」を提供する兄弟店、山本亭・魚河岸太助は兄と弟
が経営するお店、お兄さんの山本幸介さんに浜名湖料理の魅力
をお聞きしています。

「山本亭の料理は漁師料理の延長でありたいと任じています。」

「浜名湖のある静岡県遠州の味はちょっと濃い目、浜名湖料理と
は新鮮な海・浜名湖の二つの海の幸の楽しみ方を知る、漁師さ
んが家庭で食べるおいしい魚の料理方をアレンジして提供する
ものです。」



「浜名湖もの」と呼んでいる魚たちはヒラメにしてもスズキにして
も味やうまみが深いもの、浜名湖の実力を楽しんでいただたいの
です。」

山本亭と斜め前の魚河岸太助は山本亭の山本幸介さん、太助の
秀二さん
の兄弟が力を合わせ、浜名湖を期待するお客さまに「浜
名湖もの」を使った「浜名湖料理」を楽しんでいただく店。

二店はお品書きをほぼ同じくし、調理スペースの都合から「ふぐ」
のみは太助が担当しています。



休憩時間をつくらない山本亭は取材中の午後にもお客様が浜名
湖の味を期待して来店されます。

お店の広さより広いほどの厨房を持つ店が、うまいものを提供する
の法則どおり、きれいに清められた厨房に幸介さんが立って行く。

仕入れでも雄踏の海老仙の加茂さんと力を合わせて最高の幸を
手に入れていますという幸介さん。


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じつは海老仙の先代が仲人、現在の海老仙で活躍する加茂社長
の四兄弟とは浜松商業の先輩・後輩と浜名湖を共に活性化する
ネットワークを大切にされている。

四月はもう目前、「浜名湖もの」の幸を水揚げする鷲津・雄踏の市
場も再開されます。
浜名湖で期待されるものを休憩時間なしで提供する山本亭の幸介
さんは腕を鳴らしています。

山本亭:浜松市西区舞阪町弁天島3221-10 053-592-2485



 

浜名湖 弁天島山本亭のヒラメ

カテゴリー │浜名湖料理 山本亭



夏のカレイ、冬のヒラメというように寒さを感ずる頃となればヒラメ
がグッとうまくなる。浜名湖はヒラメやカレイの多く獲れる漁場です。

浜名湖で獲れる魚は豊富なエサで丸々と育つ、それを「浜名湖も
の」と呼び、浜名湖料理店が仕事をしてご馳走として供しています。

「ヒラメ」です。それも5kg以上という立派なものです。

これを雄踏港試乗で目利きしたのは弁天島「山本亭」のご主人山
本幸介さん
、弟さんの「魚河岸太助」と共に浜名湖料理店を経営さ
れています。



競りの前半の取引のため、ヒラメは若い職人さんの手で雄踏港市
場の生簀で活かされます。
よい仕事の前に魚を大切にする浜名湖料理店の姿勢です。



競りが終了、山本亭が見立てた多くの浜名湖と共にヒラメが運ばれ
ていきます。
山本さんと共に競りで魚を見立てるのも若き職人さんの修行の場、
あそび隊!は市場に来る料理屋さんに学ばせていただいています。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 山本亭 海老仙



 

浜名湖ハゼの刺身・天ぷらはじまる 弁天島山本亭

カテゴリー │浜名湖料理 山本亭



南浜名湖は海の産地、産地の魚市場には季節のハシリを告げ
る魚、旬の魚、盛りの魚が水揚げされるのを見ることができます。

「いいハゼが入ったね」、と見せてくれたのは弁天島山本亭の
山本幸介さん、市場で見立てた魚で浜名湖料理を食べさせてく
れる名店のご主人です。

既にハシリのハゼは見られたものの、今朝の雄踏(ゆうとう)港
市場にまとまって水揚げされたのは見事な浜名湖のハゼです。



浜名湖の秋はハゼの秋、幸介さんはハシリのハゼを刺身で天
ぷらとしてお店に出そうと、活きのよいハゼを選びます。
釣りでも楽しむハゼはまだ少し先、山本亭でハシリをお楽しみ
いただきたいと思います。



山本亭といえば浜名湖最大のカニ、ドウマンを楽しめる店、持ち
重りがする秋のドウマンは今楽しみたい浜名湖料理の楽しみです。

秋の始まりを料理で知る。涼しくなった南浜名湖の散策後のお食
事をお楽しみください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 弁天島山本亭
雄踏港市場のお魚さん
弁天島山本亭ホームページ
幸介さんインタビューはこちらです。



 

浜名湖ハゼ 台風が秋を連れてきた 弁天島山本亭

カテゴリー │浜名湖料理 山本亭



南浜名湖は海の産地、台風の余波の昨日も浜名湖は遠州灘の
荒れを受けず伝統漁の角立て網による漁が行われました。
台風一過の今朝の雄踏(ゆうとう)港は、台風が連れてきた秋が
水揚げされました。

「今日はよいハゼが大漁だね」と目利きしたハゼを見せてくれた
のは弁天島山本亭の大将幸介さんです。
山本亭は浜名湖料理を楽しむお店、今日は一足早く浜名湖の秋
の楽しみ、ハゼの天ぷらが楽しめそうです。

漁師さんに聞けば、雄踏・村櫛ばかりでなく広範囲の網にハゼ
がかかり、今日は少し早い秋のハゼの水揚げとなっています。



飴色の浜名湖の子たちを求め、既にハゼ釣りは始まっています
が、秋深まり冬まで続くハゼの水揚げは、浜名湖料理店の天ダ
ネとして、浜名湖周辺の佃煮店の名物ハゼの佃煮の材料として
活用されていきます。



漁にとっても釣りにとっても、台風や川から流れこむ水量の増大
は吉となる。
浜名湖の秋エビ(写真はボソことヨシエビ)、アカアシエビの水揚
げ多く、市場が賑わっています。
浜名湖の秋の味をお楽しみください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 弁天島山本亭
雄踏港市場のお魚さん
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



 

浜名湖ワタリガニ 弁天島山本亭 大将山本幸介さんのオススメ

カテゴリー │浜名湖料理 山本亭



南浜名湖は海の産地、遠州灘のしらす・活魚・鮮魚は舞阪・新居港に、海につながる浜名湖の幸は雄踏(ゆうとう)・鷲津港に水揚げされています。
浜名湖の幸が毎朝水揚げされる雄踏港市場には、夏を前にハシリのガニことガザミ(ワタリガニ)の水揚げが始っています。

「今年もハシリのガニが始りましたよ」と、カニを持ってくれたのは、浜名湖料理の弁天島山本亭の大将山本幸介さんです。



浜名湖ではガニと呼ばれるガザミはワタリガニ類のカニ、浜名湖の伝統漁「角立て網(かくだてあみ)」や刺し網漁で獲られています。
夏迫ると共に盛んになる漁は今後水揚げが増えてきます。
浜名湖のカニは、最も大きなドウマン、ガザミ、タイワンガザミ、コウマルガニなどが水揚げされます。



他に幸介さんが選んだのは見事な厚さを持つメイタガレイです。
他のカレイに比べ、菱形で目が出っ張っているメイタガレイは刺身で楽しむカレイ、この厚さに人気を集めています。

夏と共に賑わう浜名湖の幸、山本亭をはじめ浜名湖料理店でお楽しみください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 弁天島山本亭
弁天島山本亭の記事はこちらです
弁天島山本亭・太助
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。