シラス船41統フル出漁 空っぽの舞阪漁港

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遠州灘に網を曳き、豊漁続くシラス、魚網では活マアジ、夏漁のアマダイ・アカムツ・刺し網漁など盛んな舞阪漁港は海の中に杭を立て、浮いたようにも見える産地市場です。

写真は漁港内対岸から、多くのシラス船の着け場が並び、本日は41統もの大船団が出漁中で空っぽです。

シラス漁や魚曳き漁(タイ網漁・アジ網など)は二艘の船で網を曳く二層曳き、この二艘を単位として「統(とう)」と呼んでいます。
現在4大統が出漁していますから合計では82艘の大船団が出漁しています。

写真右橋が浜名漁協の製氷工場、全ての漁船はここで氷を積み、漁業関係者が氷を手に入れています。



舞阪漁協市場を紹介します。向かって左側の平面の屋根を持つのがシラスの水揚げ・競り市場です。
水揚げする漁師さんとシラス加工業の両輪が力を合わせ全量水揚げ即日加工で舞阪しらす干しを生産しています。

右の丸形屋根を持つのが活魚や魚曳きなどの水揚げ市場です。
この屋根の形は舞阪漁港の冬に訪れるユリカモメの美しい羽をモチーフに設計されています。

午前の市場に水揚げされるシラス、午後からは活魚市場が賑わいます。


 

おはよう!南浜名湖 6月29日 高気圧晴れの海へシラス網曳く

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夏の海は空の色を映して青く染まる。梅雨本番はこれからながら久しぶりの青い海にべんがら色の鳥居が浮かんでいます。

昨日日曜は舞阪シラス漁の定休漁日、今朝は舞阪・新居シラス漁が出漁中、今切沖から広く展開して網を曳くシラス船が見えています。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅わずか200mの海道、ここが今切口(いまぎれぐち)です。

今日は早朝に高かった波がおさまってくる予報ですが明日はまた大雨、雨の前の豊漁を期待しています。


 

シラス豊漁続けば活マアジはこれから

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先週の三日連続豊漁のあと、昨日も出漁した舞阪シラス漁が見事な豊漁、舞阪漁港から新町へとつながる旧東海道にはしらす屋さんが立ち並び、どの店もお客様の鈴なりとなっています。

舞阪の景気はシラス豊漁からはじまるもの、豊漁のうれしい話題は広がり、水揚げ即加工された釜揚げしらすやしらす干しが真っ白な姿を奈並べている。

しらす屋さんに行く不思議は、家用にと思っていっても、親戚の顔が浮かび、友達の顔が浮かびして思わず量を買い、そのあと配るのに苦労することです。

シラス漁豊漁続けば、兼業(漁)となるタチ・アジ網への出漁がない、これから梅雨開けの楽しみになるか、夏の勢いそのものの活マアジを見る日の楽しみはもう少し先になる。

しらす干しを買い、炙って楽しむぶち海苔を買い、毎日のおにぎり用に黒海苔を買い、箸休めに佃煮を手にいれる。
こんな時間に書けば夕飯が待ち遠しい。舞阪しらす干しお楽しみください。


 

おはよう!南浜名湖 6月27日 しらす豊漁の喜び

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昨日は海が真っ白で視界が悪く、海と体を休める休漁日となりましたが、今週三連続出漁した舞阪・新居シラス漁が豊漁、舞阪の景気があがっています。

昨日コンビニでシラス船の乗り子さんに会えば(シラス船に乗り組むのり漁師さんを乗り子さんと呼ぶ)、「シラス豊漁おめでとう」の声に、ウンウンとうなずく、乗り組む船の水揚げの歩合で稼ぐ漁師さんの喜びです。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅わずか200mの海道、ここが今切口(いまぎれぐち)です。

一日休んだシラス漁が今日も出漁中、さて今日もうれしい豊漁になるでしょうか。
シラス漁との両輪でしらす干しを生産する加工業者さんもフル操業が続いています。

毎日即日加工の舞阪・新居のシラス干し、お楽しみください。


 

おはよう!南浜名湖 6月26日 記念橋からシラス船・舞阪漁港

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風がない海に霧雨が立ち込める朝、弁天島から今切口(いまぎれぐち)までも見えないほどの真っ白です。

23日(火)から25日(木)まで3日間の豊漁が続いたシラス漁も海と体を休める休める休漁、舞阪漁港の夏漁も休漁になりました。
明日は舞阪漁港の定休漁日、夏漁は2連休となります。

舞阪漁港から見て反対側の岸がかつての港、ここの水路に架かる橋を記念橋と呼んでいます。

記念橋から見る屋根が平らな建屋がシラスの水揚げ場、右側の丸い連続屋根が活魚・鮮魚の市場です。




 

浜名湖の市場はサイマキとボソの季節

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浜名湖特産のエビを特集した「浜名湖・遠州灘のエビ」は14種を紹介して終了しましたがいかがだったでしょうか。

今朝は早朝の浜名湖雄踏市場に行き、今年も始まった浜名湖のエビの季節を楽しんできました。
真夏までこれから育ちながら水揚げされるのがサイマキ(細巻)ことクルマエビです。

まだ小型ですが殻をむいて刺身でいただける獲れたての活きのよさ、もちろん天ぷら・かき揚げでおいしいエビです。
これからサイズがあがり水揚げ量も増えるよと漁師さんのお話でした。



もうひとつの話題のエビが市場ではボソと呼ばれるヨシエビです。
現在サイマキより大きく育ち、やや安価なことから浜名湖の庶民エビとして愛されています。

サイマキはくるりと丸めれば車輪のようになる模様がありますがボソにはなく、このやや硬い殻いっぱいにムッチリとした身が入ります。

浜名湖のエビの季節はじまる。浜名湖ものを扱う魚屋さんでお求めください。



 

こんにちは!南浜名湖 6月24日 シラス大豊漁・舞阪かつを揚がる梅雨晴れ間

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海が夏の色にか輝く南浜名湖の梅雨の晴れ間00、昨日舞阪・新居シラス漁は1500ボウラもの大豊漁、今日も豊漁が続いていると「舞阪しらす親分一家」こと丸昌河合商店のみなさんが教えてくれます。

舞阪漁港の様子を大物かつをが揚がる舞阪漁港も夏漁のアマダイ・刺し網・アカムツが揃い市場を賑わせていると教えてくれるのは「舞阪漁港のお魚屋さん」こと中一水産のみなさんです。

今日の沖は東風ではありますが明日は北から南風の波静かな海となりそうです。

62年ぶりのメンテナンスのため、ここ半年ゆっくりさせていただいていますが、夏には再開を予定しています。
魅力ある南浜名湖、遠州灘の幸、水揚げする漁師さん、扱う仲買さん、食べさせてくれる料理人のみなさんと再会したいと願っています。




 

美しい尾羽を持つ浜名湖のサイマキはクルマエビ 遠州灘・浜名湖のエビ

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南浜名湖はエビの産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は多くのエビ類が海と行き来し育ち、深海にもつながる舞阪沖からは深い海のエビが揚がります。

ここでは市場に揚がる浜名湖のエビと海のエビのうち合計14種を紹介します。
今朝の紹介は遠州灘・浜名湖のエビの最終回として、浜名湖のサイマキ(クルマエビ)を紹介いたします。



昭和のはじめから、その前から浜名湖はクルマエビの海、浜名湖ではクルマエビをサイマキ(細巻)と呼び親しんでいます。
現在では伝統の小型定置網「角立て網(かくだてあみ)」で獲られていますが、かつては帆かけ船で曳くうたせ漁が盛んにおこなわれていました。



ひとつ美しいサイマキの特徴を紹介いたしましょう。
成熟したサイマキの尾羽はこのように美しいもの、浜名湖料理店などで刺身や天ぷらで楽しむ時にご覧ください。

遠州灘・浜名湖のカニ、遠州灘・浜名湖のエビと続けてまいりました特集、続いては浜名湖の幸の12カ月を予定しています。


 

おはよう!南浜名湖 6月23日 舞阪・新居シラス漁豊漁の兆し

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まぶしいほどの天気に陽気、4日ぶりの出漁船から豊漁の兆しの連絡とうれしい情報は「舞阪しらす親分一家」こと丸昌河合商店のみなさんが教えてくれています。

火曜は舞阪漁港のシラス意外の魚漁の定休漁日、今年も基本的に火曜・土曜が休漁と決められています。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅わずか200mの海道、ここが今切口(いまぎれぐち)です。

南東の風、波も低い遠州灘、既に遠州灘からシラス満載の凱旋水揚げする船が見えだしています。
シラス漁が豊かであれば舞阪の景気があがる。今日は乗り子さんたちの笑顔が見られそうです。




 

沿岸刺し網漁のイセエビは9月15日解禁 遠州灘・浜名湖のエビ

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南浜名湖はエビの産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は多くのエビ類が海と行き来し育ち、深海にもつながる舞阪沖からは深い海のエビが揚がります。

ここでは市場に揚がる浜名湖のエビと海のエビのうち合計14種を紹介しています。
今朝の紹介はご存じイセエビ、資源管理のため厳密に解禁日が決められた舞阪漁港の幸です。

イセエビも獲れるんだよといえば驚かれるのはイセエビが好みそうな岩礁などが見当たらないからでしょうか



イセエビ漁は厳密に管理された許可漁で許可を受けた漁師さんだけが取り組むことができる漁です。
多くは獲れませんが舞阪漁港を賑わせるイセエビ、ライバルとなったアカザエビと人気を競っています。