12/3 とびっきり静岡 あげあげあげはん 丸昌河合商店

カテゴリー │とびっきり静岡「舞阪味の旅」



静岡朝日テレビの人気番組「とびっきり静岡」が舞阪のうまいもの
をレポート、人気アナ森直美さんが舞阪を歩いて探したご馳走め
ぐりが12月3日(月)の番組中で紹介されます。

撮影のお手伝いをしながら逆取材してまいりました。

弁天島駅から渚園方面へ、道沿いにある「舞阪しらす親分」こと
丸昌河合商店直売店の前で森直美アナがポスターに気づきます。



出迎えたしらす親分としらす姐こと恵さんに森さんは「イラストにそ
っくり!」とビックリ!
舞阪を愛する親分はちょっと照れながら発売中の新商品「しらす
炊き込みご飯の素」を紹介します。



しらす炊き込みご飯の素はしらすたっぷりの味、この炊きたておに
ぎりに浜名湖名物「ぶち海苔(黒海苔と青海苔を混ぜた舞阪自慢
の海苔)」を巻いてすすめます。



もう一つのオススメは「あげあげあげはん」、舞阪沖の深海で獲れる
ニギス(今まであまり活用されていなかった)などを使って魚離れす
る子供たちへと当初学校給食に導入、中学生のネーミングで楽しい
名前がついた商品です。



舞阪港で底曳き船共栄丸が水揚げするニギスの様子もレポートさ
れています。
※選別台の上でニギスを出荷する共栄丸のみなさん



しらす親分自ら揚げたての「あげあげあげはん」を食べる森アナの
おいしそうな顔にもご注目です。

放送は12月3日(月)16:45分から放送の番組内で、コーナー名は
「とびっきり!もっとご当地ぐるっと味めぐり」です。お楽しみに

※取材協力:静岡朝日テレビ



 

舞阪トラフグ漁 トラフグの棲む海

カテゴリー │漁徳丸遠州灘トラフグ漁2012



遠州灘の潮の流れは毎日変わり、さらに時間によっても東西の
方向が変わります。
トラフグ漁の底はえ縄は全長5kmもの長さにエサをつけた600本
もの枝バリがついています。
潮の流れを見て引き揚げる側を決めています。

二度目の縄は三枚の旗がついた旗ウキ側から、三枚の旗は西
の端を示し、これから巻き上げながら東に向うことがわかります。



船尾からエサを追っていたカモメが船首に舞い降りて巻き上げを
待っています。海を飛ぶカモメは歌のとおり波間に降りて浮かぶ
ことがありますが、船に降りることがあります。

これから巻き上げる縄にトラフグがついている。その前兆のよう
に鳥を見ています。



二度目がはじまります。
旗ウキを揚げ、船首左舷の巻上げ機に縄を通して漁徳丸の英治
船長は黙々とマンパチ(はえ縄を収納する容器)に揚がってくる
針を納めていきます。

そして船べりから巻き上がってくる縄を覗きます。



「来たっ!」

船長と一緒に船べりから海底を見るカメラもこの日一匹目のトラ
フグを見つけています。
美しいトラフグの模様と白い腹が見えてきます。

二度目の縄にはこの後、トラフグが次々と揚がってくるのです。

※取材協力:漁徳丸 英治船長



 

12/3 とびっきり静岡 浜名湖焼き 浜名商工会女性部

カテゴリー │とびっきり静岡「舞阪味の旅」



舞阪のおいしいものを食べ歩こう!静岡朝日テレビの人気番組
とびっきり静岡」の収録が舞阪広く行われ、12月3日(月)に放送
されます。
収録のお手伝いをしながら逆取材をしてまいりました。

舞阪のうまいモノと言えば外せないのが「浜名湖焼き」、生しらす
や釜揚げしらすが入ったお好み焼きは舞阪自慢の味として、舞阪
町商工会女性部のみなさんが、えんばい朝市や地元イベントでPR
する自慢の味です。



浜名湖焼きは遠州焼きと同じく、刻み沢庵が入っていますが、大き
く違うのは浜名湖生海苔をたっぷりと入れるところ、焼けば香り高い
海苔の香りがたちこめます。
さらにしらすを乗せて南浜名湖の自慢のお好み焼きとするのです。



今回は11月からはじまった舞阪の剝き生牡蠣を焼いて乗せた浜名
湖焼き冬の豪華バージョン、来年2月に開催される「おいしい舞阪ま
るごと体験フェア」でも食べられるあのご馳走バージョンです。



焼きたてアツアツをほおばる森直美アナのおいしそうな顔に、舞阪
町商工会女性部の代表斉藤さんもニコニコ、全員で番組司会の大
沼さんへ「食べに来てくださいね!」とアピールする収録となりました。

この様子は12月3日(月)16:45分からの「とびっきり静岡」の番組中
で放送されます。お楽しみに。

※取材協力:静岡朝日テレビ



 

おはよう!弁天島 11月30日

カテゴリー │☆おはよう!南浜名湖



三日続きの静かな海が広がる南浜名湖の海です。
南浜名湖 舞阪は海の町、漁に向う船を見送り期待して待つ日
は活気があがるのです。

今日の満潮は7:08分と18:00、干潮は12:50分の大潮の海
です。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す今切は静かに
見えています。

沿岸にはシロコ船(しらす漁船)が二艘で網を曳き、釣り船が
浮かんでいます。

舞阪港の漁は「舞阪港のお魚屋さん」こと仲買の中一水産の
ブログで知ることができます。
舞阪港と新居港のしらす漁の様子は「舞阪しらす親分一家
の丸昌河合商店のブログをご覧ください。



弁天島の瀬には冬鳥のカワウの大きな群れがやってきていま
す。舞阪・新居港の漁師さんに負けないほどの漁の名人たち
は遠州灘の海岸などでエサを採り、弁天島の瀬で羽を休めて
います。

風のない静かな朝を迎えた南浜名湖へ、釣りに散策にお食事
にお出掛けください。



 

舞阪港深海魚 トウジン キホウボウ

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん



舞阪港の冬のはじまり、遠州灘の沖の深海底に網を曳く底曳き
漁の船が冬の幸を水揚げしています。

共栄丸のみなさんが水揚げするのは昨日の手長エビやメヒカリ
など冬のご馳走魚たち、その中に混ざって遠州灘の深海魚を見
つけることができます。

「トウジン類の魚(上)」と「キホウボウ」です。

手の平に乗るほどの大きさですが、トウジン類の魚は数十cmに
も育つ魚です。

尾が先端に行くほど細くなる深海魚は誰でも興味津々、市場で
札が入る(競りの対照になる)魚ではありませんが、じつはどちら
もおいしくいただけます。

キホウボウはウロコも硬くまるで古代魚のような姿が魅力、こちら
も開いて干せば、立派なな肴として楽しめるそうです。

舞阪では食べられない魚はないといいます。
どんな魚も無駄にせず「甘辛く煮て」いただいていしまうのも魚の
活用です。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所



 

12/3 とびっきり静岡 浜名湖牡蠣村越さん・カネ幸さん

カテゴリー │とびっきり静岡「舞阪味の旅」



静岡朝日テレビの夕方16:45分からの人気番組「とびっきり静岡
の取材が舞阪にやってきた!

舞阪広くおいしいものを訪ねる旅にやってきたのは森直美アナウ
ンサー、収録のお手伝いしながら逆取材してまいりました。

冬はじまりの浜名湖と言えば浜名湖牡蠣、牡蠣の水揚げ場で牡蠣
を揚げていたのは牡蠣の「村越」さん、森アナは牡蠣剥きに挑戦し
ます。



カブで曳くリヤカーにズッシリと重い牡蠣を乗せて運ぶ村越さん、
舞阪の細い路地を運べるように狭い幅に作った牡蠣運び専用のリ
ヤカーを見せていただきました。



カネ幸堀内商店では牡蠣をほぐす作業、牡蠣剥き場を収録、まるで
岩のような牡蠣をほぐす作業の手早さに森アナもびっくり、新鮮なま
まを剥いてゆく舞阪の幸を紹介します。



森直美アナは村越さんのおばあちゃんに牡蠣剥きを習います。
元気に牡蠣を剥く村越さんはなんと80歳、おじいちゃんは86歳といい
ますが、とても力のいる牡蠣剝きの手早さに驚きます。

おじいちゃんとおばあちゃん、どこかでお目にかかったなと思っていま
したら、先日の舞阪大太鼓祭りで年番西長の代表として脇本陣で神輿
を迎えたお二人
でした。

かくしゃくとしてお元気な舞阪のベテランに「浜名湖牡蠣を食べればい
つまでも元気に働けるよ」と教えていただきました。

活躍の姿は12月3日(月)16:45分より「とびっきり静岡」番組内でご覧
ください。

※取材協力:静岡朝日テレビ



 

舞阪トラフグ漁 一回目にめげず

カテゴリー │漁徳丸遠州灘トラフグ漁2012



遠州灘の沿岸から5マイルあたり、延長5kmに及ぶ底はえ縄を降
ろした舞阪のトラフグ漁船漁徳丸ははえ縄を巻き上げながら海を
行きます。

舞阪のトラフグ漁は5kmのこの綱を二回入れられます。船上には
二回分の底はえ縄を載せてゆくのです。



海底から引き揚げるはえ縄にはトラフグ以外の魚もかかってきま
す。この美しい魚は「イトヨリダイ」、美しい黄色が尾の先まで伸び
るおいしい魚です。

この他、サメやギンアナゴ、サバフグなどがかかりますが、岸寄り
沖で獲れる魚が変わります。



この後、600本もの枝バリがあがってきますが、エサも食われてい
ない状態が続き、たまの魚もトラフグ以外の魚ばかり、貴重な遠州
灘のトラフグは毎回多くが獲れるわけではありません。
一度目のはえ縄にトラフグの顔は見られませんでした。

ならば、海域を変えて、さらに沖に向かった漁徳丸の英治船長は
二度目の底はえ縄を入れ始めます。



2度目のはえ縄についたエサを欲しがる大きなカモメが船尾を舞い
追ってきます。
そのカモメを見つけて別のカモメも飛来します。
2度目にはトラフグを獲る、漁師さんの仕事は天気に潮にツキもある
仕事、次の水揚げを信じて海を行くのです。

※取材協力:漁徳丸 英治船長



 

舞阪大太鼓祭り 年番渡しと柿

カテゴリー │舞阪大太鼓祭り2012



旧暦9月14日15日開催を今も守る「舞阪大太鼓祭り」こと舞阪
岐佐神社祭典は、今年は10月28日29日に開催されました。
23時過ぎから社殿内で今年の年番西町から来年の砂町への
年番渡しがはじまります。

社殿前は黒山の人だかり、砂町の法被が多く見えるのは繋ぐ
来年への心意気、来年は砂町が年番となるのです。



社殿内を覗かせていただくと、左に年番西町が、右に砂町の
みなさんが並び、年番渡しを行っています。
長き伝統と歴史を誇る神社と祈りは今も守られ続いています。
長く一村一町を守ってきた舞阪は浜松市西区に併合された
今も独自の文化を大切に守っています。



取材の終わりに帰ろうとすれば、「ちょっと待ちなさい」と声を
かけていただき、社殿内から渡された四つ割り柿をいただいた。

お供物の一つですが、祭り終了に振舞われるこの柿は祭神の
供をして一日を過ごしたご褒美なのでしょうか。
青年女子がいただけば良縁をいただけるという話も聞きました。
祭神は女性の神、荒ぶる男衆に担がれ大太鼓を供にした神は
手踊りの舞阪の女衆へのふるまいも忘れていないのしょう。



大太鼓の炸裂音ともいえる音とざわめきの消えた岐佐神社の
石段から見上げれば岐佐神社はこれほどまでに暗く、祭りの
日をいっぱいに使った全てが終わろうとしています。

太鼓を守る青年に聞けば、まだこれから太鼓を降ろし、各町ま
で曳いてゆくという。明日は片付けが待っています。

祭り終了後、この話を書きはじめ、果たして何回で書き終える
かと思っておりましたが、なんとちょうど29日に終わりました。
全46回の舞阪大太鼓祭りこと岐佐神社祭典のお話もこれで
終わります。

来年は砂町、さらに深く素晴らしい舞阪の伝統を教えていただ
こうと思います。



 

おはよう!弁天島 11月29日

カテゴリー │☆おはよう!南浜名湖



高い空を薄い雲が覆う空が海に映っています。少し風がありま
すが2日続きで海へ向う船が多い南浜名湖です。

今日の満潮は6:35分と17:30分、干潮は12:18分の大潮の海
です。大潮は潮の干満が大きな日、釣りの好適日と言われます。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す今切は静かに見
えています。
冬がはじまれば一日ごとに海の様子は変わり、連日の出漁が
できなくなる舞阪港ですが、今日の出漁ができたようです。
しらす漁はお休みとなりました。



弁天島から西を見渡せば二番鉄橋、三番鉄橋を経て新居方面が
見えます。
大きな建物は浜名湖競艇、その隣に美しく白いサンマリンブリッジ
が見えています。

美しい冬はじまりの海、釣りに散策にお食事にお出掛けください。



 

舞阪港豊漁 コウイカ

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん



浜名湖の釣りでは産卵のために岸に寄る初夏だと思っていま
したら本来の旬は冬から春だという。
昨日の舞阪港は、曳き網漁でこのイカが多く揚がりました。

コウイカです。

別名スミイカとも呼ばれるコウイカは大量に墨を吐くから、競り
落とした仲買さんも他の魚とは別の桶などに入れておく、油断
すれば墨を吐かれて真っ黒になってしまうのです。



港外で仕入れた魚屋さんがコウイカを裁いています。

「墨が出るから素人には調理が難しいからね」と言うのは汚れ
を嫌うお客さんが多いからとか、肉厚のその裁いたイカを見れ
ばあとは刺身に造るだけ。
驚くほどに厚いからこれは確かに旬を感じます。



先日面白い話を聞きました。
魚離れが進むスーパーの魚屋さんで若い主婦がイカを買ってい
った。その後にその主婦さんがクレームをつけてきた。

「イカにプラスチックが入っていた」

これはイカの骨、「フネ」と呼ばれていますが、確かに白く薄いプ
ラスチックに見えないこともない。

魚離れ進む今、ここも少しでもお役に立てればと思っております。

※取材協力:浜名漁協