弁天神社大太鼓納まり 夏はじまる

カテゴリー │弁天神社祭典2014



弁天島の夏を告げる大太鼓まつり「弁天神社祭典」は6月28日(土)29日(日)に開催されました。

二日間、手踊り賑やかに先導されて町内を巡った一弁(JR弁天島駅前から北側の蓬莱園・千鳥園)の中太鼓・大太鼓が弁天神社に納まります。
大太鼓に先んじて社殿前に戻った中太鼓を叩くのは子供たちの代表小学校6年から中学生が叩きます。



大太鼓脇に立つ副組長の指が表すのはあと二分、大太鼓まつりは時間を守るまつり、残り二分を仲間と共に叩きっていきます。



5!4!3!2!ワァーッ!二日間叩ききった弁天少年たちは長い太鼓ブチを振り上げて殺到します。



そこに少年たちの憧れるさらに大きな大太鼓が叩かれたまま境内に入ってきます。社殿前から避けられた中太鼓はまた叩きはじまる。
目指す大太鼓を将来叩く弁天少年たちの中太鼓が大太鼓に唱和するように再び響き初めています。



梅雨の間に開催される弁天神社祭典は荒天となることも多いまつりですが、今年は初日朝こそ小雨が降りましたが、太鼓の響きが雲をはらい、青空を呼びこみ、そして日曜は空も海も真っ青となった。
夏を呼び込むといわれる弁天神社大太鼓の響き、ズシンズシンと夏を連れてきたのです。



カウントダウンの最後の叩き手はオレだ!殺到する青年、ベテラン入り交じり弁天神社大太鼓は響きに響き、そして



最後の響きに唱和して「ワーッツ」と歓声があがり、「よくやった」の声あがり、全員が揉み合って互いを讃え合います。
弁天島の夜に大太鼓の満月、見事弁天島に夏を呼び込んだ弁天神社祭典が終了しました。

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弁天神社祭典 山松水産前の親子打ち

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弁天島に夏を呼び込む大太鼓が見事快晴を連れてきた弁天神社祭典が28日(土)29日に開催されました。
日曜の朝、弁天神社に集まり打ち鳴らされた大太鼓は町内を巡り、20時過ぎ、神社への納まりを目指し弁天島駅前に戻ってきました。

JR弁天島駅の東、国道沿いの山松水産の前に据えられた大太鼓を叩くのは山松水産の大将です。
山松の大将は雄踏港・舞阪港の仲買さん、力自慢の大将が自宅前で叩く太鼓は圧巻です。



夏漁で賑わう舞阪港・夏と共に浜名湖の幸が豊漁の雄踏港の魚を扱う山松水産はますます隆盛、中太鼓は店の前で打ち鳴らされます。



大将に続いて大太鼓を叩くのが若大将、大将が弁天神社祭典を作ってきた世代なら、若大将は伝統を継ぐ世代、二人の店を応援しようとそれぞれの世代が二人に続いて夜の弁天島に大太鼓を響かせます。



山松水産ご一家勢揃い、先代の山松さんを囲みますます隆盛なご一家の記念撮影をさせていただきました。
弁天神社祭典は自治会主体のまつり、始った当初から毎年参加人数が増えていると聞きました。
弁天島に夏を呼ぶまつりはいよいよ神社に納まります。



おやおや、目に入れても痛くないお孫さんを抱く大将、カッコイイおじいちゃんを応援したお孫さん、おじいちゃんそっくりですね!

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弁天神社祭典 手踊り賑やかに神社を目指す

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南浜名湖に夏を呼び込み、週末の弁天島に太鼓を響かせた弁天神社祭典は20:00時にJR弁天島駅の北側、蓬莱橋北詰めに向ってきます。
太鼓を先導し町内を踊り歩いた手踊りの列は夜も賑やかに、残り一時間の祭りを踊りきろうと元気にやってきます。



町内の応援してくれる家・商店などの前に着けては応援ありがとうと太鼓を響かせるのが太鼓衆の心意気、叩き順は奪う者、叩き男に横からぶつかるようにして順をとります。
大太鼓の音を炸裂音と伝えていますが、どうでしょう花火が空でドンッと炸裂したあの音圧を持つのが太鼓の音です。



各地の祭りが衰退を続ける中で弁天神社祭典が賑わうのは中太鼓を囲む子供たちの多いことからもわかります。
「随分人が多くて将来がありますね」と役員に聞けば、昔は人が少なかったが、最近多くなってきてうれしいと話してくれます。
子供たちは中太鼓の歳を叩ききり、やがて大太鼓を叩こうと憧れて育っています。



蓬莱橋を渡り、JR・JR新幹線の下をくぐり弁天島駅前に抜ければ、もう祭りを納める弁天神社はすぐそこ、その前に南浜名湖あそび隊!がお世話になっている、魚の仲買の山松水産の前で打ち鳴らしがはじまります。



後続してお囃子の山車が到着すれば、弁天島駅前に大太鼓が鳴り出す、次は山松水産前の大太鼓の紹介です。

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育つ弁天少年の太鼓響く 弁天神社祭典

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南浜名湖の夏の始まりは弁天神社祭典からはじまります。昨日から今日まで開催されている大太鼓のまつりが、弁天島各所をまわり続いています。

使われる太鼓は高校生以上が叩く大太鼓、中学生までが叩く中太鼓、大太鼓は大人が見上げるほどの大きさですが、中太鼓も子供たちにとっては挑む大きさの太鼓です。



まるでバットのような長さを持つバチ、「太鼓ブチ」を手先だけで打てるものではありません。憧れの大太鼓を叩く青年たちのように、体ごとぶつかるのだと中太鼓に挑みながら少年たちは成長していきます。

大人の太鼓ブチには「弁天島連」「二弁青年」などと書かれていますが子供たちの太鼓ブチは「弁天少年」、弁天少年の叩く太鼓が響きます。



弁天少年たちの憧れは隣で叩かれる大太鼓、見上げるほどの中太鼓よりさらに巨大な太鼓が青年たちにより休まず叩かれています。
踏み込み体重を載せてぶつかり叩くその太鼓を叩く日を夢見て、まずは見上げる中太鼓を叩くのです。



町内をめぐる昼間の太鼓のあと、大太鼓と共に弁天少年たちの太鼓は20時以降小学校6年生・中学生のみとなり21時の弁天神社納まりまでを叩ききります。
曳かれる太鼓は多くの美しい提灯をつけていますが、太鼓側には上に吊された電灯ひとつだけとなります。
電灯に浮かぶまるで満月のような太鼓を叩いて夏を呼びきること、小さい子供たちに託されたカッコイイお兄ちゃんたちの中太鼓は最後まで叩きつづけらます。

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弁天神社祭典去年まで
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見事夏を呼び込んだ 弁天神社大太鼓響く

カテゴリー │弁天神社祭典2014



夏の青空が弁天島の海を青く染める朝、弁天島に夏を呼び込む弁天神社祭典の二日目の開始はJR弁天島駅前の弁天神社から、一弁・二弁の大太鼓・中太鼓四基が境内に揃い、神事のあと打ち鳴らしがはじまりました。

弁天神社祭典は一弁(JR弁天島駅から北側の島、蓬莱園・千鳥園)・その西の島の二弁(乙女園・観月園)二自治会が開催するまつりです。

大太鼓の大きさ・太鼓の胴となるタルの長さは共に七尺六寸(約2.3m)もの大きさを持ち、長いもので1mほどもある太鼓ブチで叩きます。
その音は炸裂音ともいえる音圧を持つ音を鳴り響かせます。



境内のご神木を挟み、大太鼓・中太鼓が四基並び打ち鳴らせば、この祭りから夏となる弁天島から遠州灘に向って太鼓が響きます。
梅雨の時期に行われるまつりながら太鼓が鳴れば空は真っ青に晴れ渡り、一気に夏を呼び込ぶのです。



七尺六寸が太鼓台にのれば見上げるような大きさ、長い太鼓ブチは叩くというより体ごとぶつかるように叩きつけます。
太鼓ブチを持つ指は太鼓にぶつかり、やがて太鼓に血しぶきが赤くつきはじめる。これが弁天神社はじめ大太鼓打ちの心意気です。



子供の頃から太鼓について習う笛には女子の姿も、太鼓は男たちのものですが、こうして太鼓を鼓舞する中には女子もいます。
太鼓を先導する手踊りから笛まで、男のまつりと言われる大太鼓まつりですが、女子の活躍の場が多いのです。



境内からギリギリの幅で引き出される太鼓台は町内を目指して出発します。
ズラリ並んだ提灯は夜まで続く曳き廻しのため、それぞれの町内を廻り、再び社殿に戻るのは21時となります。



先導は手踊り賑やか、その後を追う二町の大太鼓・中太鼓は呼び込んだ夏の日射しの中を進んでいきました。
本日一日弁天島各地を廻る弁天神社祭典をこの夏のはじまりとしてお楽しみください。

弁天神社祭典2014
弁天神社祭典(去年までの話題)
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明日29日 弁天神社神社祭典 大太鼓・中太鼓打ち鳴らし

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今日6月28日に南浜名湖弁天島に夏を呼び込む大太鼓を打ち鳴らす弁天神社祭典がはじまり、今日は一弁・二弁の町内を回った大太鼓・中太鼓は明日29日(日)8:30分に弁天神社に4基が集結、9:00の神事のあと打ち鳴らしがはじまり、弁天島海浜公園などをはじめ、町内を巡ります。



弁天神社はJR弁天島駅前の開春楼の東隣、二町の太鼓が揃う中、この赤い社殿で神事が行われます。
神社鳥居の横に立てられた説明書きには、弁天島にやってきた天女の話が書かれています。



大太鼓・中太鼓を先導する女衆の手踊りが賑やかに弁天島と舞阪を結ぶ赤い弁天橋を目指します。
その後に神事を終えて一斉に打ち鳴らされた大太鼓が神社から通りへと向います。



男衆が叩く大太鼓・中太鼓は弁天神社から弁天橋へ向い、弁天島海浜公園をとおりそれぞれの町内へと向います。
一日町内を巡った大太鼓・中太鼓は明日21:00の弁天神社社殿へと戻り納まりとなります。

弁天島に夏を呼ぶ大太鼓、弁天神社祭典から弁天島に本格的な夏がやってきます。

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弁天神社祭典準備 一弁太鼓絞め2

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打ち鳴らす太鼓が弁天島に夏を呼ぶ「弁天神社祭典」が明日6月28日(土)29日(日)に開催されます。
昨日、弁一自治会は太鼓締めを行い準備を進めています。

立てた大太鼓は見上げるほどの大きさ、これを持ち上げ、上下に祭り用の皮を置き、これを絞めていきます。



上下の皮を絞めるのは一本の長い綱、太鼓の周囲の穴を結む綱が通されていきます。一本の綱を通すことから送りおくりして通す作業は若い衆の仕事、太鼓のぐるりに通してゆくだけで汗びっしょりになる準備です。



綱を通し終えれば要からぐるりの綱を力いっぱい曳きながら、順送りに綱を引き絞めていきます。若い衆が体ごと綱を曳き、次に送るたびに綱は太鼓の側を叩いていきます。



綱で皮を張り終えれば、次に横(写真では)に向かい数本の綱をまとめて絞めていきます。既に張られた綱はさらに絞められていきます。
皮は牛の皮、これほどの太鼓を一頭でとれる巨大な牛はなかなかいないもので、太鼓の命である皮は大切にされています。



綱を締め終われば要をまとめ、この一本の綱の絞めが終わります。



最後に別の一本の綱を太鼓の腹に美しく巻いて太鼓締めが完了します。

弁天島に夏を呼ぶ大太鼓まつり「弁天神社祭典」は明日は町内巡り、日曜朝にはJR弁天島駅前開春楼東隣の弁天神社に大太鼓二基、子供太鼓二基の四基が揃い、神事のあと打ち鳴らしがはじまります。

※取材協力:一弁自治会
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弁天神社祭典準備 一弁太鼓絞め

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南浜名湖弁天島に夏を呼ぶ、弁天神社祭典が今週末6月28日(土)29日(日)にJR弁天島駅前開春楼の東にある弁天神社を中心に開催れてます。弁天神社祭典で夏を呼ぶ大太鼓が響き渡れば弁天島に夏がやってきます。

今日の夕方より弁天神社祭典準備のため集まった一弁自治会(弁天島には一弁・二弁自治会があります)は太鼓締めを行いました。
太鼓置き場から外に出された太鼓と太鼓台は見上げるような大きさ、この皮を祭り用に替えることからはじまります。



並行して行われるのが太鼓を載せる太鼓台の準備、巻かれていた昨年の晒を外し、丁寧に清め今年の晒を巻いていきます。
太鼓台は太鼓を吊るように載せる台、これを曳き廻し町内を巡る太鼓台には舵がつき、篠が立てられ提灯がつけられます。



立てられた太鼓は箍(たが)を絞められ、祭り用の皮を綱で絞めていきます。
見上げる大きさの太鼓を絞める作業がこの後続きます。



大太鼓を打つ撥(ばち)はバットほどの長さを持つ「タイコブチ」、これほどの長さの撥を使わなければ大太鼓は鳴らず、叩くより体ごとぶつかる勢いで叩くのが大太鼓打ちの見せどころです。

弁天神社祭典は土曜日が一弁、二弁ともに町内回り、日曜の朝弁天神社境内にそれぞれの大太鼓、子供太鼓が揃い、神事の後打ち鳴らされます。

※取材協力:一弁自治会
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