浜名湖乙女園 豊か熟す海

カテゴリー │☆舞阪海幸彦海を撮る



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南浜名湖は海の産地、先週金曜に再開された舞阪・新居の秋
しらす漁が豊漁の賑わいを見せています。
産地の秋、魚の水揚げの賑わいと共に育てる浜名湖の漁が秋
熟を迎えています。

弁天島乙女園の海は夕陽の名所、弁天島に続き、細い千本万
本もの杭が立てられています。
シュルシュルと音を立てて新幹線が走り抜けていきます。
刹那の瞬間、鉄道の旅人はこの景色を見て通り過ぎていきます。

浜名湖海苔が育つ、海苔漁師さんの丹精する海苔棚、海苔網
です。



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既に始まっている育てる漁業「浜名湖牡蠣」もこの季節までは
潮通しのよい弁天島乙女園などの海に吊られ、冬の熟しを待って
います。
秋の牡蠣漁師さんは、冬の牡蠣棚を奥浜名湖に作り、移設も
始まっていきます。



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自然と共に暮らす浜名湖の漁師さんは、秋からは育てる漁を兼
ねていきます。
豪快な遠州灘の漁あれば、静かな浜名湖で着実に冬の漁果を
あげる仕事もあるのです。

秋しらす豊か、そして次の季節には浜名湖海苔、浜名湖牡蠣豊か
へと繋がってゆくのです。

※写真:舞阪海幸彦さん
舞阪海幸彦海を撮る



 

浜名湖フォークジャンボリーはコーラスの魅力

カテゴリー │浜名湖フォークジャンボリー



※写真はNIIGATAフォークジャンボリーオールスターズ

秋の浜名湖に懐かしいフォークソングが響き渡る、浜名湖フォー
クジャンボリーが、昨日一昨日浜名湖ガーデンパーク屋外ステー
ジで開催されました。

一年に一度、全国で活躍するアマチュアフォークソングを楽しむ
グループが集まり、会場を埋め手拍子と拍手と歌で応援する
フォークソング世代と共に集まるイベントは、今回で第10回とな
りました。



※写真は名古屋のコーラスグループ「みなみ風」

フォークソングといえば、みんなで共に歌うこと、今回はグループ
が多く、重なりあうハーモニーやコーラスを堪能することができま
した。
歌は一緒に歌うこと、会場とひとつになって歌うことだと、出演す
る歌の仲間たちは知っています。
懐かしい歌は一緒に、初めて聞く歌は手拍子と拍手で応援する
ことも、ステージと客席がひとつになるこのイベントの魅力です。



※写真はNSPを愛するNNBのみなさん

回を重ねるごとに、手拍子と拍手と歌の仲間の数が増え、一年
に一度の全国のフォークソングを楽しむ仲間が集う場となってい
る浜名湖フォークジャンボリー、今回は10回目ですが、来年は
いよいよ10周年となってさらに盛んになっていきます。
※初年度2回のため、来年で10周年となります。

※浜名湖フォークジャンボリー:http://hamanako-fj.com/



 

浜名湖カニの秋 よらっせYUTOのワタリガニ

カテゴリー │☆海鮮野菜お土産「よらっせYUTO」雄踏港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、遠州灘の幸は舞阪港・新居港に、浜名
湖の幸は雄踏(ゆうとう)港・鷲津港などに水揚げされています。

早朝に競りがあるのが雄踏港、そこには漁師さん、漁協のみな
さん、仲買さん、料理人さんなどさまざまな魚のプロが旬の魚の
目利きをしています。

「今日もいいカニが入ってるゾ!」
その日一番のカニを目利きするのが、市場に近い魚が買えるコ
ンビニとして話題の「よらっせYUTO」の大将井口さんです。



夏から市場を賑わす浜名湖のワタリガニたちは、秋に熟れて身
をムチムチと詰らせています。
ワタリガニといえばガザミ(浜名湖ではササガニ)が数揃い値段
も買い時となっています。



「こっちも買い時だゾ!」と見せていただいたのは、タイワンガザミ、
オスは青い色をしていますからすぐ見分けられます。
ガザミもタイワンガザミも蒸す、茹でれば真っ赤になり、手軽に
家庭でもいただける浜名湖の秋のご馳走です。

秋熟れる浜名湖のカニ、よらっせYUTOほか、浜名湖のカニエビ魚
を扱いますお店でお買い求めください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 よらっせYUTO
雄踏港のお魚さん
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



 

おはよう!南浜名湖 9月30日

カテゴリー │☆おはよう!南浜名湖



青い空が水平線まで続く南浜名湖晴れの朝、海の産地に浮か
ぶ雲はうろこ雲、いよいよ明日から漁も変る秋本番です。

弁天島のシンボル赤鳥居の脚は広い瀬の上に立っています。
今日の干潮は8:49分、満潮は15:30分の海です。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す今切は、静かに
見えています。

金曜から再開した秋しらす漁は、舞阪・新居港とも三日続いて
の豊漁、舞阪は10月18日(金)19日(土)の舞阪大太鼓まつり
こと岐佐神社祭典に向かって漁に仕事に力が入ります。

舞阪港の出漁情報は「舞阪港のお魚屋さん」こと中一水産が
教えてくれます。タチアジ漁最終日の今日、明日からはいよい
よ遠州灘のトラフグ漁が解禁となります。

舞阪しらす漁の様子と加工販売は「舞阪しらす親分一家」こと
丸昌河合商店がおしえてくれます。
今日も豊漁が期待されています。



弁天島の浅瀬には浜名湖海苔網が広がっています。
しらす漁と兼業が多い海苔の養殖は12月の中旬に初水揚げ
になりますが、今日はしらす漁に向かっている漁師さん、海苔
の世話をしながらの忙しい様子が「海その幸」こと氷川丸のみ
なさんがおしえてくれます。

風のないおだかやな秋の日、舞阪・浜名湖のお魚・舞阪しらす
のお買いものに、釣りにお食事に、海辺の散策にお出掛けくだ
さい。

南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



 

遠州リレーマラソン開催 浜名湖ガーデンパーク 

カテゴリー │☆はまなコラム



爽やかな浜名湖岸の風の中、浜名湖ガーデンパークを会場に
開催された「遠州リレーマラソン」に、216チームが参加、花と
散策の公園を、14人で42.195キロのマラソン距離を走り抜け
ました。

一人あたり3キロほどのコースをたすきを繋ぐ遠州リレーマラソ
ンに友人のチームが参加しましたので小レポートいたします。



参加216チームの中には企業、グループ、子供たち、ランニング
スタイルさまざまに仮装や子供たち、シニア世代までがそれぞれ
のスピードで花と散策の公園内に設けられたコースを走り、順位
よりも走る楽しさを広げるイベントとなりました。



走る楽しさを広げるこのイベントは扮装スタイルも多く、正義の戦士
たち、女装、花や動物の扮装など装いはさまざま、本格的な陸上
選手も走る中を、笑顔と笑いを広げながら進みます。
14人もの選手がたすきをつなげば、周回遅れも当たり前、ゴール
に突いても繋ぐ選手がいないなど、戸惑いも笑いも起きたマラソン
となりました。



今日の浜名湖ガーデンパークは快晴にひつじ雲が浮かぶ上天気、
男女がたすきをつなぐ、親子が繋ぐ、その応援と、会場外まで来場
車がつながるほどの人気となりました。



取材した中での扮装賞はこの宇宙人選手、グレイそのものの姿の
上、その走るスタイルも面白く、3キロの走路に話題を広げてのたすき
リレーとなりました。


 

浜名湖のアサリ復活 種苗センター生まれのアサリたち

カテゴリー │☆浜名湖のアサリ復活作戦 アサリ種苗



浜名湖のアサリを漁師の手で復活させよう!
今春、浜名湖のアサリの激減から潮干狩りも中止を勇断し、資源
保護につとめたことは大きな話題となりました。

5月28日に始まった浜名湖のアサリ漁師さんの組合「浜名漁協採
貝組合連合会(山本兼三会長)」による全国初の漁師さんによる
アサリの人工種苗事業が成功し、9月25日、成果である種苗センタ
ー生まれの稚貝を放流しました。

浜名湖のアサリ漁場に着いた山本会長、連合会のみなさんは、酷
暑の夏を越えて育てた稚貝をいよいよ放流します。



毎日午前の漁を終えた疲れた体を奮い立たせ、午後種苗事業に関
わった漁師さんは、丹精して育てた稚貝に特別な思いがあります。
育成槽でさまざまな工夫を重ねて育てた稚貝は、まさに種苗センター
生まれの稚貝、この稚貝たちを浜名湖の将来に向かって放つのです。



船を動かしながら振るように放流したトレイに、一粒二粒の稚貝が張り
つき残ります。山本会長はトレイごと海で洗い、最後のひと粒まで願い
をこめて放流します。
それが四ヶ月の成果です。共に過ごし育てた稚貝なのです。



知恵を集め、工夫をし、試行錯誤して育てた稚貝たち、重い機材や水槽
の稚貝をケアし続けた若手の漁師さんが、次に大バケツで運んできた
さらに小さい稚貝たちを放ちます。
最後まで育て続けた六号育成槽で育った稚貝たちです。



六号水槽底に溜まった砂の中で育った米粒稚貝たちを掻き出す指に当
たりながら浜名湖に広がっていきます。
豊かな浜名湖が育てた貝から、卵(ラン)を採り、精子を採って顕微鏡サ
イズから育てた浜名湖の将来です。

まだ書き切れない放流の喜び、これは明日報告いたします。

※取材協力:浜名漁協採貝組合連合会
浜名湖のアサリ復活 アサリ種苗



 

浜名湖のヤドカリと遊ぼう 渚園のウオット

カテゴリー │南浜名湖ヤドカリくん



南浜名湖は海の産地と書き出す南浜名湖あそび隊!ですが、
浜名湖の漁業の情報と共に、浜名湖で一緒に遊ぶさまざまな
生き物も紹介しています。

「ヤドカリ」です。

南浜名湖ヤドカリくん

毎朝通う雄踏(ゆうとう)港市場に水揚げにやってくる漁師さん
は、網にかかったヤドカリも持ってやってきます。

じつはヤドカリたちは、浜名湖渚園にある浜名湖の生き物を見
られる小さな水族館「浜名湖体験学習施設ウォット」に寄付され
ています。

ヤドカリだけでなく浜名湖の珍しい魚が網にかかれば、市場に
ある「ウォット行き」の生簀の中に入れてくれているのです。



浜名湖のヤドカリたちは、アカニシやボラ貝などに入り育つ大き
なヤドカリです。
ウォットで子供たちと一緒に遊ぶヤドカリたちは、漁師さんたち
が子供たちのために集めてくれているものなのです。

子供たちの、いつまでも子供のような大人の楽しい遊び相手は
浜名湖のヤドカリたち、ウォットでご覧になり触ってみてください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
南浜名湖ヤドカリくん
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浜名湖のアサリ復活 種苗稚貝を浜名湖へ

カテゴリー │☆浜名湖のアサリ復活作戦 アサリ種苗



南浜名湖は海の産地、この春に激減した浜名湖のアサリを復活
させようと、アサリ漁師さんの組合「浜名漁協採貝組合連合会(
山本兼三会長)」は、全国初の漁師によるアサリ人工種苗に挑戦
し、四ヶ月、9月25日その成果を浜名湖に放流しました。

浜名漁協アサリ種苗センターに近い浜名湖乙女園から放流場へ
と向かいます。



浜名湖の秋、弁天島の夕日の名所である乙女園は西の浜名湖
を望むところ、乙女園の公園には西の海ではなく南を向いた観音
様が立っています。

魚籃観音(ぎょらんかんのん)です。うなぎ観音とも呼ばれる観音
様は南の海からやってくるうなぎを見つめ、浜名湖で活用された
うなぎの供養をし、供養祭の会場ともなっています。



乙女園や観月園の海には浜名湖牡蠣の棚がつくられ、冬の浜名
湖の幸、浜名湖牡蠣が育っています。
岸からかなり離れてはいますが、浜名湖のアサリ漁場には立て札
が立てられています。

残念なことに船でやってきて漁場のアサリを採る人が絶えませんが、
浜名湖では岸から5メートルまでのところで、一人2kgまでが誰でも
採ってよい貝、その他は年間育てる、護る漁業をしている採貝漁の
許可を持つ漁師さんの漁場となっています。



放流に向かうすがら、浜名湖の伝統漁「角立て漁(かくだてりょう)」
の網を降ろす漁師さんの作業を見ることができました。
定置網を夕方の海に降ろし、夜の潮で泳ぐ魚やエビ、カニなどを獲る
漁が行われています。



種苗センターで丹精に育てた種苗センター生まれの稚貝たちは米粒
大が約二万粒、小豆粒以上に育った稚貝が二千粒ほど、二回目最終
の放流がはじまります。

酷暑の夏も続けた種苗センターの成果が浜名湖でさらに育っていき
ます。

※取材協力:浜名漁協採貝組合連合会
浜名湖のアサリ復活作戦 アサリ種苗



 

舞阪の将来を支える若者たち 舞阪中池田先生と生徒たち

カテゴリー │☆はまなコラム



南浜名湖は海の産地、港を支える人と町では舞阪を応援する多
くの人と出会うことができます。

「こんにちは!」と大きな声で挨拶を交わしてくれたのは、地元舞
阪中学校の池田先生と社会見学の生徒たちです。
昨日大豊漁となった舞阪港のしらす漁の活気の中での出会いで
した。

「舞阪の活気はワクワクしますね」と目を輝かせる先生と生徒は
次々と満載のしらすを積んで凱旋するしらす船と港の活気の中に
います。
4人で興奮するような地元舞阪のパワーの中に立ち、「すごいす
ごい」と漁師さんの、支えるお母さんたちの、競り場の熱気を目
にしているのです。



地元舞阪は海の町、漁の町、そこには漁業関連で働く多くの人
がそれぞれの力を発揮して舞阪を支えています。
ベテランの漁師さんが、まだ年若い見習いの漁師さんがひとつ
の船で力を合わせ、地元の活気をつくりあげているのです。

「何十年も若かったらきっと漁師さんになっただろうな」などと活気
の興奮の中にいれば私たちは思います。
そして汗をかいて働き、一緒に笑い、豊漁を喜びあう人になってみ
たい。



漁師さんも仲買さんも、港で働くお母さんたちも海が大好きで興味
を持つ若者が大好きです。
目を輝かせていた生徒さんたちが、いつのまにかボウルに山とな
った生しらすを持っています。

「舞阪のこのパワーが子供たちの夢に繋がるんですよ」、先生は言い
大きく頷く。
自慢できる故郷と地元には自慢できる人がたくさん働いている。

若者を見れば、もう一度若い頃に戻って力いっぱい働きたくなるの
です。

※取材協力:舞阪中学校池田先生と生徒さんたち
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



 

浜名湖フォークジャンボリーはじまる

カテゴリー │☆南浜名湖あそび隊!



全国一の規模のアマチュアフォークイベント、第10回浜名湖
フォークジャンボリーが、今日明日浜名湖ガーデンパークで開催されています。
二日間全国地元から集まった56グループが、会場の手拍子と拍手と
歌の仲間と盛り上がります。