遠州舞阪しらす船 舞阪海幸彦さんの写真

カテゴリー │遠州舞阪シロコ船



大きな写真はこちらです。

南浜名湖は海の産地、遠州舞阪港を代表する舞阪しらす漁は
昨年度四十八統で行われています。

舞阪のしらす漁は二艘で網を曳く二艘曳き、二艘で統を組んで
いますから九十六艘もの大船団が出漁、水揚げをしています。

舞阪の景気を運ぶといわれるこの大船団の写真を撮り、南浜
名湖あそび隊!に提供いただいているのが「舞阪海幸彦さん
遠州灘に漁し、今切に凱旋する船、二度目の海に挑戦する船
の勇姿を撮っていただいています。



大きな写真はこちらです。

まだ暗い早暁に出漁し、昼前に舞阪港に凱旋するしらす船を
私たちはなかなか見ることができませんが、舞阪海幸彦さんは
休みを利用しては舞阪の誇りであるしらす船を撮り、紹介してく
れています。



舞阪海幸彦さんの写真を使い、休漁期(1月16日~3月20日)
を利用し、全船の写真を紹介しているのが「舞阪しらす親分一家
こと丸昌河合商店のブログです。

感謝!舞阪しらす船

昨年度出漁した四十八統を毎日一艘づつ、舞阪しらす船の勇壮
な姿を紹介する特集です。

来期の漁まであと一ヶ月半、しらす船の勇姿で楽しみたいと思い
ます。ご覧ください。

舞阪海幸彦海を撮る
舞阪しらす親分一家(丸昌河合商店)
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



 

遠州灘行く舞阪しらす船 兵栄丸

カテゴリー │遠州舞阪シロコ船舞阪しらす漁2013年度



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舞阪・新居を加工基地に遠州灘に網曳くしらす漁は、百艘以上の
大船団を繰り出し、透き通るような冬しらすを水揚げしています。
冬の海は風波の海、怒濤の遠州灘から新鮮なしらすを獲り運び
舞阪・新居の景気をあげています。

「兵栄丸」の凱旋です。
時間いっぱい網を曳こうと再度の海へ向かう船とすれ違います。



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新鮮しらすを積んだ兵栄丸は、新鮮そのままを運ぶため、凱旋の
船のエンジンを唸らせ波飛沫をあげて今切に凱旋してきます。
舞阪港に着けば競り場から加工場まで新鮮のリレーのバトンを繋
いでいきます。

舞阪の大船団の出漁の様子から、勢いの競り場、加工場まで一
連出紹介する「浜松市を中心とした静岡県西部(遠州)地域の情
報ポータルサイト「はまぞう」」では、この勇姿を紹介しようと「はま
ぞう動画」での紹介を予定しています。



現在、出漁の様子を伝える告知版を公開中、舞阪しらす漁船の
出漁の様子をご覧ください。
はまぞう動画担当のチャーミー黒柳さん、本編リリースを期待し
ています。

※写真:舞阪海幸彦さん
舞阪海幸彦海を撮る
はまぞう
はまぞう動画
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



 

遠州舞阪しらす船 龍盛丸の凱旋

カテゴリー │遠州舞阪シロコ船舞阪しらす漁2013年度



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南浜名湖は海の産地、舞阪の景気をあげ、活気を起こす漁とい
えば舞阪冬しらす漁の勢いです。

冬の海は朝は穏やかでも次第に風が強くなり、舞阪のしらす船
が網曳く遠州灘の漁場は風波の中、その中で三度四度と網を
揚げ、午前の舞阪に凱旋します。

「龍盛丸」です。

冬の海の色は寒さのブルー、新鮮を運ぶ船はエンジンを唸らせ
て浜名湖につながる今切を抜けてきます。



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船尾には網を巻く巻車(まきしゃ)、乗り組む乗り子さんが胸を
張っての凱旋を、私たちは待っています。



南浜名湖あそび隊!も参加する浜松市を中心とした静岡県西部
(遠州)地域の情報ポータルサイト「はまぞう」は、はかぞう動画で
「遠州の食を伝える~遠州灘・浜名湖の幸~」の第一弾として、
舞阪しらすを特集、現在告知版を掲載しています。

出漁からしらす加工までを一連で紹介する動画を近日中に公開
予定しています。ご期待ください。

はまぞう動画担当のチャーミー黒柳さん、本編リリースを期待し
ています。

※写真:舞阪海幸彦さん
舞阪海幸彦海を撮る
はまぞう
はまぞう動画
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



 

舞阪港しらす漁 舞阪凱旋の開光丸

カテゴリー │遠州舞阪シロコ船



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南浜名湖は海の産地、春を越えて初夏となる美しい遠州灘から
しらす満載のシロコ船(しらす漁船)が舞阪に凱旋します。
春漁のしらす漁の大漁が続いています。

舞阪港のシロコ船は五十統(組=100艘)もの大船団、浜名湖が
遠州灘に繋がる今切を越えてしらす満載の船の勇姿を見ることが
できます。

「開光丸」です。

今切の急流を越えればすぐ目の前は舞阪港、新鮮しらすのリレー
のバトンを港で渡します。



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しらす船の船尾にはしらす袋網を巻く大きな巻車(まきしゃ)があり
ます。
遠州灘の揺れる海上でしらすを獲り、水揚げ用のボウラに詰めた
後も乗り子さん(乗り組む漁師さん)の働きは終わりません。
一度ならず二度目の漁もある大漁船は、網を洗い次の漁には全て
を洗い清めた漁具で挑戦するのです。

開光丸が舞阪港に凱旋してきます。

※取材協力:浜名漁協

南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



 

舞阪港 裕丸 春への化粧直し

カテゴリー │遠州舞阪シロコ船



舞阪港から今切に向かう途中の新港に「揚げ場」と呼ばれている
船の整備上があります。
この時期は3月下旬からはじまる新年度のシロコ(しらす)漁まで
に整備や塗装直しをしようと船が揚げられています。

今切を抜けて遠州灘広く操業するシロコ船の底まで見ることがで
きるチャンス、裕丸(ゆたかまる)の親方の許可をいただき、近づい
て見せていただきました。



遠州灘の大海の波を切る裕丸の船首はこのように長く、船腹の横
に安定させるようにでしょうか、横に突き出たフィンなども見ることが
できました。

裕丸は黄色のキャビンが目立つ船、先代の船から黄色で塗装して
いると教えていただきました。



船底にはキールかスケゲと呼べばよいのでしょうか、直進安定をあ
げるフィン状の部材がついており、ペラ(スクリュー)があり、後ろに
舵がついています。
洋上のシロコ船は驚くほど舵が効き、方向を変えることができ、しら
すを追って網を曳いているのです。



船を揚げるのは揚げ場にあるこの巻き上げ機、船の揚げ降ろしは浜
名漁協の職員のみなさんが担当しているそうです。

3月下旬には、夜明け前に一斉に海を目指す遠州舞阪シロコ船の船
団の活躍が見られます。
裕丸の親方、見学させていただきありがとうございました。

※取材協力:裕丸



 

舞阪港シロコ船の改修 漁新丸

カテゴリー │遠州舞阪シロコ船



今期の舞阪港のしらす漁は、昨年3月21日にはじまり1月14日で
漁期を終えています。
この時期、遠州灘広く漁をしたシロコ船(しらす漁船)は、順に改修
を受けて春に備えています。

今切に続く新港の奥に浜名漁協の船揚げ場があり、ここで船は塗
装やエンジン改修などを行います。



エンジン改修中の船は「漁新丸」、シロコ船はキャビンの下に大きな
ディーゼルエンジンを積んでいます。キャビンは外せるようになってい
ます。
聞いてはいましたが、初めてキャビンを外した船を見ることができま
した。



大きなキャビンが外された船はポッカリと口を開け、船尾の巻車まで
見えています。



のぞいて見ると、キャビン下の穴にはエンジンが入っていません。
取り外してメンテナンスが行われているのでしょう。
普段は気にしない点でしたが、確かにここからエンジンの点検などが
できるのです。



春三月には新年度のしらす漁で活躍する「漁新丸」、力強いあのエン
ジン音をあげて遠州灘広く活躍していただきたいと思います。
春に備え、船揚げ場には数隻のシロコ船が塗装を待っていました。



 

舞阪港しらす漁期終了、網干し場へ

カテゴリー │遠州舞阪シロコ船



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舞阪港のしらす漁は1月13日で今期の漁を終えました。
2ヶ月後の3月下旬の再開までしばしの休み、冬漁でふんだんに
獲れたしらすは加工され新鮮保存されて販売が続けられます。

最終漁の漁果を降ろした冨士丸が、着け場に戻らずに再び港を
離れます。



舞阪港の南、今切につながる南岸の新港へ向かう船は、網干し
場に行くと聞きました。
10ヶ月に及ぶ間使った網を干し、修理する網干し場に漁具の網
を降ろしにゆくのです。

早速網干し場に行ってみました。



網干し場は舞阪側の今切に向かう途中にある広い漁業者専用の
広場です。
そこには先に入港した黄色にキャビンを持つ「裕丸(ゆたかまる)」
が網を降ろしているところでした。

船のキャビン後ろにある「巻車(まきしゃ)」から長いながい網が、
干し場に伸ばされていきます。

この作業が漁期の終わりの作業です。この後、網干し場の作業を
冨士丸のみなさんに見せていただきました。



 

舞阪しらす漁 今期最終漁の日吉丸

カテゴリー │遠州舞阪シロコ船



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昨年の春3月21日に春の海に出漁をはじめた舞阪のシロコ船(しら
す漁船)は一昨日1月13日に今期の漁を終えました。

しらす加工の丸昌河合商店「舞阪しらす親分一家」のみなさんから
最終漁のお知らせをいただき、舞阪港で最終漁の船の凱旋を見る
ことができました。

「日吉丸」です。

一年の10ヶ月、暗い夜明け前の舞阪を出漁し、日の出を待って広く
遠州灘に網を曳く漁の今期最終日の海から日吉丸が凱旋します。



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舞阪ではしらす漁船を「シロコ船」と呼び、乗り込む漁師さんを「乗り
子さん」と呼んでいます。
網を降ろし曳き、網を巻いて揺れる船の上で、しらすを水揚げする
舞阪の活気を背負う男たちが乗り込んでいます。

今期のしらす漁を終えたシロコ船は、これから二ヶ月間の休み、最終
日は水揚げの後、網を降ろす作業が待っています。
これは別にお伝えいたします。

※取材協力:浜名漁協 日吉丸



 

遠州舞阪シロコ船 五十統を紹介する

カテゴリー │遠州舞阪シロコ船



三月下旬から翌年の1月半ばまで舞阪を、浜松を代表する名産と
して知られるしらすを獲るのが遠州舞阪シロコ船、舞阪ではしらす
漁船を「シロコ船」と呼んでいます。

シロコ船は舞阪の活気をあげる船、その水揚げが舞阪を支えてい
ます。

舞阪港に所属するシロコ船は五十統、しらす漁は網船(あみぶね)
綱船(つなぶね)が綱を曳く二艘曳き袋網漁、その一対の船で統
(とう)と数えます。五十統、百艘もの大船団が遠州灘広く操業して
います。

今年、舞阪海幸彦さんのご協力を得て「全船を紹介しよう」と始まっ
た「遠州舞阪シロコ船」は夏の海、冬の海に立ち写真を撮っていた
だいた舞阪海幸彦さんの写真で73記事を要して全船の紹介がで
きました。感謝いたします。



しらすだけを見ては現場が見えていない。
私たちはしらすを獲る海へ出かけ、今切で船上で取材をさせていた
だき、厳しい海で獲るしらすの現場に近づくことができました。

そして微力ながら多くの男たちが船の上で働く姿、その勇姿を紹介
することで自慢の舞阪のしらすを紹介することができました。

舞阪の幸は全て海からやってくる。その海で働く男たち、その船を
紹介することで今後とも舞阪のしらすにひと味を加えたいと思ってい
ます。

多くの親方衆、船主さん、乗り子さんのご協力をいただきありがとう
ございました。
そして夏の暑さの中、厳寒の冬にも今切に立ち、遠州舞阪シロコ船
の勇気と勇姿を伝えようと写真を撮っていただいた舞阪海幸彦さん
と舞阪を盛り上げようとするその心に感謝いたします。

※写真:舞阪海幸彦さん



 

今切冬 連なる海の阿龍丸

カテゴリー │遠州舞阪シロコ船



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夜明け前に舞阪港を出漁し、遠州灘広く操業するシロコ船(しらす
漁船)は漁を終えれば赤灯台が目印の浜名湖の入口今切を目指し
ます。

わずか200m幅で浜名湖が海に繋がる今切は長く遠州灘に着き出
す海道、この狭い海域に東西から浜名湖を目指すシロコ船が舵を
切り、連なります。



大きな写真はこちらです。

「阿龍丸」の綱船(つなぶね)を先頭に今切に凱旋がはじまります。

本船(網船=あみぶね)に比べ装備を軽くした綱船(つなぶね)は
二艘で曳くシロコ漁の指令船、綱を渡し、本船が網を巻きあげる
間、綱船は周囲の海域を魚探で探り、次に網を投入する漁場を指示
するのです。

綱を渡すために本船に横付けするのも綱船の仕事、慎重な操船と
魚群を探す綱船にはベテランの舵とりが乗っています。

最後の難所今切を抜ければ静かの海浜名湖、舞阪港に戻ってくる
海の男たちなのです。

※写真:舞阪海幸彦さん