漁師は港の前に店を出す 魚あら

カテゴリー │浜名湖の料理番 魚あら



南浜名湖 舞阪港の今日の漁を窓から見渡す窓辺で、浜名湖の
料理番こと「魚あら」の四代目山田哲也さんにお話を伺います。

魚あらの山田さんを紹介いただいたのは、弁天島の魚河岸太助
の山本秀二さん
、山田さんは地元の一年先輩にあたります。

舞阪港の入口のすぐ北側、浜名湖を味わうお客様がおしかけて
通う「魚あら」は、漁師さんだった創業者山田荒次郎さんが創業、
仕出しをはじめ、料理屋として現在の「魚あら」となりました。

「今は何が獲れてるの」とよくお客様に聞かれるんですよ」と哲也
さんが言うとおり、窓の外は舞阪港、手前には大きなシロコ船(
シラス漁船)、問屋と呼ばれる鮮魚セリ場が目の前に見えています。



「現在の舞阪港が整備される前は、今切れまで窓から見えたも
のですよ」、という今も窓から港に着いた船が水揚げするのが見
える、浜名湖料理をいただきながら見る港は料理の味をさらに
引き立てるのです。

「港に行けば買えるの?」とお客様に聞かれることもあるそうです。
※仲買さんがセリ落とした魚は買うことは可能です。



お店の営業時間は11:00~14:00 16:30~20:00時のラストオ
ーダーとなりますが、団体用宴会場は60名まで、他に15人までの
個室も用意されています。

「地元・浜松方面からのお客さまはもちろん、愛知県からのお客様、
遠方からもご来店いただいています」という哲也さんは、舞阪港の
目の前ながらの旬の幸、浜名湖であがる幸を料理しています。

話をするうちに、じつは哲也さんがあるスポーツの話で盛り上がる。
今も地域スポーツを楽しんでいるそうです。
そんな話は次回のお楽しみです。

魚あら:http://www.uoara.com/
浜松市西区舞阪町舞阪2119-12 TEL053-592-0041  



 

舞阪港の活気を楽しむ 魚あら

カテゴリー │浜名湖の料理番 魚あら



舞阪港の賑わいと言えば名物「生しらす」を獲るシロコ(しらす)船の
水揚げです。

いよいよ3月21日からとなった春漁に腕を鳴らすのは、舞阪港入口
すぐ南側の浜名湖料理「魚あら」の四代目、山田哲也さんです。

「浜名湖と言えば車海老、ご期待いただける活き海老を生簀にたっ
ぷりと用意しています」

魚あらは浜名湖料理、舞阪港の活気を眺めています。活きで応える
「活き天丼」が名物となっています。



※写真は祭典前日

舞阪の活(粋)きを表すのは舞阪大太鼓祭りで知られる10月の「岐佐
神社祭典」です。

岐佐神社の急階段を降りた大太鼓は、天狗さんを先導に神輿を護って
砂町を行き、角を曲がれば「魚あら」前に到達します。



魚あらの前には砂町の大きな幟が立ち、お振る舞いのテントでは一日
中続く祭りの力づけとしてご馳走が振舞われています。

今月末の生しらす、4月からは潮干狩り、初夏の蟹にモチガツオ、目の
前の港ではおなじみ「えんばい朝市」が5月からはじまります。



魚あらは月曜休み、11:00~14:00 16:30~20:00のラストオーダー
まで「舞阪港」に期待して訪れるお客様の料理番をつとめています。

紙面がなくなりましたが、哲也さんが港の仲間たちと楽しむスポーツ、
じつは「魚あら」は出前がとれるというお話は次回のお楽しみです。

※魚あら:http://www.uoara.com/



 

活き天丼は浜名湖車海老 魚あら 

カテゴリー │浜名湖の料理番 魚あら



舞阪港の活気をを窓から眺める料理屋、浜名湖の料理番こと「魚あら」
の客席は、どの席からも港に水揚げに戻るシロコ船(生しらす)、サヨリ
漁船、鯛漁の船を眺めることができます。

入口を入ってすぐ右側の生簀に自慢の「車海老生簀」があります。
魚あらの四代目、山田哲也さんにお願いして、「活き天丼」のネタ、自慢
の浜名湖産の大きな車海老を見せていただきました。



「毎週木曜に、地域の仲間と舞ドーム(体育館)でバスケットボールを楽し
んでいるんですよ」という哲也さんは浜松商業高校時代からのバスケット
マン、このブログにも登場するシロコ船(しらす漁船)の乗り子、宮国さん
もメンバーだと聞きました。

お客様は地域の漁師さんも多いという魚あらは、観光で来店されるお客
様だけでなく、地域にはなんと出前も行っているそうです。
舞阪港の料理番の出前、お願いしてみたいですね。



最近は自転車も始めたという四代目、魚あらは舞阪港の元気、活気を
楽しむ店、体力づくりは欠かせません。

注文を受けた後に生簀から出して活き天丼となる車海老、魚あらの活天
丼は先代から続く魚あらの名物メニューとなっています。

春漁はじまった舞阪港、漁の活気を眺めながら、港直送の魚を浜名湖の
料理番の店で楽しむ春の浜名湖にお出掛けください。



魚あら:http://www.uoara.com/
浜松市西区舞阪町舞阪2119-12 TEL053-592-0041  



 

舞阪港 イガグリガニ 魚あら

カテゴリー │浜名湖の料理番 魚あら



春漁の水揚げで賑わう舞阪港を一望にする料理屋さんといえば、
舞阪港入口すぐ南側の「魚あら」です。

昨日昼過ぎからの賑わいに舞阪港から見る魚あらの窓にはお客
さんの顔、顔、勢いのよい港を見ながら舞阪の幸を味わう贅沢な
お客さんの笑顔が見えました。

休憩時間を利用して港の旬を確認にやってきたのが魚あら四代
目こと山田哲也さん
です。

「これはなに?」 港の仲買さんも珍しというこのトゲだらけのカニ
は「イガグリガニ」だと教えていただきました。



イガグリガニはタラバガニの仲間、もちろんおいしくいただくことが
できるそうですが、鋭いトゲがあるのが玉に瑕、ちょっと食べにく
いのだそうです。



「水槽に入れてみようかな」

哲也さんが持ち帰った珍しいイガグリガニ、魚あらに食事に行けば
見ることができるかもしれません。
舞阪沖の深海から底曳き漁の共栄丸が持ち帰った珍しいカニをご
覧ください。

※取材協力:浜名漁協・魚あら四代目哲也さん
※参照:ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑