舞阪アサリ漁師さんの船

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毎日南浜名湖 弁天島の潮干狩りをご案内していますが、潮干
狩りを案内する瀬渡し船は弁天島遊船組合のみなさんが運営
しています。

遊船組合のみなさんは常にはアサリを獲る漁師さんが潮干狩
りシーズン(4月~8月末)の瀬渡しをしています。
アサリ獲りのプロがご案内するから誰でもザクザクとアサリ
が獲れるのです。

そこで弁天島遊船組合で最も若い嶋さんにアサリ漁の道具を
見せていただきました。



浜名湖のアサリ漁は一年を通じて行われます。船から水の中
に降り、胸ほどもある深い水の中で重い道具を使ってアサリ
を掘ってくれているから、私たちはスーパーなどで一年中ア
サリを買うことができるのです。

左向こうにあるのがアサリを掘る「クマザラ」という道具で
す。私たちが使う熊手の大きなものですが漁師さんは重いこ
の道具を使うのです。

黒いチューブは真ん中に網がついた「浮き輪」、これを浮か
べておいてクマザラからアサリをあけるのです。

右手の2つは見慣れない道具です。ステンレスでできた脚立
のゆおうな道具は「ゲタ」と言います。
なんとこれを履いて深場に入るのだそうです。

アサリ漁師さんは潮干狩りと違い、深いところに降りて貝を
掘ります。このゲタを履いて歩きながらクマザラを使うとい
うことでした。



日の出操業(日があがったら漁をはじめてよい)から正午ま
でがアサリ漁の時間、潮干狩りをする場所とは違うところで
漁師さんはこのような道具でアサリを掘っています。

プロの道具とその努力は違いますね!

GWにはアサリ漁師の嶋さんも弁天島の潮干狩りの瀬渡しに
参加すると聞きました。
乗り合わせた方はアサリについていろいろ聞いてみてくださ
いね!



 

エージさんGOOD FELLOWSな漁徳丸

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「GOOD FELLOWS」という言葉にビビッと反応して南浜名湖
を行く漁徳丸のブログ「漁徳丸のGOOD FELLOWS」を読んで
います。

かつて英会話で習った言い回し、自分の仲間を紹介する時に
「He is my Frllow(彼はよい友達なんだ)」とか同じ言い回し
で「仕事のよき仲間なんだ」と紹介するのにFllowを使う。

南浜名湖あそび隊は毎日素敵なFllowたちに出会っています。

「おお!、舞阪港で出会ったのは漁徳丸のエージさん」、別
にご紹介する浜名湖遊覧のツアーの取材での出会いでした。

漁徳丸とはエージさんがお父さんから受け継いだ船の名前、
大きな方が海での漁をする漁徳丸、小さなほうが遊船や採貝
(漁師さんのアサリ漁)などに使う第七漁徳丸なんだよと教
えていただきました。



「バチバチバチバチッ」と写真を撮る南浜名湖あそび隊に、
シャイなエージさん(漁師さんは寡黙に働くのからカッコい
いのだ)は照れてしまったようでした。
でも、カッコいいでしょう。



今回のエージさんとのミッションは舞阪と新居を結ぶ渡しの
再現、江戸時代は舞阪と新居は船で渡していた。
これを再現する海の旅に向かいます。

さてエージさんの「GOOD FELLOWS」の一人となれるか?
FELLOWSは自らが「よい人」でなければなりません。
見習ってがんばって働きましょう。

エージさん、これからもよろしくね!



 

海を知り海を行く弁天島カメラマン

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「ワァーきれい」

見せていただいた作品の写真を撮らせていただこうと弁天島
海浜公園に出たところ、公園を散策中のみなさんに取り囲ま
れたのは弁天島遊船組合のカメラマンこと井手秀行さんです。

井手さんは漁師さんですから浜名湖の美しい景色を一年中見
て知っています。一年を通じて海を自由に航行して最も美し
いポイントで写真を撮る、漁師さんカメラマンなのです。



作品は弁天島のホテル、マンション群を瀬に弁天島遊船組合
の桟橋に船が着く様子が描かれています。
その写真をもとに画像処理ソフトで絵画風にアレンジしたも
のです。

青い空と青い海、陽射しあふれる南浜名湖弁天島の初夏のま
ぶしいような楽しさを作品にしたものでした。



井手さんの作品は一部が観光協会や弁天島遊船組合の潮干狩
り受付ブースに飾られています。



夕陽の名所として多くのカメラマンが集まる南浜名湖弁天島、
その沖を行き浜名湖を撮り残す井手さんとは潮干狩りの瀬渡
しで会うことができます。

広くその作品を公開していただきたいなとお願いしています。



 

Iさんの弁天島パトロール

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南浜名湖の玄関、弁天島海浜公園は散歩するのによいところ
です。

早朝からウォーキングやジョギング人が行き来する公園で毎
日姿勢のよい男性と出会うことができます。

Iさんは浜松市から弁天島に引っ越してこられて7年、4年前か
ら海辺の安全パトロールをしていらっしゃいます。

「若い頃は随分海を汚したものでしたからね」と笑うIさんの
日課は弁天島海浜公園の海辺のパトロールです。
潮干狩りや浜で遊ぶ人たちが弁天島で楽しい思い出のみ持ち
帰ることができるように、海辺の危険なものを拾って歩いて
いるのです。



「今日はこんなにガラスが見つかりました」と見せていただ
いたのは瓶などのかけらです。
誰かが捨て、割れてしまったガラスがビーチの砂に埋もれて
いるのだそうです。

「風や波で埋もれていたのが現れるんですよ」とIさんはそれ
を丹念に探しているのです。

海の中にもルアーや釣り針つきの釣り糸などがからんでまま
捨てられています。それをIさんは竿につけた引っ掛け道具で
回収しているのです。

姿勢よく歩くIさんは出会えば大きな声で「おはよう」「こん
にちは」と挨拶を交していただけます。
その姿勢と地道な活動で弁天島は楽しい思い出ばかりのリゾ
ートとなるのです。

「お疲れさまです」こう挨拶して自分もと思うのです。
南浜名湖は人の心美しいところです。ゴミなどを散らかさず
必ず持ち帰るようにいたしましょう。

南浜名湖の素敵な紳士のご紹介でした。