舞阪セビチェを試したい

カテゴリー │焼鳥「肥後」


 ↑
イサキ

南浜名湖 舞阪はご存知のとおり海の湖の良港で、トレトレの魚
が揚がる港です。

港近くの居酒屋に行けば安くてトレトレのキトキトの魚が食べら
れる。そこに漁師さんが集うと聞けばもう間違いなし!となるの
です。

釣りはやらないながら釣りの師でありうまい魚の師でもあるのが
小説家の開高健さん、ご存知のようにさまざまな釣行記を残して
いる。

弁天島の海を見ながら師の本を読めば血が沸いてくるのです。
師の残した本の「もっと広く!」はアラスカからペルー、チリま
で釣りをしながら南北アメリカを縦断する釣行記、その中に憧れ
の料理があるのです。

セビチェ(短く参照)

ラテン文化圏唯一の刺身料理である。起源はペルーだという。
コルビーナ(イシモチ)でもヒラメでもいいが、とれとれの魚を
刺身にして大皿にならべ、タマネギや唐辛子をふりかけ、新鮮な
ライムの鋭い果汁をふりかける。

・・こういう表現でやられます。食べたくなります、爆発します。

魚の肉が酸に溶けてチリチリと白くなる。焼けすぎてはいかん、
ほんのりと白くなったところを手早くいただく。唐辛子はペルー
産のアヒでないといかん。

・・どうです。食べてみたいでしょう。



今度、いつか、きっと、八百屋でライムを手にいれてポケット
にいれる。
唐辛子は辛そうなものをどこかで仕入れてくる。

できれば輸入もの屋でアヒを指名買いする。

舞阪の居酒屋でイシモチあると聞けば、ヒラメあると聞けばとり
だしてタマネギと和えてもらう。

もしくは漁師のあの方のえんばい(自家消費)をこれで試そうと
誘惑する。

そこにライムを取り出して「チュッ」と絞る。

あとは開高師と同じ顔をして食うのみである。

さて師はその味をどう表現したか。

「淡麗、高雅、新鮮、うめく」としめている。

憧れである。舞阪トレトレキトキトあってこその狙いである。



 

弁天島潮干狩り ニシはごちそう

カテゴリー │浜名湖生き物みつけ隊!



海と一緒に潮の干満がある浜名湖の潮干狩りでは「大潮」が
狙い時です。

大潮とは潮の干満の差が最大になる時、潮の高さも高くなり
ますが潮が下がる(千く)のも大きいのです。
潮が下れば弁天島の潮干狩りの広い瀬はさらに広くひろがり
ます。

今日から数日は大潮、出かけた赤鳥居の西側のアマモ場で、
ニシを拾いました。

アマモ場のくるぶしほどの浅いところを歩けばいつくも見つ
けることができます。

潮干狩りのお客さんが「これ食べられる?」と聞かれるのも
たびたびです。



ニシは舞阪のごちそう、酒の肴にも使われています
サザエにも似たコリコリとした食感を持ち、生で刺身にして
も茹でてスライスしても美味しい貝なのです。
(あまり茹ですぎると食感が硬くなるのだそうです)

小さなものから、大きいものは握りこぶしほどにも成長する
ニシは歩いていれば簡単に見つかります。

サザエは海藻などを食べていますが、ニシはなんとアサリを
食べる肉食
、まったく違う貝ですが、刺身にしたものをサザ
エに混ぜて売る地方もあるそうです。

「ニシだ!」、しめしめと持ち上げてみると大きなヤドカリ
だったりしますから、拾うのも楽しみのうちですね。

ニシを裏返すと鮮やかな紅色なのが特徴です。新鮮な紅がお
いしそうでしょう。

弁天島の潮干狩りではさまざまな貝が「拾え」ます。
これも一緒に獲って、一杯やりましょう。



 

「にゃん湖隊」 神様ってステキ

カテゴリー



おじゃまむし~!
ジョセフィーヌ蘭でぇす。

暑いわね!みなさんご機嫌いかがかしら?
danny伊藤ん家は、きのう簾が付いたの。
にゃんこ達が暑くないようにって・・・お気遣いありがとね。

でも簾じゃなくて、壁に付いている白い箱を動かしてくれ
ると、もっと嬉しいわよ。

ところで、こないだ飛び魚さんが載ってたわね!
わたくち飛び魚さんは初めて見たけど、青くて透き
通ってるみたいで、すんごくきれいだわ~。


弁天小僧舞阪港でトビウオを見つける

それに、お魚さんに羽がついてるなんて・・・
・・・神様ってステキ!

福々ぼっちゃんは、やどかりさんがお気に入りらし
いけど、わたくちは断然、飛び魚ファンだわね。

このところ梅雨はどこ?って言う位いい天気が続いて海の
季節到来って感じだから、わたくちは是非飛び魚さんに会
いに弁天島へ行きたいわ~!

飛び魚さんがきれいな弁天島の海を、ピョンピョン飛んだ
り、すいすい泳いでいるところを見たい!

にゃんこだから無理!は、もう聞き飽きたわよ。

誰かー!わたくちを海に連れて行きなさい!
命令よー!

             ジョセフィーヌ蘭

追伸 飛び魚さんは美味しいって聞いたけど本当かしら?



 

弁天島 アマモ場に渡る

カテゴリー │浜名湖弁天島潮干狩り



いつもなら正面から見る弁天島の赤鳥居を横から眺める所、
弁天島遊船組合のみなさんのご厚意で、鳥居の西に広がる
アマモ場に渡ってきました。

現在、弁天島の潮干狩り場はこの西へ広がっていますが、
瀬渡し桟橋から遠いこのあたりはアマモが茂るところです。



アマモは砂地に生育し、浅い海に広がっていますが、海藻
ではなく「海草」に類する植物です。胞子で広がるのでは
なく種子で広がるところから稲などの種類に似る植物です。
白い小さな花も咲くのだそうです。



アマモは大群落をつくり、浜名湖の富栄養化を防ぐよう窒
素やリンを吸収し海を浄化してくれる植物です。



浅いアマモ場を歩けばその下にカニやヤドカリ、貝などが多
く隠れ、魚の稚魚のゆりかごともなっています。
アサリもこの下に隠れているそうです。

弁天島の守るべき大切な自然の中を歩けば、もう海はゆるみ、
すわりこみたいほどの温かい海となっています。

大潮の弁天島は潮干狩りが長い時間楽しめます。
明日から7月、1日の干潮時刻は12:06分、瀬渡しでこの瀬に
渡れば海の生き物探しを楽しむこともできます。

明日の弁天島潮干狩りの瀬渡し船は10:00頃より出船します。



 

おはよう!弁天島0630

カテゴリー │☆おはよう!南浜名湖



6月は朝の早い季節、早暁より舞阪港・新居港からシロコ船
(シラス漁船)が今切口を抜けて遠州灘に向かいました。

カラッポになった舞阪港を臨む弁天島の海です。

風おだやかな弁天島は今週は午前中に干潮時間がやってき
ます。今日の干潮時刻は11:25分です。

赤鳥居の脚が瀬の上になっていれば干潮近づくの印です。



弁天島の海は左へ左へと潮が流れて今切口を抜けて大海に
潮を押し出していきます。干潮に向かってはいる様子がよく
わかります。



赤鳥居前の潮干狩り桟橋では今日も瀬渡しの準備がはじま
っています。
干潮時刻のほぼ2時間前から出船します。
今日は9:30頃となります。

今日も弁天島は夏を先取りする人の遊び場です。水着が似
合う弁天島の海で遊びましょう。



 

弁天島ビーチ ウニの海水浴

カテゴリー │浜名湖生き物みつけ隊!



「ウニ」だなんてヒトコトで呼ばれますが、英語ではsea urchin
、スペイン語圏も同じく「海のハリネズミ」と呼ばれています。



海のハリネズミ、テレビなどで見たことがありますがなるほど
のかわいい名前ですね!

ウニは、復興でがんばる東北の三陸地方などが有名ですが、浜
名湖の弁天島にもたくさん棲んでいるんですよ。

夏を迎えた弁天島の磯、弁天島ビーチでは2日が海開きを待てず
に泳ぐ子供たちがやってきています。
ウニも一緒にビーチで遊んでいます。(踏まいでね)



磯で飼いそうなどを食べているウニ、夏の暑さで熱中症になら
ないように上手に遊んでいます。(みんなも気をつけようね)

ほら、ここにいれば時々波がやってくる。

「ザザザザーッ」



「ドップーン」

弁天島のきれいな海でウニも子供たちも一緒に遊びます。

「ザッブーン」と泳ぐ子供たちももうたくさんやってきます。

海が大好きな子供たちは陸のもの、海で暮らすウニやヤドカ
リは海のもの、一緒にビーチで遊んだら、きっと海に帰して
あげてくださいね。

今日も青いあおい夏の海、弁天島で遊びましょう。



 

浜名湖ササガニ 真っ赤な濃厚味

カテゴリー │南浜名湖のお魚さん



浜名湖ではササガニ、市場ではワタリガニと呼ばれるカニを
いただきました。

漁師さんは「カニ」でなくて「ガニ」と呼ぶのがこのカニで
す。バケツに入れてもらうと、「カチカチ」と甲羅を鳴らす
元気なササガニです。

浜名湖内でも遠州灘でも獲れるササガニは、湖内にいる小型
のものが食べやすくておいしいのだそうです。



そしてササガニは鍋の中へ、活きの場合は水から茹でるのが
秘訣です。
※湯に入れるとハサミなどを自切などしてしまいます。
緑色から目も覚めるような赤い色に茹で上がります。

皿にとり、ティッシュが手ふきを置きましてカニ食い開始っ!

ササガニは甲にトゲをたくさん持っています。気をつけて持ち
裏返し、甲羅を開いてしまいます。

ゆっくり開けばそこには濃厚な味噌がたっぷり。
ササガニはじつに味噌がうまいカニです。大きくはありません
が味噌だくさんに白いカニ肉もたっぷりとついています。

しばし黙る食卓、手はカニの匂いたっぷりとなり、途中でやめ
るわけにはいきませんね。

しばししゃぶりつくす。このカニ欲の貪り、ああササガニは甲
羅だけとなって残骸の山となっていくのであります。

ササガニをもって濃厚という。ササガニの味噌を舐めてカニ
味噌を知る。浜名湖の真っ赤な濃厚味、活きを手にいれて茹で
たてをお試しくださいね!

濃厚なんですよう。



 

舞阪港肥後でイシモチで飲む呑む

カテゴリー │焼鳥「肥後」



酒に肴と言いますが、やはり居酒屋に行きますと、最初は
刺身で呑みたいもの、「オヤジッ刺身はなにがある?」な
んて聞きながら、まずはビールを飲んでおります。

ビールを飲んでいます。
酒を呑んでます。 同じ「のむ」でも字を変えますとまた
酒の味が違って思えたりします。(なんだこの書き出しは)

JR弁天島駅前の東海道を渡り、左斜めに舞阪港方面に向かい、
赤い弁天橋を渡れば左向こうに見えてくるのが焼鳥肥後で
あります。



夏になりますと、刺身はイサキのような活きがよいもので
キトキトの歯ごたえを楽しみながらビールをいく。
そして続いて煮物は、イシモチあたりがうまいものですねえ。

めずらしく肥後のオヤジさんがカメラを見てくれた。

「みんな呑みに来てね」
だって、オヤジさん営業スマイルでしたね!

舞阪の魚を知りたいなら、肥後に一年通えばよい、今回は
イサキとイシモチでありまして、さて次が楽しみです。



 

「にゃん湖隊」 いたずらの天才

カテゴリー



どもっ!
凛々であります。

湿気が多くて、いや~な毎日でありますね。

髪の量が多くて、癖毛で剛毛という三重苦を抱えたおばさん
は、この湿気のせいでメデューサのような髪型になっていま
すです。怖いですよ。

danny伊藤家には、このメデューサおばさんを「キーッ」っと
言わせて、おばさんの髪の毛を蛇に変えてしまういたずら小
僧がいますです。

そいつ、見かけはのんびりとしていて、能天気猫と呼ばれて
いますが、いたずらをさせれば天下一品、百年に一匹出るか?
っというような、いたずらの天才!そして破壊魔でもあります。

そいつはおばさんの気持ちを素早く察して、おばさんが「これ、
やられたらいやだな」と思う事を的確に実行します。

そして、そいつの凄いとこは怒られても「へのかっぱ」なところ
でありますです。

いたずらを見つけたおばさんが「キーッ」っと怒ると一応は逃げ
出しますが、それはそいつのポーズであります。

そいつは物影に隠れて「おしりペンペンだ~!」と悪態をついて
すぐに何事もなかったように、いたずらの続きを始めるのであ
ります。

dannyは「学習能力がないのか?」と心配しましたが、そいつは
ちゃんと学習しているのであります。

「ここの人間に怒られても、命には係わらない」とね。

まあとにかく、そいつのせいでdannyん家の壁紙は剥がされ、
唐紙は破れ、トイレの砂はばら撒かれ、引き出しは開けられ
中身が散乱し・・・

とても言い尽くせないほどの被害が出ているのでありますです。

そして、そいつのいたずらに便乗して自分もついはしゃいで
しまうので、被害は拡大するであります。へへへ・・・ぽりぽり。

じゃあ!いたずらの天才を紹介しますです。





 

里の海の弁天小僧たち

カテゴリー │浜名湖生き物みつけ隊!



美しい浜名湖を次世代に残そう、恵まれた水産資源を育てようと
舞阪には「NPOはまなこ里海の会」が活動しています。

山辺の町や村ならば「里山」、海辺の町や村ならば「里海」、生
活の場であり育つ場である自然と共生する町はすてきなところ
です。

弁天島海浜公園に毎日あそびに来る子供たちとお母さんがいらっ
しゃいます。

海や海の生き物が大好きな子供たちは、散歩するだけではなく、
潮が千いた波打ち際に下りたり、浜辺を遊んだりしている。
弁天島の大人たちは潮干狩りの貝を見せたり、ヤドカリをあげ
たり、カニや不思議な生き物たちで一緒に遊んだりします。



海は毎日変わった顔を見せてくれます。時には嵐もありますが
たくさんの生き物たちが一緒に遊んでくれる日もあります。

ここで遊ぶ子供たちこそがホンモノの「弁天小僧」なんですね。

波打ち際にアオサが流れついています。よ~くみるとアオサを
こんなに背負った大きなヤドカリだと気づきます。
子供たちがそれを見つけて見せてくれるのです。



潮干狩りの船頭さんがパンをあげているチュンも遊んでいます。

誰かに何かを見せてもらうと「ありがとう」と大きな声でいえる
里海の子供たちがいます。

今日も会えるかな、大きな弁天小僧と遊びましょうね!