アカザエビはイセエビを凌ぐ舞阪底曳き漁の高級エビ 

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浜名湖・遠州灘のエビ

南浜名湖はエビの産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は多くのエビ類が海と行き来し育ち、深海にもつながる舞阪沖からは深い海のエビが揚がります。

ここでは市場に揚がる浜名湖のエビと海のエビのうち合計14種を紹介しています。

今やアカザエビといえばイセエビを凌ぐ人気、深海エビであるアカザエビの水揚げされる産地では海鮮のおススメとして紹介されています。



遠州灘への底曳き漁を持つ舞阪も同じ、最高級エビとして扱われています。

舞阪市場で扱われるアカザエビは市場名を「テナガエビ」、「テナガ」と呼ばれます。あの川エビのテナガエビと同じ呼び方ですが舞阪ではアカザエビのことです。

アカザエビの主な水揚げは例年9月1日から翌年5月15日までの底曳き漁での水揚げです。

真っ黒なサングラスをかけたようなギャング顔に独特の姿、人気急上昇の舞阪の高級エビです。

南浜名湖あそび隊!


 

舞阪漁港 ギシギシッ 全身樹脂製を思わせるマツカサウオ

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南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の満ち干を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

シラス漁、活マダイ漁、底曳き漁に沿岸刺し網漁と水揚げ豊かなな舞阪漁港は広く遠州灘の幸が水揚げされています。

その網には珍しい魚がかかることがあります。

金色の樹脂製を思わせる鱗に覆われたこの魚はその名もマツカサウオです。



黒のふちどりを持つ鱗模様は実際にも鱗、ところが分厚くまるで樹脂製を思わせ、活きているものはギシギシッと音を立てることがあります。
ヒレは鋭いトゲのようになった全身装甲魚です。

他の魚などの餌にならぬよう、特に深海の魚にはこうした特徴を持つものが多くあります。

体表を固め、ヒレを鋭いトゲにしたマツカサウオはこうして立てることができるのです。

顎のあたりの黒い部分は発光帯、深海では薄い緑色に光るそうですよ。日本ではマツカサですが海外ではパイナップルとも呼ばれるそうです。

面白い魚を見つけることができる舞阪漁港です。

南浜名湖あそび隊!


 

舞阪漁港底曳き漁の美エビはボタンエビ

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遠州灘・浜名湖のエビ

南浜名湖はエビの産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は多くのエビ類が海と行き来し育ち、深海にもつながる舞阪沖からは深い海のエビが揚がります。

ここでは市場に揚がる浜名湖のエビと海のエビのうち合計14種を紹介しています。今日の紹介はボタンエビです。



舞阪漁港の底曳き漁の水揚げに混ざるボタンエビは美しい黄色の殻に赤い模様を持っています。

海の生き物は魚ではキンメダイやクロムツ、アカムツなど、カニやエビも深海に棲むものはうまい脂を持っています。

濃厚なエビの脂は塩焼きで味噌汁でと楽しめ、もちろん刺身にして絶品です。

少量水揚げの美しいボタンエビが底曳き漁の季節に舞阪漁港を賑わせます。

南浜名湖あそび隊!


 

遠州灘の朝日 真っ赤なアサヒガニ 浜名湖・遠州灘のカニ

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南浜名湖はカニの産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は多くのワタリガニ類などが海と行き来し育ち、深海にもつながる舞阪沖からは深い海のカニが揚がります。

ここでは市場に揚がる浜名湖のカニと海のカニのうち合計16種を紹介しています。

遠州灘は太平洋、大海に揚がる朝日の美しさは漁師さんが誇る景色、まるでその色を映したようなカニが沿岸刺し網漁で揚がることがあります。

アサヒガニです。



進化的には古い世代だというアサヒガニのこの色の美しさ、細かいところまで凝ったデザインが美しいカニです。

舞阪には大きなものは揚がりませんが、大きく育ち食用にもなるアサヒガニ、カニではありますが横ばいでなく前進するそうです。

古代の姿を残す遠州灘の朝日、刺し網漁師さんに特別に見せていただけました。

※南浜名湖あそび隊!



 

脚に毛を持つモクズガニは伊豆のズガニ・中国の上海ガニ 浜名湖・遠州灘のカニ

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南浜名湖はカニの産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は多くのワタリガニ類などが海と行き来し育ち、深海にもつながる舞阪沖からは深い海のカニが揚がります。

ここでは市場に揚がる浜名湖のカニと海のカニのうち合計16種を紹介しています。

浜名湖には伊豆河津などで珍重されるズガニことモクズガニが棲み、冬に水揚げされています。

このカニは中国の高級ガニの上海ガニと近似種といわれています。



ハサミ脚などに毛を生やした様子が藻屑に見えるからモクズガニ、岸辺のヨシなどの中に棲み、ガザミなどのように泳ぐことはありませんが、群れていますので時に大量に獲れることがあります。

もちろんよく泥を吐かせてからすり潰して鍋の湯の中でたんぱく質を固める、ズガニ汁ほか、大きめのものはガザミなどと同様に蒸す・茹でるなどしても楽しめます。

浜名湖の雄踏、鷲津市場の冬に水揚げされるモクズガニ、モジャモジャのハサミ脚の先だけ真っ白、数が買えますからいろんな楽しみ方ができそうです。

南浜名湖あそび隊!


 

舞阪漁港でもめったに揚がらないセミエビ 遠州灘・浜名湖のエビ

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南浜名湖はエビの産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は多くのエビ類が海と行き来し育ち、深海にもつながる舞阪沖からは深い海のエビが揚がります。

ここでは市場に揚がる浜名湖のエビと海のエビのうち合計14種を紹介しています。

今朝の紹介は舞阪漁港にもめったに揚がらない珍しいエビ、セミエビを紹介いたします。



ゴツゴツした甲羅は保護色のようになり、さぞかし海の中では見つかりにくそうです。

ウチワエビなどと同様に見入りが悪そうに思えますが、意外なほど尾から胸までの身が多く、刺身から海老汁でおいしいと聞いています。

岸刺し網などで時々かかる珍しいエビ、遠州灘にはこんな不思議なエビも棲んでいます。

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長い目で見て!メナガガザミは目の柄が長いカニ 浜名湖・遠州灘のカニ

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南浜名湖はカニの産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は多くのワタリガニ類などが海と行き来し育ち、深海にもつながる舞阪沖からは深い海のカニが揚がります。

ここでは市場に揚がる浜名湖のカニと海のカニのうち合計16種を紹介しています。

少量しか水揚げされないカニの中に特別珍しい目の長~いカニがあります。その名もメナガガザミです。

昭和のコメディアン小松の親分に言わせれば「長い目で見て~」となりそうな目を持っています。

浜名湖の砂泥に深く潜って目玉だけ出しているのでしょうか知りたいところですね。



メナガですがガザミですからやはり最後端に先がボートのオールのような遊泳脚を持ち泳ぐことができます。

また他のカニに見られない美しい紫色が特徴であります。

これまで何度も紹介させていただいていますが、雄踏市場に水揚げされるショージさんから、珍しいカニや生き物は浜名湖の生き物を紹介する体験学習施設ウォットへ寄贈する生け簀へと放たれます。

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まるでコアラの顔 浜名湖のジャノメガザミ

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南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の満ち干を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

春過ぎて陽気がますますよくなれば浜名湖にはカニの季節がやってきます。

ガニとも呼ばれるガザミ、数多く獲れるタイワンガザミ、もちろん特産の浜名湖ドウマンなどに混ざり少量水揚げされるカニも登場します。
ジャノメガザミです。

甲羅をよく見れば何かに似ていないでしょうか、そうです。コアラに似ていませんか。

そこで私は「コアラガザミ」とも呼んでいます。かわいいでしょう。



カニの中でも多い「ガザミ」と名がつくカニはワタリガニ類のこと、最も後ろ脚の先がボートのオールのようになっており泳ぐことが出来ます。
泳ぎ渡ることから「ワタリガニ」とも呼びますね。

まもなくやってくる浜名湖のカニの季節、豊かな味をお楽しみください。

南浜名湖あそび隊!


 

逆手の鎌にご用心 浜名湖のシャコはエビの仲間

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遠州灘・浜名湖のエビ

南浜名湖はエビの産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は多くのエビ類が海と行き来し育ち、深海にもつながる舞阪沖からは深い海のエビが揚がります。

ここでは市場に揚がる浜名湖のエビと海のエビのうち合計14種を紹介しています。

今朝の紹介は浜名湖の砂底に穴を掘って棲むシャコはエビの仲間ながら多くの面白い特徴を持っています。

ガレージなんて呼ばれちゃうのはご想像のどおり車庫だからです。



シャコは活きているまま摘まみ上げると危険、じつはカマキリのような大きな鎌を持っています。

この鎌はカマキリとは反対の逆手鎌、下から振りあげて指の皮など簡単に切ってしまいます(痛いんですよ)。

ご存じ寿司種として、茹でシャコなどでさまざまな料理に活用されるシャコ、浜名湖にも多くはありませんが棲んでいます。

そして気をつけて扱えばこんなカマキリのような姿を見せてくれます。

南浜名湖あそび隊!


 

左右形が違うツメで巻貝を割り食べる メガネカラッパ

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南浜名湖はカニの産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は多くのワタリガニ類などが海と行き来し育ち、深海にもつながる舞阪沖からは深い海のカニが揚がります。

ここでは市場に揚がる浜名湖のカニと海のカニのうち合計16種を紹介しています。

エサとなる巻き貝をなんと割りながら食べてしまうというカニが浜名湖に棲んでいます。まるで栗のようなその姿、模様からメガネをしているようですから「メガネカラッパ」と名付けられたカニです。

敵に襲われたら写真のようにツメを体に寄せて真ん丸になって防ぎます。



メガネカラッパの最も注目する特徴は左右のツメの形が違うことです。向かって左のツメはフック状になっていてこの間巻貝の殻をはさみ(てこの応用でしょうか)割り、右の鋭いツメで中から身を掻き出して食べるといいます。



じつはメガネカラッパの脚は意外に長く、手から逃げればまたたく間に逃げていってしまいます。

大きな甲羅を上にズイと持ち上げ俊足で逃げてゆく。

メガネカラッパは浜名湖の雄踏・鷲津市場などで見ることができますが、食べられないカニです。

南浜名湖あそび隊!