南浜名湖あそび隊！

二月末までで舞阪港のトラフグ漁も漁期を終えればサヨリの
季節となる。南浜名湖弁天島に春がやってきます。

舞阪港のトラフグ水揚げ場は「問屋」と呼ばれセリのための
生簀が並びますが、ここ浜名湖料理店「太助」にはそれ以上
の生簀にトラフグが泳いでいます。

泳ぐ魚を前にして食事できるカウンターが囲む生簀には石鯛
やカワハギ、アジなど浜名湖の味を訪ねる私たちの期待どお
りの活きのよい魚を見ることができます。



店名は魚河岸「太助」、斜め向かいには本店の「山本亭」が
あり、どちらもほぼ同じ浜名湖料理のメニューを楽しめます。

両店は休日を変えています。（太助は水曜日、山本亭は木曜日）
弁天島を訪れる人の期待に応えるための気遣いを感じます。

生簀を持つ料理屋さんで「フグ」や「すっぽん」を扱う店とし
て高級店であると思われがちですが、山本亭では600円からの
丼物もあるそうです。



太助は弁天島の二番鉄橋をくぐって北へ向う水路沿い、店舗
横ほか山本亭の前に共同の駐車場が用意されています。
マップはこちら

次回は太助のご主人、山本秀二さんのこだわり、「浜名湖料
理」についてお聞きします。

※取材協力：魚河岸太助　山本秀二さん

JR弁天島から渚園へ向う道、その道を観月園へ向う途中
に浜名湖料理の魚河岸太助と山本亭が並んであります。

浜名湖料理とは舞阪港の海の幸、雄踏・鷲津港の幸を揃
えて楽しんでいただく料理のことだと、浜名湖を訪ねる
私たちの期待に応えてくれる料理を呼んでいます。



※山本亭は魚河岸太助の斜め向かいにあり、共同の駐車
場を利用できます。

魚河岸太助・山本亭は文字通りの兄弟店、写真の山本会
長が両店を見守り、長男の幸介さんが山本亭を、次男の
秀二さんが太助の包丁を握ります。

山本会長は舞阪町観光協会の会長とつとめ、南浜名湖を
盛り上げる先頭に立ち、さまざまな季節のイベントで陣
頭指揮をとっていらっしゃいます。

※すっぽん元気まつり
※おいしい舞阪まるごと体験フェア
※弁天島オープニングフェスティバル



「ふぐは太助が担当しています」

太助の板場で秀二さんがふぐを造ります。
浜名湖を代表する「ふぐ」と「すっぽん」はまさに浜名
湖の地物、ふぐを楽しむなら魚河岸太助、すっぽんを楽
しむならば山本亭と、兄弟店は魅力を分けているのです。

浜名湖を造る腕の冴、魚河岸太助訪問記は秀二さんの話
に続きます。

「鯛にヒラメ、イシダイにアジ、イセエビ、カワハギなど
を入れてあります」

弁天島の奥座敷、魚河岸太助はL字型に囲むカウンターから
舞阪港の魚を活かす大きな生簀を覗くことができます。

お兄さんの幸介さんの山本亭と並ぶ、弟さんの秀二さんの
魚河岸太助は文字通り兄弟店、二店を表す言葉はと聞けば
「浜名湖料理の店」だと教えていただきました。

「浜名湖を訪ねていただいたお客さんの期待どおりに」出す
お店であること、決してマグロやサーモンなどでは浜名湖
料理とは呼ばないのです。



鷲津港や雄踏店の浜名湖地魚、舞阪の漁などメニューには
季節ものが並びます。

「あと2週でトラフグ漁も終わります」と地の旬の魚を使う
からこその浜名湖料理のお店です。



気になるのが浜名湖の旬を食べさせてくれるお店の値段、
聞けば「昼は二千円、夜で五千円くらいですよ」と教えて
いただきました。

浜名湖も海にも旬がある。旬をすすめる店がある。
弁天島の奥座敷、魚河岸太助に通えば浜名湖の旬を楽しめる。

この後、ふぐ料理の冴を見せていただきます。

弁天島の奥座敷、浜名湖と海を楽しむ料理「浜名湖料理」の
魚河岸太助は16：30過ぎ、そろそろ夜の開店時間が迫ります。

太助のご主人、山本秀二さんが大皿にトラフグの華を咲かせ
ていきます。

ふぐ料理は太助、斜め前の山本亭ではお兄さんの幸介さんの
すっぽん料理、お父さんの山本会長は二店を見守りながら舞
阪の魅力を広げようと活躍されています。



浜名湖を楽しみに来ていただくお客様のため、魚河岸太助は
水曜休み、山本亭は木曜休み、平日は14：40～16：30は太助
だけが昼休みをとり、山本亭はどの時間も開いているそうです。

期待どおりの浜名湖料理を楽しんでいただきたいと営業され
ています。



魚河岸太助・山本亭はJR弁天島から北へ、西に曲がって千鳥
園から観月園へ渡る橋の角にあります。
山本亭は丼物なども揃い、個室、大広間も用意されています。
浜名湖を訪れたら「浜名湖料理」の二店でお楽しみください。


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春の漁で賑わう南浜名湖舞阪港は、浜名湖の料理を堪能させてくれる
料理人が目利きするところでもあります。

昨日午後の舞阪港市場で先日お話を伺ったばかりの、浜名湖料理の
「魚河岸太助」の大将、山本秀二さんに再会しました。

魚河岸太助は「浜名湖料理」のお店、春漁の全てが揚がった昨日は自
ら目利きした魚を仕入れたところ。秀二さんに文字どおり春に魚と書い
て鰆（サワラ）を持って登場いただきました。



昨日の舞阪港の競り場は大盛況、到着する船の水揚げに合わせて始
まる競りからタカアシガニやヒラメにこのサワラを仕入れた秀二さんは
休む間もなく、夕方の開店に間に合わそうと運んでいきました。



魚河岸太助：浜松市西区舞阪町弁天島3213-13 053-592-1919
http://tasuke.hamazo.tv/