極まりの夕陽に富来旗

カテゴリー │☆舞阪海幸彦海を撮る



大晦日、南浜名湖の人々が全ての業を為し終える様子を見る
今日、南浜名湖あそび隊も窓から極めの夕陽を見つめていま
した。

すると電話をいただいたのは舞阪海幸彦さん、今切から同じ
夕陽を見つめていたのです。
寒中の海は西の空に雲を蓄えるもの、美しい夕陽を見ること
はじつはとても難しい。

けれども極まりの日、海の男たち、心優しき女たちが住む町
に極まりの夕陽を見せてくれたのです。



今年を極めた海の男たちは最後に船に感謝の飾りを取り付け
ます。

「富来旗(フライキ)」です。

富来旗が全ての船を飾る頃、南浜名湖舞阪に夜がやってきます。

明日の夜明けと共に全船に富を呼ぶ旗が翻るのを見ることがで
きるでしょう。

海の町、舞阪は今年の業を全て終えました。
極めの町に夜がやってきます。

「また港で会いましょう」

極めの人の一人、舞阪海幸彦さんと挨拶ができました。

※写真:舞阪海幸彦さん


 

舞阪サーフの夜明け

カテゴリー │☆船上カメラマンの浜名湖四季撮



夜明けの海を一人占めするならば、まだ暗い中に起き出して
海へ行き、風をいっぱいに受けて歩かねばなりません。

今年出会い、南浜名湖のすばらしい景色を教えていただいた
船上カメラマンさんはまだ暗い海を歩きます。
そして寒中の海でその時間を待っています。

明るくなればサーフは釣り人の場所になります。
満る海に挑戦する多くのファンが海に現れます。

その時間より前、海は船上カメラマンさんだけのものになります。
全てを清めて打ち寄せる波の音だけの世界を今朝は紹介いた
だきます。

今年の汚れを全て洗ってくれるような海に身を置いてみてく
ださい。
そして清め流して来年へ向かいましょう。



※写真・動画:船上カメラマンさん



 

弁天島赤鳥居に夕陽落つる

カテゴリー │☆船上カメラマンの浜名湖四季撮



南浜名湖弁天島のシンボルと言えば、18メートルもの高さを
持つ赤鳥居です。

この赤鳥居があってこそこの美しい海の中心が出来るのです。

赤鳥居は朝の潮に、夕の汐にその脚を洗われています。近年
パワースポットとして訪れる人が多いのも海の力を常に受け
ているからでしょう。

弁天島の秋から冬、赤鳥居の中心を通って沈む夕陽を見るこ
とができます。



年々この美しさが知られ、この季節に多くのカメラマンを呼
んでいます。

秋冬の海は夕方に低く雲を呼びます。美しい夕陽が真っ赤に
燃えた空に落ちる日は数少なく、美しい夕陽が赤鳥居を通る
様子を撮るのには通う回数を増やしてチャンスを待つしかあ
りません。

今年、多くの写真、動画を提供いただいた「船上カメラマン」
さんからご覧いただいている皆さんへ美しい動画をプレゼント
いただきました。

弁天島赤鳥居に沈んでゆく夕陽の見事さをご覧ください。
そして来年はよい年になりますよう奇跡の光の力をお受けく
ださい。



写真・動画:船上カメラマンさん



 

年末えんばい イナダ・サワラ

カテゴリー │哲昌丸県境サワラ漁



「いっちゃ、弁天にいるかぁ」

先日サワラ漁に同行させていただいた舞阪の哲昌丸の哲船長
から電話が入ります。

「着け場で待ってるぞ」、着け場とは船を舫っている場所、
哲昌丸は舞阪港に近い雁木(江戸時代の渡し場)近くに着け
場があります。

舞阪魚市場は年内の営業を終えましたが、哲船長はえんばい
獲り(漁師さんが自家用・仲間に配るなどする)に出かけた
そうです。

「正月用の魚は獲ったゾ!」、船長に見事なイナダを見せて
いただきました。



寒中にトラフグ・サワラ漁などを行う漁師さんは正月五日ま
でが市場のお休み、その間に体を癒します。

着け場でトレトレの魚を出刃で捌く、舞阪ではまさにキトキ
トの魚が手に入ります。

哲昌丸は遠州灘沖の遊漁船、夏にはシイラを追って沖にも連
れていっていただきました。
また、サワラ漁にも同行させていただきました。

「頭とってやろうか」、哲船長に正月用にとサワラをいただ
きました。(刺身・焼きよしのご馳走ご馳走)

今年出合ったばかりなのに海を教えていただいた哲船長、ご
馳走さまです。そしてありがとうございました。



 

おはよう!弁天島 12月30日

カテゴリー │☆おはよう!南浜名湖



南浜名湖の年末、そろそろ周辺のホテル・旅館の駐車場は満車、
に年越しのお客様がやってきています。

目が覚めるような冴えを見せる海の青は、冬と共に海が透き通
るから今朝は弁天島のシンボル赤鳥居の脚は潮に洗われていま
す。

この後、9:37分に干潮を迎え、15:49分に満潮となる中潮の
海です。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す今切は潮の変わり
時、流れの波が見えています。
沖には少し白波が見えています。既に船が浮かんでいますが、
沖に釣りに出かける方は気をつけてください。



大きなエンジンを載せた浜名湖牡蠣漁師さんの船が行きます。
後ろの船には満載の旬の幸、浜名湖牡蠣が満載です。
年末年始の浜名湖のご馳走は、寒中の朝に牡蠣棚から運ばれ、
一つひとつ手剥きされています。

家族で囲む年末年始の鍋の中や、殻ごとを焼いていただくあ
の海の香たっぷりのご馳走です。

美しい寒の海、今日はやや風が強く感じます。
暖かい格好で散策や釣り、しらす・海苔・牡蠣のお買い物に
お出掛けください。



 

歳末!舞阪干物カネサン朝市

カテゴリー │カネサン竹中干物朝市



歳末を迎え、南浜名湖舞阪の町は、しらすや海苔を買うお客さ
まで賑わっています。

もう一つ、毎月2回、第二第四土曜日の朝7:00~11:00開催さ
れている舞阪干物のカネサン竹中水産の今年最後の朝市が今朝
開かれています。



舞阪魚市場でオヤジさんが目利きした魚を干物に加工するカネ
サンは舞阪お母さんたち朝一番に集まるおいしい干物を加工し
ています。朝市は加工場の直売市です。



一昨日で市場が終わった舞阪港は、残念ながらメヒカリなどは
獲れませんでしたが、地物の魚を干物がズラリの朝市は正月用
のカニや海老なども並びます。



お正月用の魚は鍋用、焼き用とさまざま、お正月にコガッと焼
く干物は肴にもぴったりですね!
生魚と違い、日保ちがしますからこの時期にぴったりです。



「寒いのう」、お客さんが途切れるとストーブに当たって手を
暖めます。
カネサンが釜揚げしたしらす、その釜揚げ汁で炊いた水ダコも
おすすめです。本日11:00頃まで、舞阪中学校西隣のカネサン
の歳末干物朝市にお出掛けください。



 

遠州灘競いの海

カテゴリー │☆舞阪海幸彦海を撮る



初めて見る人は舞阪港・新居港のシロコ船(しらす漁船)が
岸近く行くのに驚きます。

二艘で網を曳くシロコ船団は、精密な魚探を使い海を行き、
時にサーフでロッドを振るう釣り人の目の前を行くのです。

網を納めれば新鮮なまま港に水揚げしようとエンジンが唸り
さらに荒れた冬の海を行くのです。



美しい松と砂の遠州灘に突き出した今切は海から見れば異様
なほどに突き出す浜名湖入口の目印です。
どんなに荒れた日にもこの赤灯台をまわりこめば、波静かな
水域、浜名湖となる、いよいよ港への凱旋です。

寒のシロコ漁もいよいよ新年は1月15日まで、残り少ない漁
期いっぱいこの海を行くのです。

※写真:舞阪海幸彦さん
※シロコ漁の早暁は既に年内は終了しています。



 

明日12/30は舞阪干物 カネサン朝市

カテゴリー │カネサン竹中干物朝市



今年の後半、南浜名湖あそび隊は浜名漁協のご協力を得て舞阪
魚市場に通うようになりました。
目の前に広がる海を行く船の獲る魚を知りたくなったのです。


その魚を覚えるうち、生だけでなく干物や加工物がないかと
聞き、紹介していただいたのがカネサン竹中のオヤジさん、舞
阪中学校の西隣で干物加工場でおいしい舞阪干物を作っていま
す。

明日朝12月30日は7:00~11:00の今年最後のカネサン朝市が
開催されます。



前回予告されたように、舞阪以外の正月用の魚や肴がズラリと
揃う年内最後の朝市です。
お正月用の魚をしっかりと加工したうまい干物で味わうならば
見逃せない朝市です。



入荷した魚は新鮮なうちに朝までかけて加工するというカネサ
ンの干物が加工場直営で販売されます。
ズラリ並んだ干物を見れば、お正月のご馳走にと籠いっぱいに
買いたくなること請け合いです。



舞阪港で直接買い付けるカネサンのオヤジさん自慢の干物が
ズラリと並びます。
地物以外にも正月に欠かせないシャケなども並びます。
明日朝は早めの来場でお越しください。

カネサン干物朝市 これまでの記事はこちらから

大きな地図で見る

カネサン竹中水産(有)
静岡県浜松市西区舞阪町舞阪4257-2
053-592-0430



 

迫る夕まずめ 今切

カテゴリー │弁天島SUNSET



今日は偶然にも一日今切を追うこととなったあそび隊、南浜
名湖の年内の漁もほぼ終わり、今切は釣り人のものになって
きました。

今切の夕まずめ、暖かい服装に足元をかため、釣り人は今年
の魚たちに挑んでいます。
びょうぼうと吹く海の風の中、挑戦を続けています。

色を変えて暮れてゆく夕陽を瀬に光る海を見つめているので
す。

舞阪海幸彦さんのカメラは海峡とも言える海「今切」を行く
小船をとらえます。
やはりこの時間も海は旬の漁をする漁師さんの漁場なのです。

南浜名湖の海は冷たい朝に夕に冴えていきます。
ぐっと体を引き締めて男たちが挑戦する海があるのです。

※写真:舞阪海幸彦さん
 南浜名湖あそび隊の事務所を訪問いただき感謝いたします。



 

年の瀬 今切

カテゴリー │弁天島SUNNY-SIDE



年末の休みはじまり南浜名湖はまた釣り人のメッカになってい
ます。

おだやかな朝とは変わり風が出てきた海は休みを利用した釣り
人の海となっています。

今切の新居側防波堤にはズラリと釣り人が並びます。
年の瀬に魚と遊ぶ釣り人が海に挑戦する姿です。

漁が終わっても弁天島の海には旬の浜名湖牡蠣、浜名湖海苔の
船が忙しく行きます。
年末年始の幸を満載に豊かの海を行くのです。

風が沖の海を波立たせてきました。
おだやかな海は一変して風の海となっています。

満載の船忙しく行く弁天島前の海、豊かな海が浜名湖を潤す
今切れの海、青い海の豊かなることを眺めては浜名湖の美し
さを知るのです。

写真:船上カメラマンさん 南浜名湖あそび隊事務所にて