おはよう!南浜名湖 3月31日 6日目の海へ舞阪・新居シラス漁網曳く海

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一日海を休ませた舞阪・新居シラス漁の船が遠望する遠州灘に網曳く朝、今年度6日目の海への挑戦が始まっています。

週末の南浜名湖は釣りの海、どの岸どの海にも釣りボートが浮かび・竿を出す楽しみが広がっています。

もし浜名湖が海につながっていなかったならば遠州灘は投げ釣りばかり、多くの海の魚を岸からもボートからも釣れなかったことを思えば、恵まれたこの地が釣りのメッカになったことも自然のなせる業のひとつでしょう。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤すわずか200mの海道、ここが今切(いまぎれ)です。

今朝は水平線まで望める空の色が海を青く染めています。土曜の舞阪漁港は活魚・鮮魚漁は休漁日、明日からの出漁に期待が上がります。

来週4月2日(月)からは浜名湖の幸が水揚げされる雄踏・鷲津市場が開市されます。

遠州灘の幸が集まる舞阪・新居に、浜名湖の幸の雄踏・鷲津が加われば南浜名湖の春は一気に魚種を増やしていきます。



今切に架かる国道一号線浜名バイパスの浜名大橋を越えた遠州灘にシラス船が網を曳いています。

西は愛知県境まで、東は浜岡を臨む海域まで舞阪・新居・福田のシラス船が活躍しています。

来週はいよいよ舞阪・新居もちかつを漁もはじまりそう、この海で活躍する漁師さんが一気に春の勢いを運びます。

新釜揚げしらす・しらす干し・浜名湖生海苔が揃う南浜名湖にお出かけください。




 

おはよう!南浜名湖 3月30日 5日間豊漁のち海を休める

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春を越えて初夏の陽気が続いた南浜名湖、舞阪・新居シラス漁は3月24日の解禁後、5日間の漁が大漁・豊漁が続く喜びの中にあります。
今朝は沖の風波から他の活魚・鮮魚漁とも休漁となっています。

連続の出漁のあとの休漁日を「海を休める」といいます。漁師さんも体を休め、海を休ませればまた春の海に魚が満ちる。自然と共にある漁師町の暮らしがあります。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤すわずか200mの海道、ここが今切です。

昨日から春霞が消え水平線まで望める海は風が波頭を飛ばす白兎が跳ぶ海、漁師さんが最も守る海上安全のため、どの漁も世話人さんが休漁を決めています。

決して一艘だけでは出漁しない、そんな決まりも海の町にはあります。



遠州灘への漁が休みとなっても浜名湖には仕事があります。多くの漁師さんが兼業する浜名湖生海苔の摘み取り・製造も今年の佳境、この時間山のように生海苔を積んだ漁師さんの船が舞阪を目指します。

遠州灘に続き4月2日からは浜名湖雄踏・鷲津市場が開市し、浜名湖の漁師さんの働き、水揚げがはじまります。
春の浜名湖の幸のはじまりです。

春の海やすめ、しらすの名店に春しらす溢れる。お買い求めになり舞阪の春をお楽しみください。




 

舞阪漁港は刺身魚の季節 魚へんに春のサワラ

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港は遠州灘に漁する漁師さんが水揚げする産地市場です。

新年度のシラス漁が豊漁を続け、活マダイが揚がり、アカムツ(ノドグロ)が揚がる舞阪漁港は刺身用の魚が揃います。
その水揚げの中に「魚へんに春」と書く鰆(サワラ)も豊かに水揚げされています。

サワラといえば幕の内弁当のおいしい小さな切り身の焼き魚として楽しみますが、じつは育てば1メートルを超えるほどの巨魚のひとつです。



一本5キロ以上に育った舞阪のサワラがズラリと並ぶ市場はまさに春のサワラの季節の到来です。

サワラ漁は船尾からバケ(疑似餌)や切り身の魚などと付けた数本の曳き縄をトローリングして行います。

サワラの口を見れば鋭い歯がズラリ、そして細長い体にピンと立つ長い尾ビレを持つ魚は高速で泳ぐことができます。
春の遠州灘には小さな魚から大きな魚までの食物連鎖があります。サワラはその頂上に立っています。



舞阪漁港の仲買をして魚を目利きする海老仙「海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」のみなさんのサワラを捌きを見せていただいています。

サワラはこのように美しい身を持ち、しっとりとした脂を持っています。冬のブリなどの脂とは違い、食べ進みたくなる爽やかな刺身が楽しめます。水揚げから少し寝かせた身はより味がよくなります。

もちろん刺身以外にもたっぷりとれる身はどのような料理にもあい余すことがありません。

春漁全て揃い、これから舞阪もちかつをの水揚げも増えてゆく舞阪漁港はまさに刺身魚が揃っていきます。

舞阪漁港市場のお魚さん




 

おはよう!南浜名湖 3月29日 今日も半袖の海にシラス船

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春の陽気をこえて半袖で過ごせる南浜名湖の朝、今朝は春霞が消え、空を映す青い海に赤鳥居が立っています。

舞阪はいま春の喜びの中にあります。昨年後期長く獲れなかったシラスが今年は初日から大漁、続き豊漁が続いています。

漁師さんの獲ったシラスを即時に加工する加工業の製造はうれしい忙しさ、舞阪の景気・活気はシラス漁にかかっています。
シラスの名店では新釜揚げ、新しらす干し入荷の札が大きく貼ってあります。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤すわずか200mの海道、ここが今切(いまぎれ)です。

シラス漁豊かな舞阪漁港は昨日から活マダイ・クロダイなどを揚げるタイ網漁が再開、活魚の勢いに真っ赤なアカムツ(ノドグロ)、底曳き漁では早くもハモの水揚げがはじりました。

今年は浜名湖地元でのハモの活用が広がる予定、新しい食の名物が発売される予定です。



沖を遠望すれば東へ西へと網を曳くシラス船の活躍を臨むことができます。

そして初夏の陽気の中、既に水揚げがはじまっていますが、今後舞阪もちかつをの水揚げが増えていきます。
舞阪漁港が汗と喜びの中にある南浜名湖、今年の春漁がフルに揃おうとしています。




 

おはよう!南浜名湖 3月28日 春霞の海にシラス・カツオ・アカムツ・底曳き漁

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春を越えて25℃以上の夏日が予報される南浜名湖の朝、春霞で空と水平線の区別もつかない海が広がっています。

昨日の舞阪漁港は3日目のシラス水揚げ、初日二日目の半分ほどの量となりましたがまだまだ豊漁が続き、今朝も出漁しています。

話題のもちかつをは新居と福田に揚がり、今朝は舞阪から二艘が出漁、アカムツ漁、底曳き漁と共に午後の舞阪を賑わせてくれそうです。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤すわずか200mの海道、ここが今切(いまぎれ)です。

舞阪・新居のシラス漁の漁場は広く、西は県境まで、東は浜岡に至る掛川沖ほどにも至り、福田の船も同じ海で操業しています。

舞阪・新居・福田のシラス漁は二艘で一枚の網を曳く二艘曳きで行い、舞阪のシラスは全量が加工用となり、漁師さんと加工業の連携で釜揚げやシラス干しに加工され、全国に誇る産地となっています。



昨日の舞阪漁港のシラスの水揚げの様子です。
シラス競り場に横付けして水揚げするシラス船の船首には日除けがかけられはじめています。

洋上で水揚げしボウラ(カゴ)に詰めたシラスは船首デッキ下のカンコウ(保冷庫)で冷やして運ばれ、これからの季節は天幕を張って日射しから守られます。

今日も豊かな水揚げが予想される舞阪漁港、舞阪のしらすの名店には新釜揚げしらすやしらす干しが並んでいます。
どうぞお買い求めください。

舞阪漁港の水揚げの状況は「海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」をご覧ください。




 

舞阪もちかつを・新居もちかつをの季節はじまる

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港・新居漁港に昨日今期2度目のもちかつをの水揚げがありました。

写真は昨日午後の新居漁港に揚がったもちかつを、黒潮に乗り九州からはじまり四国・和歌山・三重などを経て遠州灘のはるか沖を西へ向かうカツオを丁寧な扱いで水揚げするのがもつかつをです。



こちらは昨日の舞阪漁港のもちかつを、もちかつをとは舞阪・新居のブランドカツオのことで、洋上でバケ(疑似餌)を付けた曳き縄で一本づつ引き揚げたカツオを即締めします。

ぶ厚いスポンジに寝かせ冷やしながら凍らせないことで、硬直させず身が柔らかいままで水揚げするカツオをそう呼んでいます。



遠い黒潮まで行きは4時間、帰りは競り時間を目指して全速力で戻る漁師さんのケアから生まれるもつかつを、柔らかくモチモチした食感を楽しめるのは水揚げから数時間だけ。

舞阪で水揚げを待つ仲買さんと共に、多くの料理人さん居酒屋さんなどが手に入れるのを待ち賑わいます。

舞阪から昨日出漁したカツオ漁は4艘、明日以降はさらに船が増えることが予想されています。
水揚げにご期待ください。

舞阪漁港の水揚げの状況は「海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」をご覧ください。

舞阪漁港市場のお魚さん




 

おはよう!南浜名湖 3月27日 シラス網曳く海は春霞

カテゴリー │☆おはよう!南浜名湖



舞阪は春の勢いの中、初日に続き2日目となった昨日も大漁といえるほどの水揚げがあった舞阪漁港は、さらに舞阪モチガツオが水揚げされ賑わいに勢いを加えています。

舞阪のしらす干しの名店には新シラス干し・釜揚げ入荷しましたなどの張り紙がお客様を呼び込み、魚屋さんは初ガツオを一早く売り出しています。自然と共にある漁師さんの働き、水揚げ後は加工場が終日煮釜から湯気をあげて働いています。

どれもこれも春の喜び、汗して働く南浜名湖の暮らしです。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤すわずか200mの海道、ここが今切(いまぎれ)です。

舞阪シラス漁を教えてくれるのが「舞阪しらす親分一家」こと丸昌河合商店のみなさん、舞阪は初日に1380ボウラ、昨日はさらに多く1752ボウラ(ボウラ=シラスを容れるカゴ容器)と大漁を教えてくれています。

昨日、シラス船に乗り組む若き乗り子(シラス船に乗り組む漁師さんを呼ぶ)さんに聞けば「去年獲れなかった分取り返しますよ!」と明るく笑う。舞阪は今その勢いの中にあります。



今切を越えた遠州灘は春霞の中、水平線も見えない海にシラス船が網を曳いています。

今日火曜は活魚・鮮魚漁は定休漁日、出漁はシラス漁のみとなっています。

新釜揚げしらす・しらす干し揃います。舞阪にお出かけください。




 

舞阪シラス漁連日の豊漁に沸く 

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港のシラス漁は、今年度初日(24日)に続き2日目の漁の今日も豊かな水揚げの喜びの中にあります。

シラスの水揚げを紹介いたしましょう(写真は舞阪港氷川丸のみなさん)。洋上で数度の網を揚げたシラス船は、少しでも早く市場にシラスを揚げようと船首デッキにシラスを満たしたボウラ(カゴ)を並べて市場に横付けします。



洋上での操業と市場に揚げるまでが漁師さんの仕事、港ではシラス船の親方の奥さんたち「パワフルレディース」が台車にシラスを受け取ります。シラスを詰めたボウラは30kgほどもの重さがあります。



パワフルレディースは台車で運んだシラスを競り場に運び、力を合わせて並べます。鮮度を最も大切にするシラスは舞阪のしらす干しを製造する名店のみなさんによる競りが行われ、競り落としたシラスは待ち構えているトラックに乗せられて加工場へと運ばれていきます。



競りが間に合わないほどに水揚げされ、市場が青いボウラで埋まれば豊漁・大漁の喜びです。

昨年の不漁から一転、舞阪・新居シラス漁が豊漁となれば舞阪が賑わう。例年以上の喜びに溢れています。



舞阪の活気を上げ景気を上げるシラス漁、漁師さんと両輪となって加工業賑わい、しらす干しの名店が味を競います。

できたての釜揚げしらす・しらす干しを豊漁の喜びと共に召し上がりください。




 

春はじまりのいかり瀬へ ハマエンドウ守る舞阪の自然を守る会の自然観察会

カテゴリー │いかり瀬自然観察会2018



南浜名湖弁天島のシンボルといえば赤鳥居、その赤鳥居が立つ広い瀬をいかり瀬といいます。船でなければ渡れない瀬は海浜植物が育つところです。

参加する舞阪の自然を守る会は年に数度、いかり瀬の海浜植物の観察会と外来植物の駆除を行っています。昨日3月25日に春の第一回自然観察会を実施、同行させていただきました。

弁天島の桟橋から弁天島遊船組合の船で対岸のいかり瀬へと渡ります。



いつもは弁天島から臨む赤鳥居を逆に見る眺め、この赤鳥居は弁天島観光タワーという別の名称を持ち、かつて観光協会のみなさんや多くの有志のみなさんの力で弁天島のシンボルとして建てられたものです。

この鳥居はJR弁天島駅の正面にあたり、まさに海岸を訪れるみなさんを迎えています。



渡った瀬は広くここに育つ海浜植物はじつは外来植物に被われて、群落が小さくなってきています。

舞阪の自然を守る会は外来植物を抜く、種を駆除するなどを行い、舞阪の豊かな自然のひとつ海浜性植物を守っています。



昨日はこの季節に花を咲かせ始めるハマエンドウの群落を多う外来植物の抜き取りを行う保全活動を行っています。

そしてうれしい大群落を発見しました。



弁天島の向かいにある広い瀬、いかり瀬は春の花たちが咲き始めています。そして今なら抜き、刈り取れる外来植物が繁茂しようともしています。

舞阪の自然を守る会では今後も定期的にいかり瀬の観察会・外来植物の駆除を行います。手が足りませんので広く参加者を募集させていただきます。またお知らせいたします。




 

おはよう!南浜名湖 3月26日 春の海にシラス豊か

カテゴリー │☆おはよう!南浜名湖



空の青は春ぼらけ、南浜名湖から臨む遠州灘も浜名湖も眠くなるような陽気の中にあります。

この時間は今年度2日目のシラス漁が出漁中、今日もシラス漁を教えてくれる「舞阪しらす親分一家」こと丸昌河合商店のみなさんがうれしい豊漁を伝えてくれています。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海な浜名湖を潤すわずか200mの海道、ここが今切(いまぎれ)です。

春の海は水平線が見えないほどの霞の中、遠く近く網を曳くシラス船が見え隠れてしています。
今日の出漁情報は「舞阪港の魚屋さん」こと中一水産が教えてくれます。今日はなんと少数ですがカツオ漁・サヨリ漁が出漁しています。

春を魚で知る南浜名湖の喜びです。



いつもならくっきりと見える舞阪漁港も春霞の中、港内はシラス漁へのフル出漁でからっぽ、今年の舞阪シラス漁は42統が出漁、2艘で曳くシラス漁は84艘もの大船団での操業です。

春シラス漁フル出漁、今期2日目の豊漁・大漁を願っています。舞阪のシラス販売の名店に釜揚げ・シラス干しが並んでいます。
春の喜びをお求めになりお召し上がりください。