おはよう!南浜名湖 11月30日 冷たい風の海 舞阪漁港は土曜の定休漁日

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昨日に続く寒い朝、昨日はいきなりの冬到来の温度に驚きましたが、今日は風強く、早くも遠州名物の冬のからっ風に吹かれ体温を奪われます。

遠州灘の地魚揚る舞阪漁港は土曜の休漁日、シラス漁も休漁です。浜名湖は雄踏市場が開市しました。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅わずか200mの海道、ここが今切口(いまぎれぐち)です。

冬の見通しがよい海、水平線あたりに大きな、これは豊橋などの港へと向かう自動車運搬船でしょうか、大型船の航路まで見渡せます。
舞阪漁港から出漁する底曳き漁や夏のアマダイ漁などがこの航路辺りに網を降ろします。

かつて蒸気船が通ったからでしょうか、今でも舞阪では沖の大型船を蒸気と呼んでいます。
「今朝は風波が強いから蒸気が陸(おか)寄りを行くなあ・・」など



浜名湖は冷えと風が吹いたためにセイゴからマダカ、スズキまでが大豊漁、写真のように丸々太ったスズキが浜名湖の豊かさを表しています。
浜名湖はこれからマハゼの季節、主に浜名湖伝統の小型定置網にかかる魚が揚がる浜名湖の市場は来年の1月15日までの漁期となります。

浜名湖の市場の再開は来年の4月2日です。

浜名湖の市場・舞阪漁港の水揚げ状況は「毎日更新!海老仙の浜名湖遠州灘の地魚・うなぎの販売」で紹介しています。ご覧ください。

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おはよう!南浜名湖 11月29日 凍える海は休漁の海 カワウ羽を休める弁天島

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今朝の温度は5℃、いきなりの冬の厳しさに凍える朝となった南浜名湖です。

昨日からシラス漁・トラフグ漁が休漁が決まっていましたが、出漁時間の風と波のため舞阪漁港は全漁休漁となりました。
浜名湖の雄踏・鷲津市場が開市しました。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅わずか200mの海道、ここが今切口(いまぎれぐち)です。

弁天島の瀬に今年もカワウがやってきています。早暁に遠州灘の波打ち際あたりで漁をしたカワウたちはこの時間に瀬に集まり羽を温めています。越冬するカワウは数万という数でしょうか、それだけ豊かな遠州灘・浜名湖です。



先日親うなぎ放流に舞阪漁港を出港して遠州灘に向かいました。舞阪側の今切口の先にはこの赤灯台があります。
この先へ行けば遠州灘、この赤い灯台はさまざまな港の入口を表わすものです。

遠州灘から今切口を抜けて舞阪や新居などへ向かう船はこの赤灯台を目印としています。
海から見て赤灯台を見れあばこの灯台の左を通る航路があることを表わしています。

他の地域で赤灯台を見れば必ずそうなっていますのでご確認ください。

浜名湖の市場・舞阪漁港の水揚げ状況は「毎日更新!海老仙の浜名湖遠州灘の地魚・うなぎの販売」で紹介しています。ご覧ください。

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おはよう!南浜名湖 11月28日 風波で舞阪漁港全漁休漁 昨日浜名湖発親うなぎ放流

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冷えを感じる朝、全国的な冬天気、昨日の舞阪漁港にはタイ網漁・トラフグ漁が出漁・水揚げされましたが、今朝は風波と大きなうねりのため全漁休漁となりました。浜名湖の雄踏・鷲津市場は開市しました。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅わずか200mの海道、ここが今切口(いまぎれぐち)です。

遠州灘も冬の海、次の話題で昨日午後遠州灘へ船で出ていますが、陸(おか)では静かでも沖は大きなうねりがあり、さらに沖では強い風波があるという。最も沖で操業する底曳き漁が休漁している理由です。



昨日午後は今年第二回目の「浜名湖発親うなぎ放流事業」の放流日となりました。浜名湖で育ち産卵期を迎えた親うなぎを市場で買い揚げ、産卵地である遠いマリアナ海溝への旅を助ける豊漁です。

減少する二ホンウナギの子、シラスウナギが増えるように浜名湖は全国に先駆けて活動し、9年目となります。
昨日は241キロほどを放流、今まで最も多かった昨年の放流量まであと100キロほどとなっています。

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おはよう!南浜名湖 11月27日 舞阪漁港タイ網漁・トラフグ漁出漁の海、浜名湖マハゼ登場

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夜の雨がやんだ南浜名湖、沖には波があるようですが陸(おか)は静か、舞阪漁港から活マダイのタイ網漁、期待のトラフグ漁が出漁しています。

トラフグ漁の競りは昼から、その前からタイ網漁の水揚げで賑わいそうな舞阪漁港です。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅わずか200mの海道、ここが今切口(いまぎれぐち)です。

今切口内側の導流堤防の内側に見えているのは海苔棚、海苔を育てるには毎日の潮の高さに合わせるのが仕事、丹精して育てる浜名湖の海苔は来年じつは江戸時代に始まって以来、200周年を迎えます。

江戸時代から継続して養殖が続く産地は舞阪が最古となっています。



今年は釣りでは振るわなかったと聞いています浜名湖のマハゼが大きく育ち、深みに降りたものが浜名湖伝統の小型定置網に入りはじめています。
ハシリの今はまず大きなものが浜名湖の雄踏市場に揚がっています。

刺身で天ぷらでと楽しむ浜名湖の漁によるマハゼ、これからが楽しみです。

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おはよう!南浜名湖 11月26日 冷たい雨 舞阪漁港は定休漁日

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昨日に比べて気温が下がり雨の南浜名湖、火曜は舞阪漁港活魚漁の休漁日です。シラス漁のみが出漁中、浜名湖は雄踏・鷲津市場が開市しました。

この時期の浜名湖は牡蠣の剥きはじめ、既に出荷されていた白洲や新居の牡蠣に加えいよいよ舞阪の牡蠣もはじまり、牡蠣の季節がはじまっています。水に晒す時間が短い浜名湖の牡蠣は栄養たっぷりの美味しさです。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅わずか200mの海道、ここが今切口(いまぎれぐち)です。

操業するシラス船が水揚げに戻れば、この時間港からの放送が聞こえます。「ただいまシラス船が入りましたのでお知らせします」
この放送が聞こえれば仲買さんや水揚げ船の関係者のみなさん、加工場が作業をはじめます。



舞阪漁港の秋のタイ網漁は年末までの漁期、活マダイの網にこの時期サワラが混獲され水揚げされます。

鰆と書くことから春の魚だと思われがちですが、冬の前に香り高い脂を持つサワラは食べ頃になります。
幕の内弁当の小さなおいしい切り身の焼き魚はなんと数キロにもなる大型の魚です。

年末にはえんばい獲りという贈答用のサワラ漁が行われます。

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おはよう!南浜名湖 11月25日 遠州灘は風波うねり、浜名湖は豊漁

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遠州灘は風波とうねり、昨日は出漁できた舞阪漁港は今日は全漁休漁となり遠州灘へ向かう船はありません。

浜名湖は雄踏・鷲津市場が開市、冬近づくこの時期はさまざまな魚やカニが豊かに水揚げされています。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅わずか200mの海道、ここが今切口(いまぎれぐち)です。

弁天島から見ても遠州灘に波が見えるようであれば沖には出られませんが、昨日の水揚げを見れば遠州灘の活マダイ美しく、カンパチやサワラが揚がり、トラフグもよいものが揚がっています。次の出漁が楽しみです。



浜名湖は活魚の季節、身を厚くしたヒラメのほかに活マゴチが揚がっています。
透き通る身を持つマゴチは浜名湖に多く、大物から使いやすいサイズまで揚がっています。

マハゼの水揚げもはじまってきた浜名湖の冬のはじまりは活魚の刺身、天ぷらが楽しみな季節となっています。

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おはよう!南浜名湖 11月24日 陸は静かなれど荒れた海

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日曜は毎朝の雄踏市場が休市、この時間の弁天島をお伝えすることができます。

風のない静かな朝、それでも沖は台風から熱低となった影響を受けて高い波とうねりが続いています。

沖には出られなくとも海とつながる浜名湖は静か、海の魚が出入りし育つ浜名湖は安全に釣りを楽しめるところ、沿岸で釣りボートで釣り人が秋の豊を釣りあげています。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅わずか200mの海道、ここが今切口(いまぎれぐち)です。

冬のはじまりの海は太陽が低く、すぐに逆光になってしまいます。この時間の海が美しく眺められるのは朝のこの時間です。



久しぶりに弁天島海浜公園から舞阪、舞阪漁港方面を紹介いたしましょう。
この時間は早起きして散策するための公園、誰もが海覗きしながら歩く公園の気持ちよさです。

日曜は湖西の鷲津市場が8:00から開市、遠州灘からの潮が最も強く出入りする三番筋にあたる鷲津は活魚が多く揚る港です。
この季節は活ヒラメ、活スズキやマゴチ、ときにイナダなども登場、豊漁のドウマンも数揚っています。

このあと行ってきます。また紹介いたします。水揚げで季節を知る町の朝のはじまりです。

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おはよう!南浜名湖 11月23日

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小春日和とは晩秋から初冬にかけての暖かく穏やかな晴天のこと、厚着して出かけては汗をかきそうな陽気の南浜名湖です。
土曜日は舞阪漁港の定休漁日ですが、遠州灘は高波が続き、釣りボートが海へ挑戦はできない土曜日です。

浜名湖の雄踏市場が開市し、豊漁続く浜名湖ドウマンが市場を賑わせています。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅わずか200mの海道、ここが今切口(いまぎれぐち)です。

既に新居の牡蠣は出回りはじめていますが、いよいよ舞阪の牡蠣も剥きはじめとなりました。少規模なため減菌処理を持たない浜名湖の牡蠣は水に晒さないために漁師さんが黄色と呼ぶ影響たっぷりのまま出荷されます。

一部殻付きもありますが、ほとんどが剥き子と呼ばれる主に女性が手で一つづつ剥く牡蠣はこの季節ならではのご馳走です。



今朝の雄踏市場の水揚げから珍しいスッポンです。スッポンを漢字で書けば「鼈」、この字まるでスッポンの形をして「べつ」とも読めます。
舞阪の吹上地区(新幹線の北側地域)の角には全国一といわれる服部中村養鼈場(はっとりなかむらようべつじょう)があり、健康なスッポンを育て、全国に送っています。

浜名湖の漁で揚るスッポンの多くはここから逃げたものといわれています。
浜名湖の市場にときに水揚げされることがあります。

浜名湖の市場・舞阪漁港の水揚げ状況は「毎日更新!海老仙の浜名湖遠州灘の地魚・うなぎの販売」で紹介しています。ご覧ください。

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雄踏たきや漁師健太さんの「食いちぎられても育ったヒラメ 」

カテゴリー │☆雄踏村櫛漁師ブランドのお魚



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の満ち干を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

浜名湖の地魚揚る雄踏市場に今朝珍しいヒラメが水揚げされました。雄踏のたきや漁師野田健太さんの「食いちぎられても育ったヒラメ」です。

おそらく幼魚時代に他の魚にひと噛み、噛みちぎられたのでしょう、そのまま大きくなったもの、60cmほどでしっかり身が厚く育ったヒラメです。

市場では仲買さん漁師さん、そして市場ファンが囲んで噛み跡談義、浜名湖には小さなサメもいますが、この尖った噛み跡を見れば同じヒラメの仲間だったかもしれません。

珍しいヒラメはがんばって育ったヒラメ、しっかり値がついて仲買さんに買われていきました。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏漁師野田健太さん
雄踏漁師ブランドの魚たち



 

おはよう!南浜名湖 11月22日 明日旗日で舞阪漁港休漁 浜名湖にマハゼ

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週明けまで雨が続く予報どおり、朝からの雨の南浜名湖です。舞阪漁港の休漁日は中央市場の休みと連携し、通常では市場休である水曜・日曜の前日、火曜・土曜が休漁となります。水揚げした魚を開市している前日に市場に運ぶためとなります。

明日は旗日で市場が休市、本日は出漁はありません。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅わずか200mの海道、ここが今切口(いまぎれぐち)です。

雨の日は風がやみ静か、この季節は雨の後は風が吹く予想がつき、静かな浜名湖の漁は風が吹くと豊漁となります。
現在浜名湖の市場は浜名湖ドウマンのメスの水揚げが最盛期、食べ頃となっています。



今年の浜名湖はハゼ釣りがふるわないと聞いていますが、寒さがはじまればハゼは深みに降り、浜名湖伝統の小型定置網に入るようになります。

今朝の雄踏市場には大きく育ったハゼの水揚げが始まっています。
透き通る身を刺身で洗いで楽しむ季節はこれからです。もちろん天ぷらでおいしいハゼは浜名湖はこれからが季節となります。

浜名湖の市場・舞阪漁港の水揚げ状況は「毎日更新!海老仙の浜名湖遠州灘の地魚・うなぎの販売」で紹介しています。ご覧ください。

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