浜名湖 コウイカの宇宙

カテゴリー │雄踏港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行きし育つ、海ともいえる湖です。

4月にはじまった浜名湖の漁、春には数張りであった伝統の小型定置網「角立て網(かくだてあみ=袋網)」の数が増えると共に、浜名湖の幸が集まる雄踏(ゆうとう)港市場に揚る魚種、量が増えてきています。

その中で期待されるのがコウイカ・モンコウイカの登場です。

活きたまま水揚げされるコウイカが黒いバケツに泳がされています。



コウイカたちは春遅くから遠州灘沿岸に現われ、浜名湖に泳ぎ入ります。
浜名湖の岸沿いやアマモなどの藻場に産卵し、夏に孵化した子たちは浜名湖で育ちます。

沖で獲れるスルメイカなどとは違い、短い脚、大きな甲を持つ身厚でやわらかく甘い刺身で楽しめるのがコウイカです。



黒い宇宙に浮かぶコウイカは、その胴の周りをネオンのように光らせます。
黄緑に光らせて海の宇宙に浮かぶ宇宙船のようでもあるのです。

岸からはルアーで、浜名湖では網漁で獲られるコウイカたちが浜名湖の初夏・夏をおしえてくれるのです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港芳雄さん
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浜名湖ドウマンのハシリはじまる 丸小水産ばあばのオススメ

カテゴリー │☆丸小水産ばあばのオススメ



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の幸を集める雄踏(ゆうとう)港には夏近づくと共に浜名湖特産のカニやエビの水揚げがはじまっています。

早朝の競りで魚屋人生五十三年、市場の誰もが「ばあば!」と呼び慕う丸小水産(まるこすいさん)のばあばにカニを見せていただきました。

浜名湖ドウマンです。



ばあばが見立てたのは今期の初ドウマン、トゲノコギリガザミの北限種といわれる浜名湖ドウマンは、浜名湖最大に育つカニ、水揚げは夏からはじまり秋深くまで続きます。

稚ガニの放流事業も進み、浜名湖料理として楽しむ浜名湖ドウマンの夏が近づいてきています。

浜名湖特産のワタリガニ(ガザミ・タイワンガザミなど)と共にばあばの夏のオススメです。



カニより先に雄踏港市場を賑わせているのがサイマキ・マキと呼ばれる浜名湖のクルマエビです。

大きなものは刺身で、中型は天ぷらとして楽しむこの季節からの浜名湖のご馳走のひとつです。

浜名湖の夏はカニとエビの海、丸小水産ばあばのお店ほか浜名湖ものを扱うお店でお買い求めください。

丸小水産(火曜定休)はこんなお店マップはこちらです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 丸小水産のばあば
丸小水産ばあばのオススメ
雄踏港市場のお魚さん
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おはよう!南浜名湖 5月31日 明日から夏漁の海

カテゴリー │☆おはよう!南浜名湖



ゴウゴウと700馬力ものエンジンを唸らせ満載のしらすを舞阪・新居港に水揚げに向うしらす船が、もうこの時間に見えています。
しらす豊漁に沸く港、明日からはタチアジ漁、アマダイ漁が解禁となり夏漁のはじまりです。

弁天島のシンボル赤鳥居の脚は瀬の角に立っています。
今日の干潮は10:49分、満潮は17:06分の大潮の海です。

今日の潮干狩りは干潮の2時間ほど前から瀬渡しがはじまります。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅200mの海道、ここが今切です。
全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

舞阪港の出漁情報をおしえてくれるのは「舞阪港のお魚屋さん」こと中一水産です。
遠州灘沿岸でワタリガニやマゴチを獲る刺し網漁が出漁、活マダイを揚げるタイ網漁は今日が漁期の終わりです。

明日からは沖のアマダイ漁、タチウオ・アジ・サバを獲る夏漁、タチアジ漁の解禁です。

舞阪しらす漁の出漁情報・競り場から・加工場からおしえてくれるのが「舞阪しらす親分一家」こと丸昌河合商店のみなさんです。
今日も豊漁の情報を伝えてくれています。

舞阪しらす漁を洋上からおしえてくれるのが「海その幸」こと氷川丸のみなさんです。



弁天島海浜公園の潮干狩り桟橋では朝からの潮干狩りの準備がはじまっています。
弁天島潮干狩りの楽しみといえば、瀬まで船で渡ること、潮干狩りの瀬にはアサリばかりでなく海の生き物と遊ぶことができます。

舞阪しらす干し・浜名湖の幸のお買い物・お食事に釣りに海辺の散策にお出掛けください。

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浜名湖の怪物 ダイナンウミヘビ

カテゴリー │雄踏港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖には、海に棲むさまざまな魚が潮の干満を利用して泳ぎ入ります。

浜名湖の幸を水揚げする雄踏(ゆうとう)港の早朝、水揚げにやってきた漁師さんの船の上で珍しい魚を見せていただいています。

ダイナンウミヘビです。

市場ではギンアナゴなどと呼ばれていますが、これはウナギの仲間でありながらウミヘビ、大きく裂けた口、そしてなんと長さは2メートルにも達する大蛇のような姿をしています。

最初にダイナンウミヘビに会ったのは、遠州灘の沿岸に仕掛ける刺し網漁の同乗時でした。
刺し網を巻き上げると夜の海からクネクネとくねって揚ってきます。

危ないから気をつけろと言われるのは足元に落ちてもくねって暴れれ鋭い歯で噛みつくからでした。



生命力が強く、デッキの上に放置してもくねって動きまわるダイナンウミヘビ、舞阪ではこれが獲れるとトタン屋根などに放り上げ、半干しした後で骨切りして佃煮にすることがあります。

一度居酒屋さんで食べましたがやはり珍味ではありますが、おいしいものではないと感じました。
こういう姿を見てしまえば食欲起るはずない、苦手な怪物のひとつなのです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
雄踏港市場のお魚さん
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浜名湖雄踏港 芳雄さんのイカ・朝食はスルメイカ

カテゴリー │雄踏港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

初夏から網の数が増え、水揚げが増えてくるのが浜名湖伝統の小型定置網「角立て網(かくだてあみ=袋網)」漁です。

早朝の競りを前に雄踏港裏の桟橋に水揚げにやってきた雄踏の青年漁師芳雄さんに水揚げを見せていただきました。

「うまいぞう!」と獲れたて刺身を食べていたのが芳雄さんです。



浜名湖の代表的イカといえば、春遅くから産卵にやってくるコウイカが名物となっていますが、魚類だけでも700種を超える浜名湖には、スルメイカの子も泳ぎ入り育っています。

手の上に乗せていただくと真っ赤に色を変えたスルメイカです。
小さすぎて、一パイでもあったことから、スルリと皮を剝いて朝ごはんに食べちゃった芳雄さんでした。



自慢のコウイカなどを水揚げした後、芳雄さんの船に残っていたのは浜名湖の小魚たちです。

釣り人にはエサ盗りとして嫌われるヒイラギ(市場ではネコタとかわいらしい名前で呼ばれています)に、見事な大きさのカタクチイワシ(シラスの親)が浜名湖を泳いでいます。

海とつながる浜名湖の幸を水揚げする雄踏港市場には、初夏の浜名湖を泳ぎ育つ魚を見ることができるのです。
芳雄さんありがとうございました。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏漁師芳雄さん
雄踏港市場のお魚さん
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浜名湖雄踏港 与佐亀テルさんのマダカ・タイワンガザミ

カテゴリー │雄踏港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

浜名湖の幸が集まる雄踏(ゆうとう)港市場は土曜日は、アサリ漁の休漁日でもあり、最も水揚げが増える競りとなります。

水揚げにやってきた舞阪の刺し網・ツボ漁漁師の与佐亀テルさんに水揚げを見せていただきました。
マダカです。

浜名湖で通年育つスズキは幼魚をセイゴ、育てばマダカ、1メートルを超えればスズキと呼ばれています。
広く浜名湖に棲むマダカやスズキはルアー釣りの対象ともされる浜名湖の人気魚のひとつです。



浜名湖の初夏からの特産といえばワタリガニ、この季節はガザミの前にまずはタイワンガザミが多く獲れています。

見せていただいたこのカニがタイワンガザミ、上が青紫色が目立つオス、下がガザミと似ていますが、甲羅に黒い星があるメスです。
茹でる・蒸すだけで真っ赤となる浜名湖の夏を代表するワタリガニです。



競りがはじまる前の市場です。
雄踏港市場には雄踏・村櫛・庄内・舞阪などの漁師さんが水揚げにやってきます。

水揚げを籠に入れて列にし、籠ごとの競りが行われています。

ワタリガニの登場、サイマキ(クルマエビ)などの登場でカニとエビの海となる浜名湖の夏の幸が集まっています。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 与佐亀テルさん
雄踏港市場のお魚さん
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おはよう!南浜名湖 5月30日 浜名湖弁天島は潮干狩りの海

カテゴリー │☆おはよう!南浜名湖



初夏の高く青い空が水平線に白く消えてゆく南浜名湖の朝、弁天島の潮干狩り桟橋に瀬渡し開始を待つ列が伸びています。
この時間に今日は瀬渡しがはじまりました。

今週末から来週は午前の干潮、潮干狩りの好適日が続きます。

弁天島のシンボル赤鳥居の脚は広い瀬に立っています。
今日の干潮は10:13分から、満潮は16:27分の中潮の海です。



潮干狩りの干潮時間・ご利用は昨日の記事をご参照お願いします。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅200mの海道、ここが今切です。
全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

舞阪港の出漁情報は「舞阪港のお魚屋さん」こと中一水産がおしえてくれます。
土曜の休漁日です。

豊漁を続ける舞阪しらす漁は競り場からしらす加工場から「舞阪しらす親分一家」こと丸昌河合商店がおしえてくれます。
今日は土曜の休漁日、弁天島駅から渚園へと向う道の左側の直売店で新鮮しらす干しをお買い求めください。

舞阪しらす漁を洋上からおしえてくれるのが「海その幸」こと氷川丸のみなさんです。



JR弁天島駅から徒歩3分、赤鳥居を臨む弁天島海浜公園から潮干狩りの瀬渡しが出発します。
有料駐車場は終日410円となりますので、一日弁天島をお楽しみください。

浜名湖の幸・舞阪しらす干しのお買い物にお食事に、釣りに海辺の散策にお出掛けください。

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今期初の浜名湖ドウマン 自ら見立てる弁天島山本亭

カテゴリー │雄踏港市場のお魚さん



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行き来する、海ともいえる湖です。

浜名湖を訪れたら舞阪港の海の幸、浜名湖の幸を集める雄踏(ゆうとう)港の幸を愉しみたいもの。
どちらの幸も愉しませてくれるのが、弁天島の浜名湖料理店「山本亭・太助」のみなさんです。

今朝の雄踏港市場で自ら浜名湖ドウマンを見立てたのは山本亭の大将幸介さんと職人さんです。



夏から本格的な水揚げとなる浜名湖ドウマンです。

初夏からはじまる浜名湖のワタリガニは浜名湖料理の定番ですが、ドウマンは別格、味が濃いと評判のカニを自ら見立てて仕入れるのが山本亭のみなさんです。

「この季節はワタリガニ(ガザミ)とサイマキ(クルマエビ)がはじまりますよ」とアピールいただきました。



この時期のドウマンはまだハシリのハシリ、市場に揚ることはまだ珍しいもの、それでも浜名湖を代表するお店で見ることができます。
脱皮しては大きく身を熟れさせてゆくドウマンは、秋深くまで水揚げが続き、その味でうならせてくれます。

潮干狩りのお帰りに浜名湖の行楽でのお食事は弁天島山本亭にお寄りください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 弁天島山本亭・太助
弁天島山本亭・太助
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5月末6月 弁天島潮干狩り 2015 潮見表

カテゴリー │南浜名湖.com編集部より



南浜名湖は海の産地、今年は5月からはじまりました弁天島(浜名湖)の潮干狩りに多くのご来場をいただいています。

弁天島潮干狩りは今週末から来週6月3日までが好適日となります。



浜名湖弁天島潮干狩、干潮時早見表から週末~来週の部分をお伝えしましょう。

潮見表全体はこちらをご覧ください。

薄青の日が弁天島潮干狩りの営業日、時間は干潮時間を表しています。

潮干狩りの瀬渡し船は干潮時間のほぼ2時間前から運行します。
長く楽しむためには干潮時間より早く到着し瀬にお渡りください。

※例として5月31日(日)の干潮時刻は10:49分、瀬渡しはその2時間前と早朝からの潮干狩りが楽しめそうです。
※5月30日(土)は当初営業がありませんでしたが、あるようです。お問い合わせください。



当日の運行につきましては※弁天島遊船組合:053-592-0933 
静岡県浜松市西区舞阪町弁天島3775-2 にお問い合わせください。

料金は1名に付貝袋1本付き、大人1,400円 子供700円(4才以下)です。
※別に弁天島海浜公園有料駐車場の駐車料金(終日410円)が必要です。

アサリは一日一名2kg以下持ち変えることができます。
※帽子や着替え、足元は海を歩くことができる靴やサンダルをご用意ください。

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おはよう!南浜名湖 5月29日 しらす豊漁続く海

カテゴリー │☆おはよう!南浜名湖



今年は3月の初漁から豊漁が続く舞阪・新居のしらす漁、しらすと共に大きな景気を運ぶしらす船が今日も遠州灘に網を曳いています。
鮮魚の漁はいよいよ6月からタチアジ漁とアマダイ漁がはじまります。

弁天島のシンボル赤鳥居の脚は広い瀬の上に立っています。
今日干潮は9:34分、満潮は15:39分の中潮の海です。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す幅200mの海道、ここが今切です。
全国でも珍しい海につながる浜名湖は、潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

舞阪港の出漁情報は灘(海の様子)が悪いために休漁です。

舞阪しらす漁の今日の豊漁を伝えてくれるのが「舞阪しらす親分一家」こと丸昌河合商店のみなさんです。
今日もズラリとしらすボウラが並ぶ市場を伝えてくれます。

洋上から舞阪しらす漁を伝えてくれるのが「海その幸」こと氷川丸のみなさんです。



週末の営業となる弁天島海浜公園の潮干狩り桟橋です。
今日は地元小学校の潮干狩り体験、潮干狩りは団体での予約が可能です。

舞阪しらす干し・浜名湖の幸のお買い物・お食事に週末の釣りの海、潮干狩りの海にお出掛けください。

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