リハビリの心得は恩師三浦先生の汗かくラジオ体操第一

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リハビリの心得は恩師三浦先生の汗かくラジオ体操第一

ていねいに生きていこうと思います。

脊椎間狭窄症の手術後、2月初旬から3月中旬の退院日の前日まで続いたリハビリ。担当してくれた2人の先生への感謝を込めてその日々を綴っていきます。

リハビリを担当していただいたのは30代の理学療法士のイズ(仮名)と女性で20代のジータ(仮名)、二人の厳しい指導でまるで猿人のように前かがみだった腰が立ち、二足歩行の直立猿人となり、ヒトに戻った。

ヒトに戻るために二人を師として汗を流したリハビリとなりました。
厳しい指導のことを二人と話したことがありました。

高校の時に体育教官だった三浦先生は定年まじかのお歳でまるでおじいちゃんのような風貌ながら、体操に詳しくその教えを今でもすばらしきこととして覚えています。

wikiればラジオ体操は1928年(昭和3年)11月1日に昭和天皇ご即位の大礼を記念して逓信省(のちの郵政省)簡易保険局により「国民保健体操」としてスタートしたとあるように古いもの。それでもその後誰もが知るラジオ体操第一や第二はまさに国民体操となっています。

体育の時間はじまり三浦先生がまずはラジオ体操第一を教えるというのです。

誰もが小学校から知っているような体操を今さら教えるのという疑問の中、三浦先生は言います。

「先生のするようにラジオ体操第一をすれば汗をびっしょりかくぞ、声も合わせてついてこいっ!

先生のラジオ体操第一は「イッチ、ニー、サンッ、シー」と大きな声で声を出し、手を前から上にあげて背伸びの運動の手指は天を突きさすほど「ビシッ!」と音をがするほど突き上げるのです。

先生について大きな声を出し、ビシッビシッと音がするほど体の動きにメリハリと節をつければ汗びっしょりとなるのです。

「どうだ!いい運動になっただろう」と笑う先生は息も乱れていないのに、私たちは肩で息をしていたのです。

「運動を習うなら心構えだけでもイズ先生とジータ先生は三浦先生である」
そんなつもりで教えていただいたリハビリ、二人のプロは確実に私をヒトに戻してくれたのです。

※コロナ禍の中も懸命に働くHEALTH FIGHTERのみなさんに拍手と応援の気持ちを贈ります。


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