平行棒からはじまる歩行リハビリ

カテゴリー │リハビリは365歩のマーチ

平行棒からはじまる歩行リハビリ

ていねいに生きていこうと思います。

脊椎間狭窄症の手術後、2月初旬から3月中旬の退院日の前日まで続いたリハビリ。担当してくれた2人の先生への感謝を込めてその日々を綴っていきます。

平行棒は広いリハビリ室に備えられた器具で、最初の立ち上がりから歩行訓練、さまざまな運動の場として使われます。
掴むように棒になったものと画のような平均台のようなものがあります。

車椅子を押してもらう期では立ち上がり訓練に使い、その後さまざまな歩行訓練で使われます。

数歩から片道、往復と増えてゆき、往復何本というように距離を伸ばしていけます。脚がしっかりしてくれば片手をつく、両手を離すなどします。
手前側角に車椅子や椅子を置き、休みながら運動をします。

毎日の同じような時間にリハビリを受ける人とは顔なじみになります。朝はオハヨウ、昼はコンニチハと言い、共に平行棒で歩けば「がんばったね!」と共に励まし合える仲間となれるのです。

怪我や病気、回復の様子から必ずしも若ければ早く歩けるようになるわけでもありません。ずっとお年寄りでもしっかりと歩けるようになる人もいるのです。

ベッドに寝たままから車椅子へ、そして平行棒に摑まって立てば目線はどんどんと高くなります。
視線が健常の頃に戻れば治るためのリハビリをがんばるモチベーションとなるのです。

「もう一本(往復)してみましょう」、先生はその日の状態を見ては負荷を与えてくれる。病棟の中で運動の汗をかく、病棟アスリートのような気持ちにもなれるのです。

※コロナ禍の中も懸命に働くHEALTH FIGHTERのみなさんに拍手と応援の気持ちを贈ります。


同じカテゴリー(リハビリは365歩のマーチ)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
平行棒からはじまる歩行リハビリ
    コメント(0)