車椅子への乗り移りからはじまるリハビリ

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車椅子への乗り移りからはじまるリハビリ

ていねいに生きていこうと思います。

脊椎間狭窄症の手術後、2月初旬から3月中旬の退院日の前日まで続いたリハビリ。担当してくれた2人の先生への感謝を込めてその日々を綴っていきます。

一ヵ月も寝たきりだったため萎えてしまった脚のリハビリ始まりはベッドから安全に起きること、そして車椅子への乗り移りからはじまります。

ここでリハビリを担当していただいたイズ(仮称)先生が毎回協調し、癖づけてくれたのが「確実に車椅子のブレーキをかけておくこと」でした。

ベッドから足を出し靴を履いた私の横に車椅子を着けて「ここでブレーキをかけておくこと」、車椅子の左右にあるブレーキをかける様子を確認します。
毎日することで確実にブレーキをかけるようになる。

乗り移りは介助いただきながらベッドの横に一度立ちあがり、どちらかの足を支点に車椅子にお尻を向け、片手は車椅子の手すりに手をかけ、ゆっくり座る。

もしブレーキをかけていなければ座るお尻も手すりに置いた手からの力がかかったとたんに車椅子は動き出してしまう。
車椅子での事故はベッドなどからの乗り移り、車椅子からの乗り移りの際に起きるのだと教えていただけます。

イズ先生は「支えるから大丈夫ですよ」と言いながら病衣の腰あたりを持ち上げ助けてくれる。「しっかり脚で立って」と励ましてくれる。

手をここへ置いてとベッド手すりや車椅子の手すりに置く手の位置を教えてくれる。

何度も何度も立ち上がろうとしてベッドに尻を戻し、イズ先生に抱き上げられ励まされて立ち上がる、そしてようように車椅子に座れるようになれるのです。

夢にまで見た寝た切りベッドからの脚、車椅子に乗ることができたのです。それはあらゆるリハビリのはじまりとなったのです。

※コロナ禍の中も懸命に働くHEALTH FIGHTERのみなさんに拍手と応援の気持ちを贈ります。


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