2016年01月15日11:15
南浜名湖は海の産地、全国でも珍しく海につながる今切を越えて出漁する船は舞阪港に凱旋します。
舞阪港の手前半分は全国に出荷されるシラスの揚げ場、奥が活魚・鮮魚の水揚げ場です。
そこに備えられているのが活魚を活かしておく仮生け簀です。
この季節には全国から期待されるトラフグがこの生け簀に放たれます。
漁師さんは水揚げしたトラフグを洋上から優しく運び、この生け簀に放ちます。仲買さんは泳ぐトラフグを見て札を入れます。
トラフグ漁が2月いっぱいで漁期を終えればはじまるのがタイ網漁です。
活マダイやクロダイを洋上で揚げた船では船首デッキ下にあり、流海水や酸素を供給するカンコウ(生け簀)にタイを放ちます。
泳いだまま舞阪港に到着した活ダイは船の横で競られて仲買さんの生け簀へと放たれます。
その一部が仮生け簀で活かされることがあります。
仮生け簀は大きなタイの赤、ヒレの赤が舞っています。
同じ3月、冬を徹して行われていた一艘曳き底曳き漁の共榮丸の漁師さんが深海からタカアシガニを水揚げします。
春はタカアシガニが群れて移動して時に大量に網に入る日があります。
タカアシガニは舞阪港市場ではなぜかヘイケカニと呼ばれています。
競り落とされたカニの一部もこの仮生け簀で活かされることがあります。
こうしてまるで掛け流しの温泉のような生け簀に放たれる魚やカニたちを見られることがあります。
つかの間の小さな水族館が舞阪港に登場します。
※取材協力:浜名漁協 舞阪港の漁師さん・仲買さん
※舞阪漁魚図鑑
※舞阪港のお魚さん
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。
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舞阪港市場のかけ流し 仮生け簀の魚たち≫
カテゴリー │舞阪漁魚図鑑
南浜名湖は海の産地、全国でも珍しく海につながる今切を越えて出漁する船は舞阪港に凱旋します。
舞阪港の手前半分は全国に出荷されるシラスの揚げ場、奥が活魚・鮮魚の水揚げ場です。
そこに備えられているのが活魚を活かしておく仮生け簀です。
この季節には全国から期待されるトラフグがこの生け簀に放たれます。
漁師さんは水揚げしたトラフグを洋上から優しく運び、この生け簀に放ちます。仲買さんは泳ぐトラフグを見て札を入れます。
トラフグ漁が2月いっぱいで漁期を終えればはじまるのがタイ網漁です。
活マダイやクロダイを洋上で揚げた船では船首デッキ下にあり、流海水や酸素を供給するカンコウ(生け簀)にタイを放ちます。
泳いだまま舞阪港に到着した活ダイは船の横で競られて仲買さんの生け簀へと放たれます。
その一部が仮生け簀で活かされることがあります。
仮生け簀は大きなタイの赤、ヒレの赤が舞っています。
同じ3月、冬を徹して行われていた一艘曳き底曳き漁の共榮丸の漁師さんが深海からタカアシガニを水揚げします。
春はタカアシガニが群れて移動して時に大量に網に入る日があります。
タカアシガニは舞阪港市場ではなぜかヘイケカニと呼ばれています。
競り落とされたカニの一部もこの仮生け簀で活かされることがあります。
こうしてまるで掛け流しの温泉のような生け簀に放たれる魚やカニたちを見られることがあります。
つかの間の小さな水族館が舞阪港に登場します。
※取材協力:浜名漁協 舞阪港の漁師さん・仲買さん
※舞阪漁魚図鑑
※舞阪港のお魚さん
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