全国が期待する舞阪のトラフグ

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全国が期待する舞阪のトラフグ

南浜名湖は海の産地、毎年10月から翌年2月末まで寒中の遠州灘に底はえ縄を沈め釣りあげるのが、全国に期待され、遠州灘天然とらふぐブランドを持つ舞阪のトラフグ漁です。

まだ暗い舞阪港の詰め所で漁場を決めるクジを引いて出漁、夜明けと共に延長5kmもの縄にエサを付けた600本もの枝バリをつけ沈める底はえ縄で吊りあげるトラフグ漁は冬の舞阪の活気をあげています。

全国が期待する舞阪のトラフグ

2011年 漁徳丸遠州灘トラフグ漁
2012年 漁徳丸遠州灘トラフグ漁2012の2回、英治船長の漁徳丸に同乗させていただきました。

夜明けと共に(日の出操業)縄を降ろし、細い縄を巻きあげて釣りあげるトラフグ漁、トラフグは上下二枚の鋭く噛み切る歯を持っており、市場以降の流通での安全を図るため、釣りあげる度にニッパーで歯を切り取っています。

全国が期待する舞阪のトラフグ

舞阪港には流海水を掛け流す仮生け簀が設備されています。
大切にトラフグを運び、漁師さんはそれぞれの生け簀にトラフグを放ちます。

仲買さんは泳いだままのトラフグを見立て、キロ単位の金額を札に入れて競り(入札)します。

全国が期待する舞阪のトラフグ

美しい和紋を持つ舞阪港のトラフグの水揚げは全国が期待しています。

トラフグは味も金額でもフグの王、競り(入札)がはじまる前のわずかな時間、舞阪が誇るトラフグの泳ぐ姿を見ることができるのです。

※取材協力:浜名漁協 漁徳丸英治船長
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