南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、春漁豊かな舞阪港は全国に誇るしらす船団を持ち、多くのしらす加工業者さんが切磋琢磨して自慢のしらすを加工する全国一の加工基地となっています。
今日では全国で行われているしらす漁、じつは舞阪は「しらす船びき網漁」の発祥地なのです。

今期のしらす漁が始り、豊漁を続けている舞阪の伝統漁業舞阪しらす漁を応援しようと、本日より「船びき網漁発祥の地 舞阪しらす漁 いまむかし展」が舞阪地内の舞阪郷土資料館（浜松市舞阪図書館併設）で開催されます。

浜松市博物館と共催する舞阪郷土史研究会でこの企画展を中心となりまとめられた鈴木五十廣さんに、お話を伺いました。



「しらす船びき網漁発祥の地としての歴史をひもとくと、漁具や漁法の開発、加工技術の工夫など、そこには郷土の先覚者のたゆまぬ努力があり、それが今日の基盤となっていることが分かります。

先人の取り組みを広く知らせることにより、多くの人に漁業に関心を寄せていただくとともに、しらす船びき網漁の一層の飛躍発展を願い「舞阪しらす漁いまむかし展」を企画しました。」

鈴木さんは多くの歴史資料を中心となって集めたほか、舞阪しらす漁の今を伝えようと地域で活躍する「舞阪しらす親分一家」ことしらす加工・販売の丸昌河合商店に協力を要請しています。

丸昌河合商店のブログに今年連載されていた「紹介します！舞阪しらす船」に掲載された2013年度出漁船の紹介写真の提供と協賛を得て、会場には舞阪しらす船49統の写真が勢揃いしています。



舞阪郷土史研究会のみなさんにより連日続いた展示の準備を経て、いよいよ今日10時より公開となります。

「船びき網漁発祥の地 舞阪しらす漁 いまむかし展」
共催：舞阪郷土史研究会・浜松市博物館）
期日：平成26年4月10日（木）～ 5月11日（日）＊月曜日は休館　午前9時00分～午後6時00分＊金曜日は午後7時まで
会場：　浜松市舞阪郷土資料館（浜松市舞阪図書館併設）マップはこちら
案内チラシをPDFでご覧ください。

先人の苦労を振り返り、今期の舞阪しらす漁の豊漁と海上安全を祈る展示は地域だけでなく、広く舞阪しらす漁を応援していただくみなさんにご覧いただきたい展示です。ご来場をお待ちしています。

「舞阪しらす漁 いまむかし展」はふくろうの森委員会／浜名漁業協同組合／丸昌河合商店／舞阪の自然を守る会のみなさんの協賛、写真提供として舞阪海幸彦（舞阪在住）／(有)さざなみ写真館／はまぞう／南浜名湖.com／南浜名湖あそび隊！が協力しています。

※舞阪しらす漁 いまむかし展
※舞阪しらす漁2014
※舞阪しらす親分一家（丸昌河合商店）
南浜名湖あそび隊！のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。