南浜名湖あそび隊！

「あ～ら　かわいいわねぇ～」

舞阪港えんばい朝市の混雑の中で、買い物袋をふくらめたお母
さんがホクホク側のお父さんに声をかけています。

「いいら～」とお父さんが自慢するのは「タナゴ」です。

えんばい朝市は遠州灘の浜名湖のご馳走が売られる朝市ですが、
その一角で「メダカすくい」のお店があり、そこでタナゴが売
られているのです。

キラキラの水に泳ぐのは淡水の魚「タナゴ」、美しい水の小川
などに棲む魚です。



タナゴは鯛のように体高が高い美しい魚ですが、お化粧上手な
淡水のお嬢さんです。

よ～く見ると目のうえに赤いお化粧をしているのです。

きれいな水の中に水草を入れて銀に輝く美魚を泳がせる。
おばさんならずも、欲しくなってしまうお魚です。

「うちでな、水槽で飼うんだよ」、どうやらお父さんはお魚が
大好きなようで見つけてすぐに買ったようです。

「私も買おう（飼おう？）かやぁ」

本当は海水水槽が欲しい弁天小僧もググッと心動く川のお魚さ
んなのでした。

この秋は小さな手網と観察用のハンディ水槽を買おうと思って
いる弁天小僧なのでした。
（目指せ！弁天島ドラゴン観察！）