漁徳丸 アマダイ漁明日への準備

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漁徳丸 アマダイ漁明日への準備

「さあ!帰ろう」

遠州灘沖6マイルで操業したアマダイ漁を終えて漁徳丸のエージ
船長
は今切、舞阪港を目指します。
凪いだ海は静か、珍しく静かな今切の赤い灯台まで戻ります。

普段は弁天島から遠望する今切口の向こうの赤い灯台は海への
出口、浜名湖の入口を現しています。

漁徳丸 アマダイ漁明日への準備

漁徳丸は帰港前に舞阪港の問屋(水揚げ場・セリ場)に寄り、
水揚げしたアマダイを降ろします。
浜名漁協の職員さんがカギフックで摘み降ろしを手伝ってく
れ無事に水揚げが終了しました。

漁徳丸 アマダイ漁明日への準備

船の付け場に戻った漁徳丸はこれで仕事が終わりではありま
せん。船尾に巻いた網を帰港途中にほどいたものを、奥さんの
手を借りて着け場にあげていきます。
そして網についた小さな雑魚やヒトデ、カニ、ヤドカリなど
をはずしていきます。

きれいになった網はまた船尾にきれいにたたまれていきます。
明日の漁のために欠かせない帰港後の作業です。

漁徳丸 アマダイ漁明日への準備

港にはそれを待っているカワウたちがいます。
網からはずされた小さな魚が放られると、潜ってはその魚を
食べています。

えんばいとは漁師さんが自分やご近所が食べる分自家消費の
こと、これをふるまうのも「えんばい」と言います。

魚をえんばいしていただきました。カワウたちも小さな魚を
たっぷりとえんばいしてもらいました。
朝2時から7時間半のアマダイ漁同行記が終わりました。

漁徳丸のエージ船長、同行させていただき感謝いたします。

※そして4日後、エージ船長がさらに沖の深海漁手長エビ漁
に行くと聞く。もちろん同行した弁天小僧、新たな海へ出発
します。



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