漁徳丸 舞阪港の美魚 アマダイの海

カテゴリー │漁徳丸遠州灘アマダイ漁

漁徳丸 舞阪港の美魚 アマダイの海

超早朝2時に舞阪港を出港して沖を目指した漁徳丸は日の出と
共に曳き綱、網を降ろしてアマダイを狙う。

アマダイ漁は350メートルもの太い曳き綱(つな)、85キロも
のおもりチェーンで450メートルの三枚刺し網を曳くという重
装備の漁です。

全ての曳き綱を船上に引き揚げればエージ船長は汗びっしょ
り、太い上に海水をたっぷり含んだ重い綱を明日の漁のため
にきれいに巻いていきます。汗、汗、汗の仕事です。

その苦労あっての水揚げがはじまります。

漁徳丸 舞阪港の美魚 アマダイの海

遠州灘を沖へ6マイル(10.2キロほど)の海は青く深く澄んで
います。底に広がったまま囲むように曳いた網があがってき
ます。
覗きこむ海中の網に目指すアマダイが揺れています。

漁徳丸 舞阪港の美魚 アマダイの海

網を巻く網巻き機をゆっくりと回し、かかったアマダイや魚
たちをはずしながら進めていきます。
これも均等に巻いてゆくよう工夫するのは明日も続く漁のた
め、プロは明日の段取りをしながら進めてゆくのです。

漁徳丸 舞阪港の美魚 アマダイの海

三枚刺し網は大きな目の外側2枚の間に細かい目の網が重なり
獲物を袋のようにしてとじこめます。
細かな網にからむようにしてアマダイはあがってきます。

それをカギではずしながら水揚げするのです。
網を破らずに魚を傷つけず、はずした魚を氷をいれたバケツ
に収めていきます。

舞阪の美魚、関西京都で愛され、塩焼きでもオリーブオイル
焼でもはんなりほこほことやさしい身を楽しませてくれるア
マダイはこうして獲られているのです。



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