2011年07月15日11:18
超早朝2時に舞阪港を出港して沖を目指した漁徳丸は日の出と
共に曳き綱、網を降ろしてアマダイを狙う。
アマダイ漁は350メートルもの太い曳き綱(つな)、85キロも
のおもりチェーンで450メートルの三枚刺し網を曳くという重
装備の漁です。
全ての曳き綱を船上に引き揚げればエージ船長は汗びっしょ
り、太い上に海水をたっぷり含んだ重い綱を明日の漁のため
にきれいに巻いていきます。汗、汗、汗の仕事です。
その苦労あっての水揚げがはじまります。
遠州灘を沖へ6マイル(10.2キロほど)の海は青く深く澄んで
います。底に広がったまま囲むように曳いた網があがってき
ます。
覗きこむ海中の網に目指すアマダイが揺れています。
網を巻く網巻き機をゆっくりと回し、かかったアマダイや魚
たちをはずしながら進めていきます。
これも均等に巻いてゆくよう工夫するのは明日も続く漁のた
め、プロは明日の段取りをしながら進めてゆくのです。
三枚刺し網は大きな目の外側2枚の間に細かい目の網が重なり
獲物を袋のようにしてとじこめます。
細かな網にからむようにしてアマダイはあがってきます。
それをカギではずしながら水揚げするのです。
網を破らずに魚を傷つけず、はずした魚を氷をいれたバケツ
に収めていきます。
舞阪の美魚、関西京都で愛され、塩焼きでもオリーブオイル
焼でもはんなりほこほことやさしい身を楽しませてくれるア
マダイはこうして獲られているのです。
漁徳丸 舞阪港の美魚 アマダイの海≫
カテゴリー │漁徳丸遠州灘アマダイ漁
超早朝2時に舞阪港を出港して沖を目指した漁徳丸は日の出と
共に曳き綱、網を降ろしてアマダイを狙う。
アマダイ漁は350メートルもの太い曳き綱(つな)、85キロも
のおもりチェーンで450メートルの三枚刺し網を曳くという重
装備の漁です。
全ての曳き綱を船上に引き揚げればエージ船長は汗びっしょ
り、太い上に海水をたっぷり含んだ重い綱を明日の漁のため
にきれいに巻いていきます。汗、汗、汗の仕事です。
その苦労あっての水揚げがはじまります。
遠州灘を沖へ6マイル(10.2キロほど)の海は青く深く澄んで
います。底に広がったまま囲むように曳いた網があがってき
ます。
覗きこむ海中の網に目指すアマダイが揺れています。
網を巻く網巻き機をゆっくりと回し、かかったアマダイや魚
たちをはずしながら進めていきます。
これも均等に巻いてゆくよう工夫するのは明日も続く漁のた
め、プロは明日の段取りをしながら進めてゆくのです。
三枚刺し網は大きな目の外側2枚の間に細かい目の網が重なり
獲物を袋のようにしてとじこめます。
細かな網にからむようにしてアマダイはあがってきます。
それをカギではずしながら水揚げするのです。
網を破らずに魚を傷つけず、はずした魚を氷をいれたバケツ
に収めていきます。
舞阪の美魚、関西京都で愛され、塩焼きでもオリーブオイル
焼でもはんなりほこほことやさしい身を楽しませてくれるア
マダイはこうして獲られているのです。