浜名湖の寒中 シラウオ揚がる

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浜名湖の寒中 シラウオ揚がる

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

今年も4月から始まった浜名湖の伝統漁「角立て網(かくだてあみ)」の漁期もま1月半ばで終わります。

今年は明日29日(火)が最終日となりました。

浜名湖の寒中、12月からはシラスウナギの特別採捕「メッコ漁」が始まっています。

毎年浜名湖では天然ウナギの成魚をとらえ、遠州灘に放流する「浜名湖発親ウナギ回帰作戦」が行われています。

大きく育った親は遠く西太平洋のマリアナ海溝で産卵します。
その旅立ちを手伝い、貴重なシラスウナギとして浜名湖に回帰してもらうよう努力しています。

シラスウナギが入るメッコ網にはこの季節ハゼなどと共にシラウオが混獲されることがあるのです。

浜名湖の寒中 シラウオ揚がる

シラウオは遠州灘で獲るシラス(カタクチイワシの子)にも似ています。
一匹いただくとやわらかいシラスに比べてやや歯ごたえがありコリコリとしています。

シラウオはそのまま刺身として、酢にしていただく寒中のご馳走です。
浜名湖の幸が集まる雄踏(ゆうとう)港市場はいよいよ明日で今年の最終日となります。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
浜名湖雄踏漁魚図鑑
雄踏港市場のお魚さん
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