浜名湖は巨魚の海 スズキ下る秋

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浜名湖は巨魚の海 スズキ下る秋

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の他に風や雨や冷えで魚が動き、網に入ります。

「明日は雨になりそうだな、風が吹けば期待できるかな」、漁師さんは空を見上げて予想します。

潮の干満に大きく影響される浜名湖の魚は潮の干満に乗って泳ぎますが、浜名湖に注ぐ川筋に棲む魚は雨水が多く流れこむと浜名湖に下ります。

スズキです。

浜名湖で通年獲れるスズキは出世魚、幼魚はセイゴ、育てばマダカと呼ばれますが1メートルに近いほど大きくなればスズキと呼ばれます。

下アゴが突きだした貪食のスズキが秋の深まりと共に下り、浜名湖伝統の小型定置網「角立て網(かくだてあみ)」に入ります。

浜名湖は巨魚の海 スズキ下る秋

明日からの雨で下ることが期待される浜名湖の巨大魚スズキです。

この時期のスズキはでっぷり丸く太りまるでシャケのよう、魚を誘導する角立て網の先にある袋網に大きなスズキが入れば漁師さんは一仕事、傷をつけず活かしたまま市場まで運びます。

川筋で小魚を食べて育つスズキは雨や風、冷えで海である浜名湖に下ります。
豊かな浜名湖とその川筋は5キロも5キロもの巨大魚を育てているのです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師晴久さん
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