舞阪港の深海魚 全身ゼラチン質 シャチブリ

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舞阪港の深海魚 全身ゼラチン質 シャチブリ

南浜名湖は海の産地、舞阪に秋から春の幸を水揚げする底曳き漁は、舞阪名物メヒカリやチョウカ、舞阪の甘エビと呼ばれるアカスエビなどを水揚げします。

底曳き漁共榮丸が到着し、港の選別台に魚を広げた漁師さんが魚種・大きさ別に仕分けをはじめれば、その中に混ざる深海の不思議を見せていただけることがあります。

まるで血塗られたような頭、恐怖に見開いたような目、全身がゼラチン状という恐ろしげな魚が水揚げされました。
全長60センチほどのシャチブリです。

舞阪港の深海魚 全身ゼラチン質 シャチブリ

陸(おか)から見れば水平線辺りの10マイルもの沖は水深300mもの光が届かない深海です。
底曳き漁はその深海底に網を曳く漁、舞阪港の幸のほか、不思議な深海の生き物も一緒に揚がります。

シャチブリは大きなゼラチン頭から尾までが細く消えていきます。
そしてまるで馬のたてがみのようなヒレが体に沿って生えています。

持たせていただけばやはり全身もゼラチン状のヌルヌル、恐ろしい姿に尻込みせずに撮らせていただきました。

※取材協力:浜名漁協 舞阪港共榮丸
舞阪港の深海魚
共榮丸一艘曳き底曳き漁
舞阪港のお魚さん
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この記事へのコメント
深海はやはり興味深いですね~。
眼が退化し始めているんでしょうか・・・いずれにしても珍しい魚です。
Posted by やまなか at 2015年09月23日 15:41
やまなかさん、舞阪港には底曳き漁があり深海の魚が揚がります。
県内でも珍しく、またご協力いただけることからこうして紹介ができます。
水産系大学の学生も研究に参加しています。ご期待ください。
Posted by イチロー@南浜名湖.com編集長イチロー@南浜名湖.com編集長 at 2015年09月23日 16:44
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