南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は、700種類以上もの海の魚、それ以上の海の生き物が棲んでいます。

浜名湖の幸が集まる早朝の雄踏（ゆうとう）港市場にやってきた漁師さんの船の上で美しい海の蝶々を見つけました。

見事な青いヒレを持つ小さなホウボウです。

浜名湖伝統の定置網「角立て網（かくだてあみ＝袋網）」には、この季節の浜名湖を泳ぐさまざまな魚が入ります。
漁師さんはその網の先の袋部分に入る魚を網ですくい、船のカンコウ（カンコ＝生簀）に入れて水揚げにやってきます。

その中の美しい海の蝶々を見せていただきました。



ホウボウはもちろん海の魚、舞阪港には海で獲れる真っ赤なホウボウが獲れますが、小さなホウボウたちは浜名湖に棲み育っています。

面白いことに泳ぐ時にはこの美しいヒレを裏返し、目立たない色となって泳ぎます。
そして底に着けば裏返してこうして美しい蝶のようなヒレを見せてくれます。

漁師さんの船のカンコウの中に泳ぎ翔ぶ、海の蝶々が浜名湖に育っているのです。

美しいこの魚の蝶、漁師さんの友人のお寿司屋さんの水槽へと行くそうです。
水槽に放たれたものを見てみたいですね。

※取材協力：浜名漁協雄踏市場　浜名湖漁師勝巳さん
※雄踏港市場のお魚さん
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