いかり瀬自然観察会 花を咲かせるハマボウフウ 

カテゴリー │いかり瀬自然観察会2014

いかり瀬自然観察会 花を咲かせるハマボウフウ 

南浜名湖は海の産地であると共に自然の宝庫、遠州灘の潮風に吹かれる弁天島に、船でしか渡れない広いひろい瀬があります。
赤鳥居が立つ潮干狩り場の南側の高い瀬が「いかり瀬」です。

市民団体「舞阪の自然を守る会」は、海浜性植物と野鳥たちの島、いかり瀬の自然観察会を定期的に開催し、はびこりはじめた外来植物の駆除や駆除計画のため、瀬を回り観察をしています。

4月26日の観察会で見つけたのはハマボウフウの花芽、タンポポのロゼッタのように地に広がるハマボウフウの中心から花芽が芽吹いています。

いかり瀬自然観察会 花を咲かせるハマボウフウ 

風に遮られるエリアに生えたハマボウフウはもう花が咲いています。
ハマボウフウの花はやがて実を結び、多くの種を育てていきます。軽くて飛びやすい種は風にのって周りに広がり、また厳しい自然の中で新しい命を育てていきます。
※今後の観察会でその様子が見られそうです。

いかり瀬自然観察会 花を咲かせるハマボウフウ 

見渡す限りの草原に灌木が立つ、この写真を見ればここが弁天島の海に浮かぶ瀬の上とは思えないほどです。
足元に広がっているのが外来植物の群生、放っておけばやがて実をつけ、さらに広い群落をつくる植物たちから海浜性植物を守ろうと、駆除の計画を立てて会は活動しています。

いかり瀬自然観察会 花を咲かせるハマボウフウ 

自然観察の中で育った何本ものピラカンサに出会います。
鳥たちがこの実を食べて広げるこの樹木も、もとよりいかり瀬に生えているものではありません。
舞阪の自然を守る会は間引きながらいかり瀬の自然を守っています。

自然観察会の様子を連載し、広く外来植物の駆除への参加を募っています。

※取材協力:舞阪の自然を守る会
いかり瀬自然観察会2014
いかり瀬自然観察会2013
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください



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