南浜名湖あそび隊！

サヨリ漁が始まり、月末でトラフグ漁の漁期を終える南浜名湖舞阪
港は、シロコ（しらす）漁が始まる春を待っています。

舞阪に五十統（とう）所属するシロコ船の船団は、二艘で網を曳く
二艘曳きでシロコを獲っています。

網（あみ）を曳く網船、網の片方を曳く綱（つな）船が力を合わせて
網を曳くのがシロコ漁です。
網船、綱船で一統（とう）、それが五十統の船団を作っています。



舞阪港のシロコ船は春漁に備えて、今切に近い新港に挙げられ
て底を削り、塗装を改めて漁に備えているのです。
普段は海を行く船の底を見ることはありません、強力なディーゼル
エンジンにつながる巨大なペラ（スクリュー）を見ることができまし
た。



対の二艘ずつ海から揚がったシロコ船、春漁はすぐそこ、早暁の
舞阪港を出て、今切を越えて出漁するあの雄姿を見ることができ
る日はすぐそこです。

南浜名湖舞阪、新居を活気づける暁の船団はつかのまの春漁前
の化粧をしています。