舞阪港 コショウダイ カワハギ

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん

舞阪港 コショウダイ カワハギ

お祭りの話題に夢中になっていましてもそろそろ舞阪港のお魚が
恋しくなり、今朝から操業が再開される網漁の魚に戻ってみたい
と思います。

網漁の船が水揚げする魚はさまざま、カンコウ(船内の生簀)か
らすくわれた魚が港の選別台で魚種、大きさで分けられていき
ます。

そこではじかれた魚が面白くて見せていただいています。
数がない、小さいなどの理由でセリにかけられない魚たちです。

「コショウダイ」です。

「鯛」類の形よい魚ですから、きっとおいしいのでしょうね。
舞阪の港のお母さんたちに聞けば、「なんでも煮てしまえばおい
しいよ」と言われる数が揃わない魚です。

舞阪港 コショウダイ カワハギ

「カワハギ」です。

これも小さすぎたようでしたが、この形、かわいいでしょう。
オチョボ口のこの姿の魚は鯛やフグと同じく歯と顎が強い魚です。

秋のはじまりに弁天島桟橋についたカラス貝(ムール貝)を鯛が
食べるのを見ましたが、「カリカリッ」と貝などものともしない
で割って食べてしまいます。

アンテナのようなトゲがありますから釣れてもご注意というカワ
ハギ、釣りには手袋が必要ですね。

再開される網漁の魚を見に、また港へ行ってきたいと思います。

※取材協力:浜名漁協



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この記事へのコメント
イチロー@二代目弁天小僧さんおはようございます・・・舞阪の祭典いかがでしたか迫力せまる良い写真と共にありがとうございました。

何時も気になっていて残したいと思っていることがありますイチロー@二代目弁天小僧さんならば出来ることです。
遊船の漁師さんが集合する所で勤務されているんですね
そのことが大切です・・・それは町内は昔から屋号で呼び合うんです・・・若い世代になり少しづつ消えつつ伝統だと思っています・・・年を重ねた現役漁師だらこそ記憶の中に残っているんです・・・舞阪町地図に屋号を復活を願う町民です。
Posted by 通りすがり at 2011年10月16日 08:59
通りすがりさん。いつも見守り、ご指導ありがとうございます。
祭りの迫力と共に舞阪の風情や人情に触れ、ますますこの町と人が好きになりました。
初めての祭りで体力配分ができず中途半端で終わり、失礼してしまったと反省しております。

漁師さんと話すと屋号がよく出てまいります。屋号で呼ばれる人が多くいらっしゃいますね。
屋号は何代もこの地で暮らした証、今後大切に紹介させていただけるようお話しを聞くようにいたします。
土地のベテラン漁師さんのお話しは面白く興味があり、今後ますますと思います。
Posted by イチロー at 2011年10月16日 17:28
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