東海道舞阪宿~新居宿は船で渡る2

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東海道舞阪宿~新居宿は船で渡る2

江戸時代は空前の旅ブームでもあったと言われます。大名の参
勤交代も旅ならば、商人も民も旅をした。
東海道を江戸から下れば30番目の宿が舞阪宿であります。

旅人は舞阪で浜名湖につきあたり、ここから次の新居宿には船
で渡っておりました。
今も舞阪港の北隣に残されているのが当時の渡し場「北雁木(
きたがんげ)」であります。

当時の旅を再現しようとツアーを企画したみなさんを乗せて
弁天島遊船組合のみなさんの船が出発します。

東海道舞阪宿~新居宿は船で渡る2

一隻8人ほど乗せた現代の渡船が浜名湖を行く。
当時も今も旅人は歩くだけの旅の最大の変化の船の旅を楽しみ
ます。

「あれが今切口、200mの幅で海とつながっとります」

船頭の案内面白く、浜名湖名産の海苔棚を見たり、弁天島のホ
テル群などを見て舟は新居を目指していきます。

東海道舞阪宿~新居宿は船で渡る2

遠くみえるのは新居、当時の新居宿の岸であります。
三番鉄橋が見え、JR東海道新幹線が走ってゆくのを見れば、だ
れもが経験する新幹線が浜名湖を通過する時に見える浜名湖の
景色を思い出しています。

今はその景色の中を船で行く、楽しさは格別です。

東海道舞阪宿~新居宿は船で渡る2

浜名湖岸は古くから漁業の街、沿岸だけでなく浜名湖岸の町に
は江掘(えぼ)と呼ばれる堀が掘られています。
この岸沿いに漁師の家が続いていた風情を新居は楽しませてく
れるところです。

道路を歩いて眺める江掘より、やはり船から眺める楽しさは
当時の渡しの様子をより再現しています。

舞阪宿から新居宿の渡しの旅はいよいよ最終回に続きます。



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