カワハギの肝の舞阪ナイト

カテゴリー │焼鳥「肥後」

カワハギの肝の舞阪ナイト

いま料ってやるからな。
カウンター越しにオヤジさんの鮮やかな包丁さばきを見れば
舞阪のカワハギさんはあっという間に裸に剥かれてゆく。

JR弁天島から東海道を渡り、舞阪漁協方面への斜めの道を行
き弁天橋を渡った先の左にある赤提灯が焼鳥「肥後」です。

「こうやってな」「ペリペリペリッ」とその名のとおりカワ
ハギの皮は引っ張ると脱げてしまう。
あ~ら恥ずかしいと刺身にしてちょうだいとまな板に乗る。

「おまち」と出てきたのが刺身と「カワハギの肝」であります。

聞くところによれば肝をショーユに溶かし刺身をつけていた
だくのがオツ、とありましたがオヤジさんのオススメは違う。

「なにもつけずにいきな」

そうなれば据え膳食わぬは恥とばかり、とろり横たわる肝を
舌に乗せてしまいます。

トロプチットロロ~ンと口中に広がる肝の味。
これ以上言うこともないのです。
高価すぎてカワハギの肝はやたらには食べられない。

肥後のオヤジさんの努力で安く出していただいたのでした。

カワハギの肝の舞阪ナイト

「こんなの食うと大変だゾ」・・舞阪で魚を食えば必ずこう
言われる。みんなの元気(夜のかも)の素なのです。

コガコガの魚はいつものアレ、浜名湖沖の深海からあがる
魚であります。

大変だぞうと目がランランとなる。
なるほどコガコガ魚は「目光(メヒカリ)」なのであります。

こうしてやたらに精をつけられてしまう、ウフフどうしまし
ょな舞阪ナイトは更けてゆくのです。



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