2011年04月01日20:16
いま料ってやるからな。
カウンター越しにオヤジさんの鮮やかな包丁さばきを見れば
舞阪のカワハギさんはあっという間に裸に剥かれてゆく。
JR弁天島から東海道を渡り、舞阪漁協方面への斜めの道を行
き弁天橋を渡った先の左にある赤提灯が焼鳥「肥後」です。
「こうやってな」「ペリペリペリッ」とその名のとおりカワ
ハギの皮は引っ張ると脱げてしまう。
あ~ら恥ずかしいと刺身にしてちょうだいとまな板に乗る。
「おまち」と出てきたのが刺身と「カワハギの肝」であります。
聞くところによれば肝をショーユに溶かし刺身をつけていた
だくのがオツ、とありましたがオヤジさんのオススメは違う。
「なにもつけずにいきな」
そうなれば据え膳食わぬは恥とばかり、とろり横たわる肝を
舌に乗せてしまいます。
トロプチットロロ~ンと口中に広がる肝の味。
これ以上言うこともないのです。
高価すぎてカワハギの肝はやたらには食べられない。
肥後のオヤジさんの努力で安く出していただいたのでした。
「こんなの食うと大変だゾ」・・舞阪で魚を食えば必ずこう
言われる。みんなの元気(夜のかも)の素なのです。
コガコガの魚はいつものアレ、浜名湖沖の深海からあがる
魚であります。
大変だぞうと目がランランとなる。
なるほどコガコガ魚は「目光(メヒカリ)」なのであります。
こうしてやたらに精をつけられてしまう、ウフフどうしまし
ょな舞阪ナイトは更けてゆくのです。
カワハギの肝の舞阪ナイト≫
カテゴリー │焼鳥「肥後」
いま料ってやるからな。
カウンター越しにオヤジさんの鮮やかな包丁さばきを見れば
舞阪のカワハギさんはあっという間に裸に剥かれてゆく。
JR弁天島から東海道を渡り、舞阪漁協方面への斜めの道を行
き弁天橋を渡った先の左にある赤提灯が焼鳥「肥後」です。
「こうやってな」「ペリペリペリッ」とその名のとおりカワ
ハギの皮は引っ張ると脱げてしまう。
あ~ら恥ずかしいと刺身にしてちょうだいとまな板に乗る。
「おまち」と出てきたのが刺身と「カワハギの肝」であります。
聞くところによれば肝をショーユに溶かし刺身をつけていた
だくのがオツ、とありましたがオヤジさんのオススメは違う。
「なにもつけずにいきな」
そうなれば据え膳食わぬは恥とばかり、とろり横たわる肝を
舌に乗せてしまいます。
トロプチットロロ~ンと口中に広がる肝の味。
これ以上言うこともないのです。
高価すぎてカワハギの肝はやたらには食べられない。
肥後のオヤジさんの努力で安く出していただいたのでした。
「こんなの食うと大変だゾ」・・舞阪で魚を食えば必ずこう
言われる。みんなの元気(夜のかも)の素なのです。
コガコガの魚はいつものアレ、浜名湖沖の深海からあがる
魚であります。
大変だぞうと目がランランとなる。
なるほどコガコガ魚は「目光(メヒカリ)」なのであります。
こうしてやたらに精をつけられてしまう、ウフフどうしまし
ょな舞阪ナイトは更けてゆくのです。