2018年02月08日10:23
南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪は、古き文化が今も多く残るところです。
江戸時代から継続する海苔の産地として日本最古を誇る舞阪は、先日お伝えした海苔供養を2月6日に舞阪の宝珠院で開催しました。
その本堂の鴨居には法事を知らせる札が並んでいました。
舞阪は今も屋号で呼ぶことが多く、市場に通う中で漁師さん同士は名前ではなく、一族についた屋号で呼ぶ様子を聞いています。
札にも屋号でしょう一松・文五郎・政蔵などの名が一家の名として並んでいます。
舞阪では代々の屋号が今も多く使われ通用しています。古き漁業の町は何代も前の当主の名などを屋号として大切にして、呼び合っています。
舞阪に育てばわかる屋号も外から来ればまるで誰のことかわからない。それも古き町の楽しみのひとつでもあります。
聞けば十数代続く古き家計が多く残ることも、舞阪が独自の歴史と文化圏を持っていることがわかるのです。
舞阪宝珠院 屋号が並ぶ札≫
カテゴリー │南浜名湖.com編集部より
南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪は、古き文化が今も多く残るところです。
江戸時代から継続する海苔の産地として日本最古を誇る舞阪は、先日お伝えした海苔供養を2月6日に舞阪の宝珠院で開催しました。
その本堂の鴨居には法事を知らせる札が並んでいました。
舞阪は今も屋号で呼ぶことが多く、市場に通う中で漁師さん同士は名前ではなく、一族についた屋号で呼ぶ様子を聞いています。
札にも屋号でしょう一松・文五郎・政蔵などの名が一家の名として並んでいます。
舞阪では代々の屋号が今も多く使われ通用しています。古き漁業の町は何代も前の当主の名などを屋号として大切にして、呼び合っています。
舞阪に育てばわかる屋号も外から来ればまるで誰のことかわからない。それも古き町の楽しみのひとつでもあります。
聞けば十数代続く古き家計が多く残ることも、舞阪が独自の歴史と文化圏を持っていることがわかるのです。