師走の浜名湖はハゼの海 残り2日となった雄踏港市場

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師走の浜名湖はハゼの海 残り2日となった雄踏港市場

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

浜名湖の幸が集まる雄踏(ゆうとう)港市場の開市も28日(水)29(目)の2日、例年は水揚げされる魚が減るこの時期ですが、今年はハゼを含めさまざまな魚が水揚げされ競りにかけられています。

ようやく夜が明ける早朝6月半、漁師さんが水揚げしたハゼを大きさ別に分ける様子を見ることができます。

師走の浜名湖はハゼの海 残り2日となった雄踏港市場

ハゼといえば秋に釣りで楽しむものと思われますが市場に揚がるのは釣りでは釣れなくなってから、寒に入り深みに移動したハゼたちはさらに育って浜名湖伝統の小型定置網「角立て網(かくだてあみ)」に入ります。

ハゼは浜名湖料理店の出す大きな肝を添えた刺身・アライなどとなって年末の膳に登場します。

師走の浜名湖はハゼの海 残り2日となった雄踏港市場

雄踏港市場の競りは籠単位に行う入札方式、前(左)から大きさ順に分けて並べ仲買さんが札を入れて落札します。

なにより活きがよいこと、大きいこと大きさが揃っていることで値があがります。

写真にはありませんが今年は年末になっても活魚で揚がるセイゴからスズキ、ヒラメにカレイ、クロダイにワタリガニ、時にタチウオまで揚がり、年末需要のあるワタリガニなども集まり、活発な競りが行われています。

新年の1月14日には今年度の漁期を終える市場ですが年末需要で賑わっています。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
雄踏港市場のお魚さん



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