南浜名湖あそび隊！

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

遠州灘の魚は舞阪や新居港に、浜名湖の幸は主に雄踏（ゆうとう）や鷲津市場に水揚げされています。

今朝は冬のはじまりの雄踏港で、丸小水産のばあばに浜名湖ドウマンの水揚げの様子を聞きました。

「この季節のドウマンはメスがほとんど、今年は豊漁だから楽しんでもらえるよ！」

魚屋人生54年、舞阪・雄踏市場の誰もが「ばあば！」と呼び慕う丸小（まるこ）水産のばあばは競り落としたドウマンを大きな樽に入れて運びます。



浜名湖最大のカニ、浜名湖ドウマンは一時期「幻のカニ」と呼ばれるほど減少しましたが漁業関係者の努力で数が復活、夏前から獲れ出すドウマンは夏のオス、秋のメスをいわれ、この時期は丸々と育ったメスが揃います。

オスのドウマンは大きなツメが魅力ですが、この時期のメスは内子（甲羅の中の卵）が満ちていてよりおいしい時期となります。

「大きさも揃っているからお店に寄ってね！」、ばあばから旬のメスドウマンのオススメです。

丸小水産（火曜定休）はこんなお店、マップはこちらです。

※取材協力：浜名漁協雄踏支所　丸小水産のばあば
※丸小水産ばあばのオススメ
※雄踏港市場のお魚さん