浜名湖 ボラは桜の花色したタイの味

カテゴリー │雄踏港市場のお魚さん

浜名湖 ボラは桜の花色したタイの味

南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は潮の干満を利用して海の魚が行き来し育つ、海ともいえる湖です。

浜名湖の幸が水揚げされる雄踏(ゆうとう)港市場の秋は魚の秋、豊漁続くワタリガニやドウマンと並びさまざまな魚が水揚げされています。

ボラです。

先日テレビを見ていると今まで利用されなかった魚が回転寿司に登場しているという。ボラもその一つとして紹介されていました。

まあるい鼻先をしたまんまる目玉、体もまるで太い棒を持つような丸みを持っています。

ボラを見たことがないという方も多いですが、浜名湖を眺めていてポチャンと飛ぶ魚はきっとボラたちです。

写真でもわかりますよう、ボラを獲った漁師さんはエラに指を入れて首を逆に折る、首折りして締め、血を抜いて水揚げします。
こうすることにより一瞬で締められ、また血が回らないためおいしい刺身として楽しめます。

浜名湖 ボラは桜の花色したタイの味

ボラの身はまるで桜のような淡い色、芯に赤があり、まるで桜の花を見るような美しさです。

さっぱりと新鮮なその味は例えればタイの味、身の多いボラはたっぷりの刺身を盛ることができます。

棲むところによって臭いといわれるボラですが、美しい秋冬の潮に乗ってやってくるボラを漁師さんが獲っています。

食べて楽しめばボラを見れば美しい刺身を想像する、値段も比較的安く今後利用されるべき魚のひとつです。

寒ボラはさらにうまい。見かけましたらお試しください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 雄踏港の漁師さん
雄踏港市場のお魚さん



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