舞阪港の深海魚 ゼリーの頭、黒いたてがみを持つシャチブリ

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舞阪港の深海魚 ゼリーの頭、黒いたてがみを持つシャチブリ

南浜名湖は海の産地、陸(おか)から見れば水平線辺りの300mもの深海に網を曳く底曳き漁の共榮丸は、舞阪名物メヒカリやアカスエビ、深海に棲むノドグロやキンメダイなどを水揚げしています。

深海に網引けば深海の魚が混獲されて港にやってくることがあります。

シャチブリです。

誰もがシャチブリを見ればちょっとした怖さを覚える、吻(ふん=口先)から頭にかけてまるでゼリー状のブヨブヨ、目をカッと見開き、下向きに大きな口がつき、深海魚の常で細く消えてゆく尾には真っ黒いたてがみのようなヒレが伸びています。

英語名もその頭の特徴から「Jellynose fish(ジェリーノーズフィッシュ」と名づけられています。

舞阪港の深海魚 ゼリーの頭、黒いたてがみを持つシャチブリ

深海底に棲むというシャチブリは深海魚の常で海底に向けた大きな口を持ち、大きく開くことができます。

この大きな口で深海の甲殻類を確実に捕るための大きな口を持っています。

誰が名づけたか種名はシャチブリ、珍しいことで港に揚げられても遠巻きにされる怪魚はもちろん競りにかかることはありません。

舞阪港は底曳き漁があること、遠州灘の深海の不思議を見ることができるのです。

※取材協力:浜名漁協 舞阪港共榮丸
舞阪港の深海魚
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この記事へのコメント
凄い魚(深海魚)ですねぇ・・・
中々の強面で目の当たりにしたらびっくりしてしまうかも(;´・ω・)
ちなみに食べられるのでしょうか??
Posted by あおきあおき at 2016年02月22日 11:31
あおきさん、深海魚の魅力たっぷりの魚として紹介いたしました。
その姿恐ろしくても見なくてはおさまらない男の子の心で興味深く見ています。
食べた話は聞きませんが、舞阪ではなんでも「甘じょっぱく煮れば食べられるぞ」なんて言われます。小さな深海魚を食べた経験はありますよ。
Posted by イチロー@南浜名湖.com編集長イチロー@南浜名湖.com編集長 at 2016年02月22日 16:56
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