舞阪港底曳き漁 色で驚くテナガエビこと アカザエビ

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舞阪港底曳き漁 色で驚くテナガエビこと アカザエビ

南浜名湖は海の産地、舞阪港の12月、タイ網漁・トラフグ漁・底曳き漁が豊かな冬の幸を水揚げしています。

タイ網漁の漁期は年末まで、年明けて1月半ばまでのしらす漁が漁期を終えれば、冬を徹して行われるトラフグ漁と底曳き漁が春まで舞阪を支えます。

舞阪港を出漁し、陸(おか)から見れば水平線辺りの水深300mもの深海に網を曳く一艘曳き底曳き漁の共榮丸が美しい深海のエビを水揚げしています。

このエビを舞阪港で初めて見た時に驚いたのはオレンジ色に近いその色でした。
よく見えればまるで真っ黒なサングラスをかけたようなチョイ悪顔の美しいエビです。
舞阪でテナガエビと呼ばれるアカザエビです。

アカザとは植物のこと、その葉の色に似ているから名づけられています。

舞阪のイセエビとも呼ばれるアカザエビ、実際にイセエビより高値で取引される高級エビです。

舞阪港底曳き漁 色で驚くテナガエビこと アカザエビ

アカザエビはイタリア料理店で珍重されるエビ、ヨーロッパには近似種のヨーロッパアカザエビが水揚げされ、スカンピと共に使われています。

アカザエビはイセエビと同様刺身で楽しみます。甘いその身は舞阪や近隣の舞阪ものを扱うお店で楽しめます。

また尾の身以外の大きな頭やハサミ脚を入れて煮出せばおいしいスープ・味噌汁として楽しめます。

水揚げ量から広く市場に出回ることのない舞阪港のアカザエビ、舞阪近隣の魚屋さんでお求めになりお楽しみください。

※取材協力:浜名漁協 舞阪港共榮丸
共榮丸一艘曳き底曳き漁
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