舞阪港のアッカンベロン イシモチと消防車

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舞阪港のアッカンベロン イシモチと消防車

南浜名湖は海の産地、昨日強い風と寒波で冷えた海は今朝は雨となり、冷たい雨をものともしない漁師さんがトラフグ漁、底曳き漁に出漁しました。

舞阪港の午後、陸(おか)から見れば水平線辺り、300mもの深海に網を曳く一艘曳き底曳き漁の共榮丸が凱旋し、舞阪名物メヒカリやアカムツなど、深海の美魚を水揚げしました。

イシモチです。イシモチはグチとも呼ばれるやや浅瀬に棲む魚、雨の海で共榮丸がやや岸寄りに網を曳いたことがわかります。
イシモチは揃って浮き袋を口から出し、まるで「アッカンベロン」しているようです。

イシモチがグチと呼ばれるのは鳴く魚であることから、この浮き袋を膨らめて「グウグウ」と鳴くことから「グチ」を言っているようだとグチと呼ばれています。

舞阪港のアッカンベロン イシモチと消防車

次のアッカンベロンは市場で消防車と呼ばれる真っ赤な深海のカサゴの仲間です。
なぜかこの魚が突き出した浮き袋は真っ黒、これでは腹黒いのではないかと疑われそうです。

冷たい雨の中、カッパを着ているとはいえ冷え切って凱旋した漁師さん、力仕事の水揚げをすれば汗をかくほどのがんばりです。
南浜名湖が海の産地でいられるのは、漁師さんのがんばりの上にあるのです。

※取材協力:浜名漁協 共榮丸
舞阪港のお魚さん
共榮丸一艘曳き底曳き漁
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



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