舞阪岐佐神社に縁結びの木 鈴木五十廣先生ご寄稿

カテゴリー │舞阪大太鼓まつり2014

舞阪岐佐神社に縁結びの木 鈴木五十廣先生ご寄稿

舞阪は海の産地、舞阪の大漁・海上安全・家内安全を祈願する舞阪岐佐神社(きさじんじゃ)祭典は、今も旧暦9月15日(満月)開催を守り、今年は10月7日宵まつり、8日に神輿渡御を行う本まつりが開催されました。

往路・復路の様子をお伝えしたところで、昨年岐佐神社のパンフレットを監修、今年春は舞阪しらす漁を広く知らせようと「舞阪しらす漁いまむかし展」の中心となって開催された舞阪郷土史研究会の郷土歴史家鈴木五十廣先生より、ご寄稿をいただきました。

岐佐神社の赤猪石(あかいし)

岐佐神社の御祭神は蚶貝比売命(きさがいひめのみこと)と蛤貝比売命(うむがいひめのみこと)です。

日本最古の歴史書「古事記」では「因幡のシロウサギ」の次の段に登場する。神話の世界で日本の国づくりに尽力する大国主命(おおくにぬしのみこと)が陰謀にはめられて息絶えてしまいます。

そこへ蚶貝比売命と蛤貝比売命が降り立って手当てする。懸命の救護が実を結び、大国主命はみごとに生き返えります。
大国主命の命を奪ったとされるこの赤猪石が岐佐神社拝殿の西側にまつられています。
災いをもたらした赤猪石にさわるとご神徳がさずかり、厄ばらいになるといわれています。

舞阪岐佐神社に縁結びの木 鈴木五十廣先生ご寄稿

縁結びの木

赤猪石の後ろに榎(えのき)と槙(まき)が根元で寄り添い、結び合って育っています。
このたくましい生命力、睦(むつ)まじい姿にあやかり、願いを込めて祈りを捧(ささ)げれば、良縁に恵まれ、幸運が授(さず)かるといわれています。

鈴木五十廣先生、ご寄稿とお教え感謝いたします。

※縁結びの木は岐佐神社と氏子会のみなさんが建てたもの、大漁と海上安全・子孫繁栄・家内安全を祈る神社で良縁をお祈り、また二人ご一緒にお参りください。

※ご寄稿:鈴木五十廣先生
舞阪しらす漁いまむかし展
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



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