舞阪港 遠州灘沖のタカアシガニ

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舞阪港 遠州灘沖のタカアシガニ

南浜名湖は海の産地、春漁揃って出漁した舞阪港の午後、底曳き漁の共榮丸のカンコウ(船首デッキ下の生簀)から巨大なカニが登場し、市場を賑わせました。タカアシガニです。

競り場でも今期最大と話題となったカニを二人の方に持っていただきました。
タカアシガニは駿河湾の深海を漁する伊豆戸田(へだ)の名物となっていますが、駿河湾同様の深い淵を持つ遠州灘にも棲み、舞阪港の底曳き漁、タイ網漁でも獲られ、時に大漁となります。

舞阪港 遠州灘沖のタカアシガニ

このカニを仲買の加藤水産から仕入れたのは、去年の3月16日、「遠州舞阪港の実力 タカアシガニの巨大さを検証する」で登場いただいた居酒屋「魚魯魚魯(ギロギロ)」の店長さんです。

世界最大のカニ、タカアシガニは脚を広げた大きさが最大3メートルもに成長すると言われますが、このカニも楽に2メートルを超えているようです。

舞阪港 遠州灘沖のタカアシガニ

活魚の競りは水揚げした船の真横で行われますが、競り落とされたタカアシガニをボウラ(水揚げ用の籠容器)ごと引きずる様子でもその大きさがわかります。
舞阪港では「ヘイケカニ」とも呼ばれるタカアシガニ、毎日水揚げがあるわけではありませんが、獲れた日は舞阪近隣の居酒屋さん料理屋さんで、舞阪港から仕入れている料理屋さんなどで愉しむことができます。
世界最大のカニを舞阪でいただく、これも春の舞阪の愉しみのひとつなのです。

※取材協力:浜名漁協 共榮丸 魚魯魚魯
舞阪港のお魚さん
共榮丸一艘曳き底曳き漁
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



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