舞阪海苔の日 森田屋海苔祖神へ手を合せる

カテゴリー │☆浜名湖海苔・海苔供養

舞阪海苔の日 森田屋海苔祖神へ手を合せる

南浜名湖は海の産地、江戸時代舞阪宿は江戸から三十番目
の宿、浜名湖に突き当たる東海道は、舞阪から海上一里新居
宿へと船で渡る宿場として賑わっていました。

その時代、信州の行商「森田屋彦之丞」と大森三次郎によって
舞阪にもたらせた海苔養殖の始まりを舞阪の海苔関連業者・
漁協では今も感謝を込めて2月6日に分骨された墓がある宝珠
院で海苔供養祭を開催しています。

舞阪海苔の日 森田屋海苔祖神へ手を合せる

宝珠院は舞阪大太鼓まつりで賑わう岐佐神社の東隣にある古
刹、本堂に最も近い海苔の祖の墓に参り、供養祭は本堂に移り
ます。

舞阪海苔の日 森田屋海苔祖神へ手を合せる

本堂には今は海苔の祖「森田屋海苔祖神」として祭られる木像
に自慢の浜名湖海苔、勝手巻き(舞阪の労働料理、忙しい中、
自分でさまざまな具を巻いて食べた海苔巻き)などが供えられて
います。

舞阪海苔の日 森田屋海苔祖神へ手を合せる

舞阪の海苔養殖は、江戸時代から今も続く産地として最古の歴
史を誇っています。
手本となった浅草海苔などが廃れた今も、学び興した養殖の祖
への感謝を今も忘れず、海苔の日にこの海苔供養菜が行われ
ています。

舞阪海苔の日 森田屋海苔祖神へ手を合せる

自然を相手に今も伝統を継承し、産地舞阪を盛り立てているの
が海苔生産者である海苔漁師さん、代々194年も続けている海
苔供養祭は感謝の気持ち忘れず働く漁師さんの心を表わして
います。

海苔供養祭の様子は続きます。

※取材協力:浜名漁協 宝珠院
浜名湖海苔
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



同じカテゴリー(☆浜名湖海苔・海苔供養)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
舞阪海苔の日 森田屋海苔祖神へ手を合せる
    コメント(0)