舞阪港4:50 一艘曳き底曳き船共榮丸出港

カテゴリー │共榮丸一艘曳き底曳き漁

舞阪港4:50 一艘曳き底曳き船共榮丸出港

南浜名湖は海の産地、秋冬漁が9月から始まった一艘曳き底
曳き漁の共榮丸は、舞阪名物メヒカリや、舞阪の甘エビことア
カスエビ(ヒゲナガエビ)、手長エビことアカザエビ、クロムツ・ア
カムツなどを水揚げしています。

和久田船長親子にお願いし、共榮丸に乗船させていただき、漁
の現場を見せていただく機会をいただいた11月14日、4:50分、
船は舞阪港から沖を目指します。

機能的に整頓された船の船首デッキに立てば、まだ暗い今切
を船は沖を目指す、いよいよ沖の深海の漁への出発です。

舞阪港4:50 一艘曳き底曳き船共榮丸出港

舵をとるのは和久田船長、息子さんが率いる共榮丸には4人の
乗り子さんが乗り組んでいます。
キャビンには夜の航行を可能とするレーダー、深度や魚群を探る
探知機、漁場をプロットする機械がズラリと並んでいます。

「今日は暖かくて灘も静かでよかったね」と話していただきます。

舞阪港4:50 一艘曳き底曳き船共榮丸出港

舞阪港で見るように、共榮丸の船尾は巨大な巻車(まきしゃ)に
曳き綱が巻かれ、まるで機械船のよう、深海に網を曳くにはこの
綱を全て繰り出して網を曳いてゆくのです。

舞阪港4:50 一艘曳き底曳き船共榮丸出港

舞阪の他の漁と同様、操業開始は夜明け、「日の出操業」を守り、
曇って夜明けが遅い中、最初の綱が降ろされていきます。
大型のエンジンとは別に、巻車用に補助のエンジンが唸りだし、
船尾の綱が海に出ていき、沈んでいきます。
最初の漁は浜松沖7マイルほどではじまります。

共榮丸乗船記を本日よりこのカテゴリーで連載してまいります。

※取材協力:浜名漁協 共榮丸のみなさん
舞阪港市場のお魚さん
遠州灘のお魚さん
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



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