舞阪港ハモ ハモの歯の秘密

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん

舞阪港ハモ ハモの歯の秘密

南浜名湖は海の産地、初夏を感ずる陽光の遠州灘の魚たちが
阪港
に水揚げされています。

「ハモ」です。

関西で珍重されるウナギ目のこの魚は「骨切り」という板前さんの
技術を経ておいしくいただける魚ですが、深い海のギャングでもあ
る。まるでワニのような大きな口と歯で魚を襲うといいます。

その歯を見て「おやっ?」と気付いたことがありました。

舞阪港ハモ ハモの歯の秘密

大きいものはゆうに1メートルを超え、名前の由来とされる食む(はむ)
→ハモとされたように、噛みつこうとするハモは大きなハモバザミで
はさんで水揚げされています。

舞阪港ハモ ハモの歯の秘密

死んだハモを見つけ、お願いしてその歯を観察させていただきました。

ハモは鋭い牙のような歯を口の先端に持っていますが、その上あごの
歯はなんと口の中央にズラリ並んで生えているのです。
下顎の歯は両側に並び、上顎は口の中央に生えている。

ハモが危険と言われるのはこの食い違った歯でかみつき、まるでワニ
やヘビのように体をくねらせて噛みちぎるからのようです。

ハモの歯の不思議と深海でのその生態、舞阪港で見つけた発見なの
でした。

※取材協力:浜名漁協

南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



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