舞阪港の大ベテラン山六丸の初イサキ

カテゴリー │舞阪港市場のお魚さん

舞阪港の大ベテラン山六丸の初イサキ

春漁の舞阪港の船は夜明け前に出漁し、早い船で午前11時頃か
舞阪港に凱旋、水揚げをしています。
日によって水揚げ時間がずれますが、浜名漁協の皆さんが情報を
集め、仲買さんに連絡して入港を待っています。

「今日は山六さんがイサキに出てるぞ」
3月15日の市場は春から一気に初夏を思わせる魚の到着に期待
があがります。

舞阪港の大ベテラン山六丸の初イサキ

港で入港を待っていた山六さんのお母さん(奥さん)が言います。
「もう(イサキ釣りに)出たくて出たくて仕方ないみたいで」と笑う顔
に市場のみなさんがニコニコして待つ。
イサキはカツオと同様に舞阪の勢いをあげる魚なのです。

舞阪港の大ベテラン山六丸の初イサキ

毎年ながら山六さんがタモですくった活イサキは勢いの魚、大ダル
に海水を入れて待つお母さんがイサキをあければ、いつものように
イサキをあければ・・・

その勢いと炸裂するように暴れまわるイサキが水しぶきを大きくあ
げてびっしょりになるのです。(カメラもびっしょりになるのを知ってい
て獲りたくなるのが山六さんのイサキなんです)

舞阪港の大ベテラン山六丸の初イサキ

浜名漁協の札読みの國部さんが「はい!今期初山六丸のイサキ!」
と仲買さんを集めれば、やってきた山六さんが「初だから値よく買っと
くれ」と声をかける。

ワッ!と笑った仲買さんがイサキと土井用に札に勢いを込めるのです。

山六さんのイサキが揚がればいよいよ舞阪港はカツオとしらす待ち、
今シーズンのオールスターラインナップが揃ってゆくのです。

※取材協力:浜名漁協 山六丸 

南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。



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