舞阪のカツオを手にいれる

カテゴリー │漁徳丸 黒潮のカツオ漁

舞阪のカツオを手にいれる

春過ぎた初夏の始まり、舞阪港の漁徳丸に乗り遠い黒潮の上に
いた。

漁徳丸 黒潮のカツオ漁

舞阪のカツオを手に入れるならば、港や近隣の魚屋さんに行けば
きっと手に入りますが、カツオはいったいどこでどうやって獲るのか、
「乗って行って確かめてごらん」と漁徳丸の英治船長のご厚意で
黒潮の上に立つことができたのです。

日が変わったばかりのまだ深夜と呼べる時間に舞阪港を出漁し、
4~5時間、黒潮とはそれほどに遠い沖に流れています。
舞阪より和歌山に戻る方が早いほどの距離の海にいることは、
誰でもその経験ができるわけではありません。

舞阪のカツオを手にいれる

漁徳丸の漁舷に広げられた曳縄竿に幾本も曳き縄を曳き、その先
のバケがカツオを誘い、ひとたび群れの上に乗れば休みなしの取り
込みとなるカツオ漁、そして舞阪に昼過ぎまでに戻る長いながい復
路を経て舞阪港にカツオが並ぶことを知るのです。

魚を食べる前にその現場を知れば、もっとカツオがうまくなる。
それを知ったならば伝えたいと思ったのです。

舞阪のカツオを手にいれる

漁徳丸の英治船長と出会い、声をかけていただいたからこそ経験で
きたことは、舞阪港に並ぶ魚がスタートではないこと。
その魚を獲る海が全ての始まりとなるのです。

今年も貴重な経験をさせていただいた漁徳丸の英治船長に感謝いた
します。そして僚船の仲間の皆さんにも多くの教えをいただいています。
共に感謝いたします。

さらに、南浜名湖あそび隊!は時にしばしば、よくあることに誤字脱字
が多い書き物を続けていますが、船名を間違えたり、お名前を間違え
たりを繰り返しています。その度に「船名は漁師の誇りなんだよ」と諫
めていただく英治船長に感謝しております。

※感謝:漁徳丸 英治船長



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